加門亮さん、胃がん闘病の経緯
演歌歌手の加門亮さんは、2020年3月30日、癌(がん)による多機能不全により61歳でこの世を去りました。
加門亮さんと言えば、1995年『男の慕情』がヒットし、その年のNHK紅白歌合戦にも出場を果たしました。
今回は、加門亮さんの癌(がん)闘病の経緯、そして、全身に癌(がん)が転移するきっかけとなった「胃がん」について紹介します。
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目次
胃がん闘病した加門亮さんのプロフィール
●本名:梁瀬 茂(やなせ しげる)
●生年月日:昭和33年10月13日
●出身地:千葉
●血液型:B型
●趣味:書道・日本画・野球
●所属事務所:ホリデ―ジャパン
胃がん闘病した加門亮さんの経歴
加門亮さんは、作曲家・中村泰士氏の門下生となり、1988年に『海峡物語』でCDデビュー。
1995年に発売された『男の慕情』が大ヒットし、年末の『第46回NHK紅白歌合戦』にも出場を果たしました。
そして、1996年にリリースした『霧情のブルース』、さらには、翌年1997年リリースの『麗子』も大ヒットし、2年連続で日本有線大賞最多リクエスト曲賞を受賞しました。
加門亮さん胃がん闘病の経緯
加門亮さんは、2020年3月30日、癌(がん)による多機能不全により61歳でこの世を去りました。
一部メディアでは、“全身がん”による多機能不全という報道もありましたが、医学的に“全身がん”という種類の癌(がん)はありません。
もともとは、2019年3月に「胃がん」との診断を受け、余命2カ月の宣告を受けると、癌は、肺や脳などの全身に転移。
2019年は、治療のために入退院を繰り返していましたが、2020年3月30日に容態が急変し、帰らぬ人となってしまいました。
加門亮さんが闘病した「胃がん」とは?
それでは、加門亮さんが闘病していた「胃がん」とはどのような病気なのでしょうか?
胃がんは、男性では2番目、女性では4番目に多いがんとされています。
胃がんで亡くなった方の数は、2013年時点で男性では2番目、女性では3番目ですが、以前と比べると、胃がんで亡くなる人の割合は減ってきているようです。
胃がん闘病した芸能人・有名人たち一覧
芸能人・有名人では、加門亮さん以外にも、これまで多くの方が胃がん闘病を経験されています。
▶小林克也(ラジオDJ) ※小林克也さんは、「前立腺がん」も経験。
▶佐藤B作
芸能人・有名人たちが闘病した「胃がん」とは?
それでは、あらためて胃がんとはどのような病気なのでしょうか?
以下は、がん研究の権威・国立がん研究センター がん情報サービスホームページからの引用です。
(1)胃がんの症状
早い段階で自覚症状が出ることは少なく、進行していても無症状という場合もあります。
代表的な症状は、胃の痛み・不快感・違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振などがあります。
ただし、これらは胃がん特有の症状ではなく、胃炎や胃潰瘍(いかいよう)の場合でも起こります。
検査をしなければ確定はできません。
(2)胃がんになる原因
喫煙や食生活などの生活習慣や、ヘリコバクターピロリ菌(※)の持続感染などが胃がん発生のリスクを高めるとされています。
食生活については、塩分の多い食品の過剰摂取や、野菜、果物の摂取不足がそのリスクを高めるとされています。
(※)ヘリコバクターピロリ菌…いわゆる“ピロリ菌”のことです。ピロリ菌は、感染すると胃の粘膜が傷つけられたり、胃の粘膜に炎症が起こります。ピロリ菌に感染している状態が続くことで、胃がんも含めて様々な病気を引き起こす可能性があると言われています。ピロリ菌は、薬で退治することができるので、胃に不快感を感じる場合は早めに医師への相談が必要です。
参考:がんの治療費はどれくらい?
今回は、加門亮さんの胃がん闘病について紹介しました。
ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。
●胃がん:約61万円
●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●肺がん:約65万円
●直腸がん:約71万円
●肝がん:約59万円
出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査
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