愛川欽也さんの肺がん闘病の経緯
タレントの愛川欽也さんは、2015年4月、肺がんにより、80歳でこの世を去りました。
愛川欽也さんと言えば、“キンキン”の愛称で親しまれ、俳優やバラエティ番組の名司会者として活躍した人物です。
“おまっとさんでした”の挨拶が有名となった『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)では、世界最高齢の情報番組司会者としてギネス記録にも認定されました。
今回は、そんな愛川欽也さんの肺がん闘病の経緯、そして愛川欽也さんが闘病した「肺がん」について紹介します。
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目次
肺がん闘病した愛川欽也さんのプロフィール
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●生年月日:1934年6月25日
●出身地:東京都豊島区
肺がん闘病した愛川欽也さんの経歴
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愛川欽也さんは、高校卒業後、俳優を志し、俳優座養成所に入所すると、主に舞台俳優や声優としてキャリアを積んでいきます。
1971年には、ラジオ深夜番組『パックインミュージック』でパーソナリティを務め、若い世代からの人気を獲得すると、この頃から“キンキン”の愛称で親しまれるようになりました。
1974年からは、当時、一世を風靡した伝説の深夜番組『11PM』では、大橋巨泉さんと共に司会者を務め、この番組を機に司会者としての人気を確固たるものとしました。
また、菅原文太さん主演の大ヒットシリーズ映画『トラック野郎』では、主人公の相棒・やもめのジョナサンを演じ、俳優としても活躍しました。
1981年には、『なるほど!ザ・ワールド』の司会に抜擢され、愛川さんはさらに大ブレイク。
楠田枝里子さんとの息のあった司会で、15年続く人気番組となり、愛川さんが若い世代から大人までお茶の間から愛されるタレントに。
そして、1995年からは、『出没!アド街ック天国』もスタートし、亡くなる直前の2015年3月まで約20年間にも渡って司会者を務めました。
2014年には、世界最高齢の情報番組司会者としてギネス記録にも認定されました。
プライベートでは、1978年、『きんきんケロンパ歌謡曲』(1972年~1974年)の司会者として共演したタレントのうつみ宮土理さんと結婚し、晩年は、おしどり夫婦としても有名でした。
愛川欽也さんの肺がん闘病の経緯
愛川欽也さんは、2015年4月15日、肺がんにより、80歳でこの世を去りました。
愛川さんは、2014年の冬頃から体調の不調を訴え、検査の結果、肺がんが発覚しました。
しかし、“根っからの仕事人間”と呼ばれるほど仕事への情熱を持っていた愛川さんは、がん発覚後も仕事を続けます。
『出没!アド街ック天国』は、2015年3月7日放送分で1,000回放送を迎え、この回を以て20年間務めた司会者を急遽降板しました。
肺がん発覚後も、日常生活には大きな支障なく生活していた様子だったという愛川さんでしたが、2015年4月に入り、容態が急減。
それでも、自身の希望により手術や入院を嫌がり、妻のうつみ宮土理さんの看護にも支えられながら、自宅での療養を選択。
その後、愛川さんは、歩くことも難しくなり寝たきりの生活を送っていましたが、4月15日、自宅で最期を迎えました。
所属事務所によると、愛川さんは、息を引き取る直前まで「仕事に行こう」と寝言のように言っていたそうです。
愛川欽也さんが闘病した「肺がん」とは?
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今回は、愛川欽也さんの肺がん闘病の経緯を紹介しました。
ところで、愛川欽也さんが闘病した“肺がん”とは、どのような病気なのでしょうか?
愛川欽也さんさんと同じく、これまで肺がん闘病をした芸能人・有名人の方たちも多くいます。
肺がん闘病した芸能人・有名人たち
芸能人・有名人たちが闘病した「肺がん」とは?
それでは、あらためて芸能人・有名人たちが闘病した肺がんとはどのような病気なのでしょうか?
肺がんは、年間約12万人もの方が診断される病気で、癌(がん)の種類別では、男性で1番、女性では2番目に死亡者数の多いがんの種類となっています(2018年)。
男女ともに60歳頃から急激に増加しはじめ、特に男性については罹患率・死亡率ともに女性の2,3倍にもなります。
以下は、がん研究の権威・国立がん研究センター がん情報サービスからの引用です。
【肺がんとは】
肺がんとは、気管支や肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したものです。
進行すると、がん細胞が周りの組織を破壊しながら増殖し、血液やリンパ液の流れに乗って広がっていきます。
転移しやすい場所は、リンパ節、脳、肝臓、副腎、骨です。
【肺がんの症状】
肺がんは早期ではほぼ無症状です。病状の進行とともに、咳(せき)、痰(たん)、血痰、発熱、呼吸困難、胸痛などの呼吸器症状があらわれます。
しかし、これらは必ずしも肺がんに特有のものではないため、他の呼吸器疾患と区別がつかないこともあります。
複数の症状がみられたり、長引いたりして気になった場合は早めに医療機関を受診することが大切です。
その他には、腫瘍が特殊な物質を産生することによる、あるいは免疫反応による影響で起こる症状があります。
それらは「腫瘍随伴(ずいはん)症候群」と呼ばれ、他のがんと比べて肺がんでは比較的多く発症します。
症状としては、肥満、ムーンフェイス(顔が満月のように丸くなる)、食欲不振、神経症状、意識障害などがあります。
また、進行の程度に関わらず症状がほとんどみられない場合もあり、検診などの胸部X線検査やCT検査によって発見されることもあります。
喫煙は肺がんとの関連が非常に大きいので、喫煙歴のある40歳以上の人は、症状がみられない場合でも特に注意が必要です。
(引用:国立がん研究センターがん情報サービスホームページより)
参考:がんの治療費はどれくらい?
ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。
●肺がん:約65万円
●直腸がん(大腸がん):約71万円
●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●胃がん:約61万円
●肝がん:約59万円
(出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査)
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