子宮頸がん闘病した芸能人・有名人 一覧まとめ
(記事更新:2022年12月7日)
今回は、子宮頸がんを経験した芸能人・有名人の方を紹介します。
「子宮頸がん」は、20歳代の若年層が急激にかかるリスクの高い病気とも言われています。
1年間に約1万6千~1万7千人が診断され、約2千500人が亡くなっているというデータもあります。
この記事では、芸能人・有名人の方たちの子宮頸がん闘病に関する情報をきっかけに、少しでもがんやその備えに関する興味を持っていただけたら幸いです。
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目次
子宮頸がん闘病した芸能人・有名人
1.大竹しのぶ
女優の大竹しのぶさんは、1992年、35才のときに子宮頸がんと診断されました。
大竹さんは、1988年、ドラマ『男女7人秋物語』(1987年)で共演した明石家さんまさんと結婚。
がんが発覚したのは、ちょうど明石家さんと離婚をした1992年のこと。
がんの宣告を受けた当時、大竹さんは、子宮頸がんのこと公表しませんでした。
その理由とは?
2.高橋メアリージュン
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女優やモデルとして活躍する高橋メアリージュンさんは、2018年1月に発売された著書の中で、29歳の時に子宮頸がんに罹患し、その後、克服していたことを明かしました。
日本人とフィリピン人のハーフの高橋メアリージュンさんは、『CanCam』の専属モデルなどのモデル活動を始め、映画やドラマで現在も活躍中です。
著書では、ご家族の借金を高橋さんが返済していたという話や、2013年に患った潰瘍性大腸炎の経験など、高橋さんの美貌からは想像もできないほど壮絶な過去を告白していました。
▶高橋メアリージュンさんの子宮頸がん闘病の経緯を詳しく調べる
3.渡瀬マキ(LINDBERG)
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ロックバンド・LINDBERG(リンドバーグ)のボーカリスト・渡瀬マキさんは、1999年、30才のときに子宮頸がんの診断を受けました。
公表をしたのは、約15年後の2015年。
当時、ご長男を出産する前に子宮頸がんが発覚していたことを公表しました。
現在は、2児の母でもある渡瀬マキさんの闘病の経緯、そして気になる現在の状況は?
4.坂井泉水(ZARD)
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ZARDの坂井泉水さんは、2006年、39才の子宮頸がんと診断されました。
しかし、子宮頸がんと診断を受ける前から、子宮系の病気に悩まされてきた坂井さん。
坂井さんは、2007年5月、がん治療で入院していた病院内での転落事故により、40才という若さで亡くなってしまいましたが、坂井さんの魅力である“ミステリアスさ”ゆえに、当時は、壮絶ながん闘病が原因ではないか?と様々な憶測を呼び話題にもなりました。
その真相とは?
5.森昌子
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森昌子さんは、2008年、50才の時に子宮筋腫との診断を受け、さらに手術の際、子宮頸がんが発覚します。
森昌子さんと言えば、1970年代、同学年の山口百恵さん・桜田淳子さんとともに“花の中三トリオ”と呼ばれ、お茶の間のアイドルとして活躍。
前夫である森進一さんとの間に生まれた長男は、人気ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカリスト・Takaとして活躍されていることでも有名です
森さんは、もともと子宮筋腫ができやすい体質だったそうで、医師からは再発リスクと体への負担から、子宮の全摘出を勧められていたそうです。
しかし、森さんは、子宮全摘出をすぐには決断できなかったといいます。
―“この50数年間、自分の体とともに歩んできたので、一概に「わかりました」とは言えませんでした”― と考えた森さん。
そして、森さんが出した答えとは?
▶森昌子さんの子宮頸がん闘病の経緯を詳しく調べる
6.古村比呂
女優の古村比呂さんは、2012年、46歳のときに子宮頸がんが発覚します。
女優活動を続けながら、現在も闘病生活を送っている古村さん。
これまでの闘病の経緯、そして、気になる現在は?
7.尾崎亜衣
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尾崎亜衣さんと言えば、尾崎亜衣(姉)・由衣(妹)の美人双子姉妹として、かつては“第2のマナカナ”とも呼ばれ、芸能界で注目を集めました。
そんな尾崎亜衣さんが子宮頸がんを発症したのは、2018年、34歳のとき。
子宮・卵巣の全摘出手術を受けていたことも明らかにしました。
8.原千晶
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タレントの原千晶さんは、2005年、31才のときに子宮頸がんと診断されます。
医師からは、子宮全摘出を勧められましたが、子供が産めなくなってしまうと考えた原さん…原さんが、出したその答えは?
さらに、その4年後には、がんの再発・転移も発覚してしまいます。
原千晶さんの気になる現在は?
9.三田佳子
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女優の三田佳子さんは、1996年、54歳の時に子宮体がんを発症しました。
三田佳子さんと言えば、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞やブルーリボン賞など演技力の評価はもちろん、好感度も高い女優さんとして1990年代には“CM女王”として活躍しされてきた女優さんです。
三田さんが闘病した「子宮体がん」は、胎児を育てる子宮の内側にある子宮内膜から発生するがんです。
10.堀越のり
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グラビアタレントとして活躍した堀越のりさんが子宮頸がんを発症したのは、2012年、30歳の頃。
婦人科で子宮頸がん検診を受けた際に陽性の判定を受けましたが、その進行度合は、早期段階のものでした。
しかし、事務所にも迷惑をかけてはいけないと一切病気のことは伝えずにホリプロからの退所を決断したといいます。
11.仁科亜季子
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女優の仁科亜季子さんは、1991年、38歳のときに子宮頸がんが発覚します。
仁科亜季子さんと言えば、元夫は俳優の松方弘樹さん、息子にはタレントの仁科克基さん、娘には女優の仁科仁美さんらを持つ“芸能一家”としても知られています。
発見のきっかけは、何気なく受けた内科検診だったといいます。
2011年には、娘の仁科仁美さんとともに、子宮頸がん・乳がん検診のキャンペーンに親子そろって啓もう活動をするなど、自身の闘病経験を生かした活動も行っていた仁科さん。
12.SHAL(シャル)
画像:THE UNCROWNED 公式HPより
女性ボーカリスト・SHAL(シャル)さんは、2022年8月5日、がん闘病の末、この世を去りました。
SHALさんが在籍するハードロックバンド「THE UNCROWNED」は、2016年にハードロック/ヘビーメタル専門誌「BURRN!」のブライテスト・ホープ部門にノミネートされるなど、今後の活躍が大いに期待されていました。
SHALさんは、生前、自身の闘病の状況をSNSを通じて積極的に発信し、その前向きに病気と闘う姿に、多くの人たちが心を動かされていましたが、願いはかなわず…。
13.中野聡子(日本エレキテル連合)
お笑いコンビ・日本エレキテル連合の中野聡子さんは、2022年11月、子宮頸がんを公表しました。
日本エレキテル連合と言えば、“ダメよ~、ダメダメ”のギャグで一世を風靡した女性2人組の有名お笑いコンビです。
気になる中野さんの現在の病状は?
▶中野聡子さん(日本エレキテル連合)の子宮頸がん、その闘病の経緯とは?
芸能人たちが闘病した「子宮頸がん」とは?
今回は、子宮頸がんになった芸能人・有名人の方を紹介しました。
それでは、そもそも彼女たちが闘病してきた「子宮頸がん」とは、どのような病気なのでしょうか?
以下は、がん研究の権威・国立がん研究センターホームページ(https://ganjoho.jp/)からの参考・引用です。
1.子宮頸がんとは
婦人科のがんで最も多い子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がんがあります。子宮体がんは子宮内膜がんともよばれ、胎児を育てる子宮体部の内側にある子宮内膜から発生します。
一方、子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部とよばれる部分から発生します。子宮の入り口付近に発生することが多いので、普通の婦人科の診察で観察や検査がしやすいため、発見されやすいがんです。
また、早期に発見すれば比較的治療しやすく予後のよいがんですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要といえます。
2.子宮頸がんの発生要因
子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papillomavirus)の感染が関連しています。
HPVは、性交渉で感染することが知られているウイルスです。子宮頸がんの患者さんの90%以上からHPVが検出されることが知られています。
HPV感染そのものはまれではなく、感染しても、多くの場合、症状のないうちにHPVが排除されると考えられています。HPVが排除されず感染が続くと、一部に子宮頸がんの前がん病変や子宮頸がんが発生すると考えられています。
また喫煙も、子宮頸がんの危険因子であることがわかっています。
HPVには複数の型がありますが、最近、一部の型のHPV感染を予防できるワクチンが使用可能になっています。たとえ、ワクチン接種を受けた場合であっても、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。
3.子宮頸がんの症状
子宮頸がんは、異形成(いけいせい)という前がん状態を経てがん化することが知られており、がん細胞に進行する前に、正常でない細胞(異型細胞というがん細胞になる前の細胞)の状態を細胞診という検査で見つけることができます。つまり、無症状の時から婦人科の診察や集団検診などで早めに発見することが可能です。
初期の子宮頸がんは、普通は全く症状がありません。特に症状がなくても、20歳を過ぎたら、2年に1回子宮がんの検診を受けることが勧められています。
月経中でないときや性行為の際に出血したり、普段と違うおりものが増える、月経血の量が増えたり月経期間が長引くなど気に掛かる症状があるときは、ためらわずに早めに受診することで早期発見につながります。早期に発見することができれば、子宮頸がんは比較的予後のよいがんです。
4.子宮頸がん検診について
イラスト:子宮がんの検査をしている患者さんの様子(「いらすとや」より)
子宮頸がん検診は、科学的な方法により、がん検診として効果があると評価されており、検診の実施による死亡率の減少が明らかになっています。
20歳以上の女性では、2年に1回、細胞診による子宮頸がん検診の受診が推奨されています。
出典・引用:国立がん研究センターがん情報サービス
参考:がんの治療費はどれくらい?
ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。
●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●胃がん:約61万円
●肺がん:約65万円
●直腸がん:約71万円
●肝がん:約59万円
出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査
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