松田優作さん、膀胱がん闘病の経緯

松田優作さんは、1989年11月、40才のときに膀胱(ぼうこう)がんの腰部転移によりこの世を去りました。

松田優作さんと言えば、『太陽にほえろ!』や『探偵物語』などの代表作に出演し、カリスマ的な俳優として人気を誇った人物です。

同じく俳優として活躍している松田龍平さん(長男)・松田翔太さん(次男)を息子に持ち、松田優作さんが亡くなられた現在でも話題となるタレントです。

今回は、そんな松田優作さんの膀胱がん闘病の経緯、そして松田優作さんが闘病した「膀胱がん」について紹介します。

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膀胱がん闘病した松田優作さんのプロフィール


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●生年月日:1949年9月21日
●出身地:山口県下関市
●身長:185cm
●血液型:A型

膀胱がん闘病した松田優作さんの経歴


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松田優作さんは、1972年、関東学院大学在学中、劇団『文学座』へ付属演技研究所12期生として入団。役者活動に専念するため大学を中退すると、翌年には、刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(1973年)に“ジーパン刑事”としてレギュラー出演を果たします。同ドラマでは、松田さんの演技、そして「なんじゃこりゃぁ!?」という殉職シーンが話題に。

その後も東宝映画『狼の紋章』(1972年/主演:志垣太郎)で映画初出演、『竜馬暗殺』(1974年/主演:原田芳雄)では時代劇に初出演し、俳優としてのキャリアを拡げていきました。

 


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1979年には、松田優作さんの代表作でもある角川映画『蘇える金狼』、テレビドラマ『探偵物語』で主演を演じ話題となり、人気俳優としての地位を不動のものとしました。

気迫あふれる演技力はもちろん、俳優としての信念やこだわりを追及していくスタイルやそのカリスマぶりは、後進の俳優に大きな影響を与えました。竹中直人さん、織田裕二さん、木村拓哉さんなどもその1人ですが、木村拓哉さんはバラエティ番組で松田優作さんを何度も演じたことで、リアルタイムを知らない若い世代にも松田優作さんの存在が知られるようになりました。

松田優作さんの膀胱がん闘病の経緯


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松田優作さんは、1986年頃に膀胱がんを発症していることが発覚し、摘出手術を受けました。

しかし、2年後の1988年、尿に血が混じり、激痛を感じたことをきっかけに検査入院をすると、膀胱がんが再発していることがわかりました。

松田さんは、『ブラック・レイン』(1989年)でハリウッド映画デビューを果たしますが、自身ががんに冒されていることを知りながら撮影に臨み、延命治療も拒んでいたそうです。

『ブラック・レイン』では、マイケル・ダグラス、高倉健さんなどが出演。松田さんは殺人犯として追われる凶暴なヤクザを演じ、松田さんの迫真の演技は国際的にも高い評価を獲得することとなりました。

そして、すでにハリウッドの次回作への出演オファーも来ていたといいますが、1989年11月6日、入院していた都内の西窪病院(武蔵野市)で膀胱がんの腰部転移によりこの世を去りました。

通夜には芸能人関係者を含め800人以上が参列し、享年40才というあまりにも早すぎる死を迎えた松田優作さんを悼みました。

松田優作さんが闘病した「膀胱がん」とは?


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それでは、松田優作さんが闘病した「膀胱がん」とは、どんな病気なのでしょうか?

膀胱がんについて、そして松田さんと同じく膀胱がん闘病した有名人の方を紹介します。

「膀胱がん」とは?

1.そもそも「膀胱」って?
そもそも膀胱は、骨盤内にある臓器です。
腎臓でつくられた尿が腎盂(じんう)、尿管を経由して運ばれた後、一時的に貯留する役割を果たしています。
そして、尿が漏れ出ないよう一時的にためる働き(蓄尿機能)と、ある程度の尿がたまると尿意を感じ尿を排出する働き(排尿機能)があります。

2.「膀胱がん」とは?
膀胱がんは、尿路上皮が、がん化することによって引き起こされます。
日本における膀胱がんの罹患率(膀胱がんにかかる割合)は、10万人あたり16.1人(2012年全国推計値)。
膀胱がんの罹患数は、推定で2万1,300人(男性:16,300人、女性:5,000人)と報告されています。(2015年)
男女とも60歳代から膀胱がんになるリスクが高くなり、特に男性は、女性の4倍にもなります。
膀胱がんは、(1)筋層非浸潤性がん、(2)筋層浸潤性がん、(3)転移性がんの3つのタイプに分類されます。

3.「膀胱がん」の症状は?
膀胱がんの一般的な症状は、赤色や茶色の尿、つまり血尿が出ることです。小倉さんも、まさに少量の血尿をきっかけに即検査を受け、膀胱がんを発見することができました。
他にも、頻尿、排尿時痛、下腹部の痛みなどがあることもあり、これらの症状は膀胱炎とも非常に似ています。さらに、膀胱がんが広がり尿管口を閉塞するようになると、尿の流れが妨げられ尿管や腎盂が拡張し、背中の鈍痛(背部痛)を感じることもあります。
いずれにしても、症状があればすぐに医療機関で受診を行い、早期に治療する必要があります。

4.「膀胱がん」の原因は?
膀胱がんになる原因は様々あるとされていますが、確立されたリスク要因の1つは、「喫煙」と言われています。男性の50%以上、女性では約30%の膀胱がんが、喫煙のために発生すると報告されています。他にも、危険物質にさらされる職業やフェナセチン含有鎮痛剤、シクロフォスファミド、骨盤内臓器に対する放射線治療の際の膀胱への被曝などが挙げられています。

引用:国立がん研究センター情報サービス

 

松田優作さんは、ヘビースモーカーとしても知られていましたので、少なからず膀胱がんに影響を与えていたのかもしれません。

膀胱がん闘病した芸能人・有名人

有名人や芸能人の中には、松田優作さんと同じく膀胱がん闘病を経験されている方たちがいます。

小倉智昭

竹原慎二(元プロボクサー)

やなせたかし(漫画家・絵本作家)

 

 

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