悪性リンパ腫になった芸能人・有名人たちまとめ
(更新日:2020年10月29日)
今回は、悪性リンパ腫になった芸能人・有名人の方を紹介します。
悪性リンパ腫は、血液細胞に由来するがんの1つで、白血球の一種であるリンパ球が“がん化”した病気です。
現在、悪性リンパ腫にかかる方の割合は、年間10万人あたりのうち約10人と言われています。
この記事では、「悪性リンパ腫」という病気について、そして、芸能人・有名人の方たちの闘病に関する情報をきっかけに、少しでも癌やその備えに関する興味を持っていただけたら幸いです。
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目次
悪性リンパ腫になった芸能人・有名人たちまとめ
1.安本彩花(私立恵比寿中学)
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私立恵比寿中学=“エビ中”として知られるアイドルグループのメンバー・安本彩花さんは、2020年10月29日、悪性リンパ腫との診断を受けたことを公表しました。
安本彩花さんは、1998年6月27日生まれの22歳。
2009年、エビ中のデビュー当時からグループを支えてきたメンバーです。
2.石ノ森章太郎
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石ノ森章太郎さんは、1998年1月、60歳の時に悪性リンパ腫による心不全で亡くなりました。
石ノ森さんと言えば、“漫画の王様”と呼ばれ、「仮面ライダー」「ゴレンジャー」「サイボーグ009」「HOTEL」など数々の漫画作品を世に送り出した巨匠です。
石ノ森さんの手によって生み出された仮面ライダー(1971年~)や戦隊ヒーローシリーズ(1975年~)は、誕生から間もなく50年、40年が経とうとしていますが、その魂は現在までも受け継がれています。
3.青島幸男
俳優や映画監督、また、政治家など幅広いフィールドでの活躍した青島幸男さんは、2006年12月20日、74歳のときに「骨髄異形成症候群」という病気によってこの世を去りました。
この「骨髄異形成症候群」という病気の原因になったと言われているのが、都知事として出馬する3年前、1991年に発覚した悪性リンパ腫でした。
また、マルチな才能で昭和~平成の時代を一世風靡した青島幸男さんでしたが、学生時代、結核の病気を患うなど苦労も多かったようです。
しかし、その経験が、世間でブームを起こすきっかけに…その理由とは?
4.浅利慶太(元 劇団四季代表)
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元劇団四季代表で演出家の浅利慶太さんは、2018年7月、85才の時に悪性リンパ腫により亡くなりました。
浅利慶太さんは、今から66年前の1953年7月、浅利さん自身が在籍していた慶應義塾大学や東京大学の学生を中心に演劇チームである劇団四季を結成。
1983年に初公演が行われた『キャッツ』が大成功を収め、その後も『ライオンキング』『美女と野獣』などディズニー作品や、『アイーダ』、『ウィキッド』など最新の海外ミュージカル作品を上演。
演出家・芸術総監督・社長として、劇団四季を日本で唯一無二のエンターテイメント集団へと導いてきました。
5.浅井良二(浅井企画・前社長)
芸能事務所「浅井企画」の前社長・浅井良二さん(享年83才)は、2018年10月9日、悪性リンパ腫による多臓器不全により亡くなりました。
浅井良二さんと言えば、今や芸能界の大御所・萩本欽一さんがまだ無名だった頃からその才能を見抜き、浅井企画を設立した人物。
その後、小堺一機さん、関根勤さん、キャイ~ンなど大物タレントを育て上げた大手芸能事務所の社長として、多くの芸能人や芸能関係者から慕われてきました。
6.都啓一(SOPHIA/Rayflower)
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都啓一さんは、現在も活動中のロックバンド・Rayflower、そして、90年代に一躍ブレイクを果たしたSOPHIA(ソフィア)のキーボーティストです。
SOPHIAは、1997年にリリースされた『街』が大ヒットし、デビュー3年目で武道館ライブを成功させるなど、当時流行していたビジュアル系バンドの中でも中心的なポジションに位置しているカリスマ的なバンドでした。
そのSOPHIAの独特なバンドサウンドを支えてきたキーボーティストの都さんが、悪性リンパ腫の一種である「濾胞性(ろほうせい)リンパ腫」との診断を受けたのは、2010年2月、38才のときでした。
しかも、がんの進行具合は、末期と言われる「ステージ4」だったのです。
気になる都啓一さんの現在は?濾胞性リンパ腫とは?
7.元フジテレビアナウンサー・笠井信輔
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元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーとして活動する笠井信輔さんは、2019年12月、56歳のときに悪性リンパ腫の診断を受けました。
笠井信輔アナと言えば、フジテレビの朝の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』などに出演し、“朝の顔”として人気を獲得。
2019年9月末にはフジテレビを退職し、フリーアナウンサーへ転身した矢先の出来事でした。
現在の笠井アナの容態は…?
芸能人が闘病した「悪性リンパ腫」ってどんな病気?
今回は、悪性リンパ腫になった芸能人・有名人の方を紹介しました。
それでは、そもそも悪性リンパ腫とはどのような病気なのでしょうか?
以下は、がん研究の権威・国立がん研究センターホームページ(https://ganjoho.jp/)からの引用です。
1.悪性リンパ腫とは?
悪性リンパ腫は、血液細胞に由来するがんの1つで、白血球の1種であるリンパ球ががん化した病気です。全身のいずれの場所にも病変が発生する可能性があり、多くの場合は頸部(けいぶ)、 腋窩(えきか)、 鼠径(そけい)などのリンパ節の腫(は)れが起こりますが、消化管、眼窩(がんか:眼球が入っている骨のくぼみ)、肺、脳などリンパ節以外の臓器にも発生することがあります。
2.悪性リンパ腫の症状
首や腋(わき)の下、足の付け根などリンパ節の多いところに、通常は痛みのないしこりとしてあらわれます。
数週から数カ月かけ持続的に増大して縮小せずに病状が進むと、このしこりや腫れは全身に広がり、進行するに従って全身的な症状がみられるようになります。全身的な症状としては発熱、体重の減少、盗汗(とうかん:顕著な寝汗)を伴うことがあり、これらの3つの症状を「B症状」といいます。
その他には、体のかゆみや皮膚の発疹、腫瘤(しゅりゅう)により気道や血管、脊髄(せきずい)などの臓器が圧迫されると、気道閉塞、血流障害、麻痺(まひ)などの症状があらわれ、緊急で治療が必要な場合もあります。
3.悪性リンパ腫の原因
発症の原因はまだ明らかではありませんが、細胞内の遺伝子に変異が加わり、がん遺伝子が活性化することで発症すると考えられています。
また、一部にはウイルス感染症が関係することや、免疫不全者に多いことが知られています。
参考:がんの治療費はどれくらい?
今回は、悪性リンパ腫になった芸能人・有名人の方、そして悪性リンパ腫という病気について紹介しました。
ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。
●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●胃がん:約61万円
●肺がん:約65万円
●直腸がん:約71万円
●肝がん:約59万円
出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査
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