“藤原組長”こと藤原喜明さんの胃がん闘病…現在は?転移・再発はない?

プロレスラーの藤原喜明さん(70)は、2007年、58才のときに胃がんが発覚しました。

藤原喜明さんと言えば、プロレスラーとして活躍する一方、その強面(こわもて)な風貌とお茶目なキャラクターを活かし、バラエティ番組や映画・ドラマなどにも出演するタレントとして人気を獲得してきました。

そんな藤原喜明さんの胃がんの現在の状況は?再発や転移はない?

今回は、“藤原組長”の愛称で親しまれてきた藤原喜明さんの癌(がん)闘病の経緯、そして、藤原喜明さんを襲った「胃がん」について紹介します。

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胃がん闘病した藤原喜明さんのプロフィール


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●名前:藤原喜明(ふじわら よしあき)
●生年月日:1949年4月27日
●出身地:岩手県和賀郡江釣子村(現:北上市)

 

胃がん闘病した藤原喜明さんの経歴


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藤原喜明さんは、1972年、23歳のときに新日本プロレスに入門。

あのアントニオ猪木さんのスパーリングパートナーにも抜擢されました。

関節技を得意とし、“関節技の鬼”の異名で人気を獲得すると、1991年には「藤原組」を旗揚げしました。

また、プロレスラーのかたわらで、俳優・声優・イラスト・陶芸といったマルチな才能を発揮してきました。

 

藤原喜明さん、胃がん闘病の経緯


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藤原喜明さんは、2007年9月、58才のときに胃がんが発覚しました。

 

胃がんは自覚症状が出ることが少ないため、見つかったときには手遅れ…というケースもあるのですが、藤原さんの発見のきっかけもひょんなことからでした。

知り合いの快気祝いに出席した際、同席した年配の女性におすすめの病院を紹介されたといいます。

当時、藤原さんは、プロレスで長年酷使をしてきたことにより右肘を壊してしまい、その影響で指先もうまく動かせない状況だったところ、その年配の女性に「箸を使うのが下手ね」と冗談半分で指摘を受けたことから病院を紹介され、ついでに大腸検査や胃カメラ検査を受けたところ、たまたま胃の入り口部分に癌(がん)が見つかったそうです。

 

そして、翌月10月に、胃の切除手術を受けました。

手術では、胃の半分・胆のう・胆管も切除したといいます。

ちなみに、本来であれば胃を全て切除するのが理想だったそうですが、胃を全摘出してしまうと痩せてしまうため、プロレスをするためには胃の半分は残した方が良いと医師からのアドバイスを受けたそうです。

 

手術後は激しい痛みに襲われたといいます。

また、切除手術の後、検査によって癌(がん)がリンパ節に転移していることが確認されました。

胃がんの進行度合いは、ステージ3a。最終段階のステージ4の手前でした。

医師からは“あと1カ月遅かったらもうダメだった”と告げられたそうです。

 

藤原さんは退院後、抗がん剤治療へ。

抗がん剤治療は2年以上も続き、その副作用により筋トレをしても筋肉がつかなかったといいます。

藤原喜明さんが闘病した「胃がん」とは?


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それでは、藤原喜明さんが闘病した「胃がん」とはどのような病気なのでしょうか?

胃がんは、男性では2番目、女性では4番目に多いがんとされています。

胃がんで亡くなった方の数は、2013年時点で男性では2番目、女性では3番目ですが、以前と比べると、胃がんで亡くなる人の割合は減ってきているようです。

 

胃がん闘病した芸能人・有名人たち一覧

芸能人・有名人では、藤原喜明さん以外にも、これまで多くの方が胃がん闘病を経験されています。

 

武田信玄(戦国武将)

手塚治虫

中尾翔太(FANTATICS/EXILEファミリー)

宮川花子(宮川大輔・花子)

佐久間正英(音楽プロデューサー)

宮迫博之(雨上がり決死隊)

市村正親

赤松真人(広島東洋カープ)

黒木奈々(フリーアナウンサー)

渡辺謙 ※渡辺謙さんは、「白血病」も経験。

山本KID徳郁(格闘家)

王貞治(プロ野球)

高杢禎彦(元チェッカーズ)

▶小林克也(ラジオDJ) ※小林克也さんは、「前立腺がん」も経験。

佐藤B作

▶柴田直人(ANTHEM、ex.LOUDNESS)

▶松崎悦子(チェリッシュ)

▶浜木真紀子(国民的美魔女コンテスト ファイナリスト)

渥美二郎(演歌歌手)

▶加門亮

 

芸能人・有名人たちが闘病した「胃がん」とは?

それでは、あらためて芸能人・有名人の方たちが闘病した胃がんとは、どのような病気なのでしょうか?

以下は、がん研究の権威・国立がん研究センター がん情報サービス(https://ganjoho.jp/)からの引用です。

1.胃がんの症状

早い段階で自覚症状が出ることは少なく、進行していても無症状という場合もあります。

代表的な症状は、胃の痛み・不快感・違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振などがあります。

ただし、これらは胃がん特有の症状ではなく、胃炎や胃潰瘍(いかいよう)の場合でも起こります。

検査をしなければ確定はできません。

 

2.胃がんになる原因

喫煙や食生活などの生活習慣や、ヘリコバクターピロリ菌(※)の持続感染などが胃がん発生のリスクを高めるとされています。

食生活については、塩分の多い食品の過剰摂取や、野菜、果物の摂取不足がそのリスクを高めるとされています。

(※)ヘリコバクターピロリ菌…いわゆる“ピロリ菌”のことです。ピロリ菌は、感染すると胃の粘膜が傷つけられたり、胃の粘膜に炎症が起こります。ピロリ菌に感染している状態が続くことで、胃がんも含めて様々な病気を引き起こす可能性があると言われています。ピロリ菌は、薬で退治することができるので、胃に不快感を感じる場合は早めに医師への相談が必要です。

(引用元:国立がん研究センター がん情報サービス

 

胃がん闘病した藤原喜明さんの現在は?再発・転移はない?


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藤原喜明さんは、2020年4月現在、70歳です。

2007年に受けた手術から約13年が経過していますが、手術後の後遺症などはあるものの、胃がんの再発や転移などはないようです。

そして、抗がん剤の治療を終えたあとは復帰し、現在も、不定期ではありますがプロレスの試合に出場しています。

70歳にして、今なお、現役プロレスラーとして活躍しているのです!