ラクリマ・KOJIさん、食道がん闘病を公表…現在は?

 

ヴィジュアル系バンド・「La’cryma Christi(ラクリマ・クリスティ)」のギタリストとして知られるKOJI(コージ)さんが、2020年7月13日に食道がんを公表しました。

ラクリマ・クリスティと言えば、“ラクリマ”の愛称で2000年前後に大ヒットしたヴィジュアル系バンド。

KOJIさんは、彼らの最大のヒット曲『未来航路』を作曲したメンバーであり、テクニカルなギタープレイとその甘いルックスで多くの人気を獲得していました。

現在、KOJIさんは、“ALICE IN MENSWEAR(アリスインメンズウェア)”という2人組のユニットとして活動をしており、同ユニットは、昨年から本格始動し始めたところでした。

気になるKOJIさんの現在の容態は…?今回は、食道がん闘病を公表したラクリマクリスティ/ALICE IN MENSWEARのギタリスト・KOJIさんの現在、そしてKOJIさんが闘病している「食道がん」について紹介します。

 

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食道がんを公表したラクリマ・KOJIさんのプロフィール


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●誕生日:4月12日(年齢は非公開)
●出身地:大阪府
●血液型:A型

食道がんを公表したラクリマ・KOJIさんの経歴


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大阪府出身のKOJIさんは、1991年、同郷のメンバーを中心に「La’cryma Christi(ラクリマ・クリスティ)」の前身バンドとなる「STRIPPE-D-LADY」を結成。1994年、メンバーチェンジなどを経てバンド名を「La’cryma Christi」へと改名し、1997年5月にポリドール(現ユニバーサル)からメジャーを果たしました。

ちなみに、“La’cryma Christi”とは、ラテン語で「キリストの涙」という意味を表します。『笑っていいとも』に出演した際は、“La’cryma Christi”という同じ名前を冠したワインを、メンバーからタモリさんにプレゼントして話題となりました。

 

↓こちらが、ワインの“ラクリマクリスティ”

 

La’cryma Christiは、GLAYやラルク・アン・シエルを筆頭にヴィジュアル系バンド全盛を迎えた1998年にリリースした『With-you』が、初のオリコンベスト10入り。さらに同年リリースした『未来航路』『In Forest』が大ヒットし、誰もが知るバンドとしてブレイクを果たしました。

KOJIさんは、イケメンギタリストとして女性ファンから多くの人気を獲得しつつも、ハードロックプレイヤーから影響を受けたテクニカルなギタープレイ、作曲の才能が注目を集め、バンドマンなどの男性からも強い支持を得ることとなりました。

そして、2005年、KOJIさんは、音楽の方向性の違いを理由に同バンドを脱退。その後、ギタリストとしてALFEEの高見沢俊彦氏のサポート活動などを経て、2018年、元MASCHERA(マスケラ)のMICHI氏とのユニット「ALICE IN MENSWEAR」を結成。同ユニットは、2019年に全国ツアーを敢行し無事終了を迎えると、今年2020年にはさらに様々なライブイベントが控えていました。

ラクリマ・KOJIさん、食道がん闘病を公表…現在は?


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ALICE IN MENSWEARとしてのライブイベントを8月に控えていたKOJIさん。

しかし、2020年7月13日、ALICE IN MENSWEARのホームページで、KOJIさんは食道がんと診断されたことを公表しました。

KOJIさんのコメントによると、KOJIさんは「5月の末くらいから物を飲み込む時に飲み込みにくくなるという違和感を感じ、すぐに病院に行き、検査を繰り返して来ました」とのこと。

また、「現在は設備の整った大きな病院で抗ガン剤の治療と手術に向けての準備をしています。他の場所への転移は見つからず、食道にある腫瘍を取り除く手術を行えば再発の可能性は非常に低いという事です」とコメントしました。

尚、発見された食道がんは、転移などはなく、まずは抗がん剤治療を行い腫瘍を小さくしてから、状況を見て切除手術をすることが明かされています。

そして、KOJIさんは、治療とリハビリに専念するため、ALICE IN MENSWEARとして予定していたライブやイベントの中止を発表しました。

ラクリマ・KOJIさんのコメント

突然の発表で驚かせてしまい申し訳ありません。

5月の末くらいから物を飲み込む時に飲み込みにくくなるという違和感を感じ、すぐに病院に行き、検査を繰り返して来ました。
飲み込む時に水を一緒に飲まないと胸でつっかえるというような感じで、このような症状は「食道ガン」か「逆流性食道炎」の可能性があるとの診断でした。
その後胃カメラの診察で食道ガンである事が発覚し、現在は設備の整った大きな病院で抗ガン剤の治療と手術に向けての準備をしています。

なお他の場所への転移は見つからず、食道にある腫瘍を取り除く手術を行えば再発の可能性は非常に低いという事です。自分自身の心境としまして、起こった事を冷静に受け止めて、治療に専念しようと思っています。

今回の報告において、病名を聞いた時にmichi.やファンのみんな、スタッフの顔が浮かびました。
事実を伝えるとショックを受けるだろうし、悲しいというようなマイナスな気持ちにさせてしまうであろうと思うと胸が痛いです。手術を要さない治療の可能性も諦めてはいなかったので、報告がこのタイミングになってしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

今後は前を向いて病気と向き合って行きます。大好きな音楽、ギター、ライブを今までと変わらずに楽しめるように、しっかりと治療し、回復に努めてまいります。
ご心配をおかけしますが、必ず元気になってまたステージに戻って来たいと思いますので、少しばかりお時間を頂けたらと思います。

ALICE IN MENSWEAR KOJI

引用:ALICE IN MENSWEARホームページより

ラクリマ・KOJIさんが公表した「食道がん」とは?


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適切な治療を行えば、再発の可能性は低いと自身でコメントしているKOJIさんですが、コロナ禍での闘病ということもあり、ファンから多くの心配と応援の声が届ているようです。

ところで、KOJIさんが闘病している「食道がん」とは、どのような病気なのでしょうか?

食道がんと言えば、これまで桑田佳祐さんや野口五郎さんなどが闘病している癌(がん)です。

ここからは、KOJIさんが闘病している「食道がん」について、そして食道がん闘病した芸能人・有名人について紹介します。

 

参考:食道がん闘病した芸能人・有名人は?

武藤昭平(勝手にしやがれ)

桑田佳祐(サザンオールスタ―ズ)

小澤征爾(指揮者)

赤塚不二夫

藤田まこと

大内義昭(「愛が生まれた日」歌手、音楽プロデューサー)

野口五郎

 

参考:「食道がん」とは?

それでは、あらためて、KOJIさんが公表した「食道がん」とは、どのような病気なのでしょうか?

以下は、がん研究の権威・国立がん研究センターホームページ(https://ganjoho.jp/)からの引用です。

1.食道がんとは?

食道がんは、食道の内面をおおっている粘膜の表面にある上皮から発生します。
食道の内面をおおっている粘膜から発生したがんは、大きくなると粘膜下層に広がり、さらにその下の筋層に入り込みます。もっと大きくなると、食道の壁を貫いて食道の外まで広がっていきます。食道の周囲には、気管・気管支や肺、大動脈、心臓など重要な臓器が近接しているので、がんが大きくなるとこれらの臓器に広がります。

また、食道の壁の中と周囲には、リンパ管や血管がたくさんあります。そのため、がん細胞がリンパ液や血液の流れに入り込んで食道を離れ、食道とは別のところに流れ着いてそこで増え始め転移します。リンパの流れに乗ったがん細胞が、リンパ節にたどり着いてかたまりを作ったり、食道の周りのリンパ節だけではなく腹部や首のリンパ節にも転移することがあります。

そして、血液の流れに入り込んだがん細胞は、肝臓、肺、骨などにも転移していくリスクもあるのです。

【食道の構造】

2.食道がんにかかる率が高いのは?

一生涯の間に、食道がんになるリスクは、男性で2%、女性で0.4%。
死亡リスクは、男女ともにその半分で、男性は1%、女性0.2は%です。
食道がんになる確率、死亡率ともに男性のほうが高く、女性の5倍以上となっています。

また、男女ともに、40歳代後半以降に増加し始める傾向にあり、特に男性は女性に比べて急激にリスクが増加します。

 

3.食道がんの症状は?

食道がんは、初期の段階では自覚症状がないことが多く、健康診断や人間ドックのときに内視鏡検査などで発見されるケースが約20%と言われています。
無症状で発見された食道がんは、早期の段階であることが多く、治る確率も高くなります。

しかし、以下のような症状がある場合は、腫瘍が大きくなり進行している可能性もあります。

1.食道がしみるような感覚
2.食物がつかえるような感覚
3.体重減少
4.胸痛・背部痛
5.せき
6.声のかすれ

 

4.食道がんの原因は?

喫煙、飲酒、熱い飲み物や食べ物が、食道がんのリスクを高めるとされています。

特に、日本人に多い「扁平上皮がん」(へんぺいじょうひがん…体の表面や食道などの内部が空洞になっている臓器の内側の粘膜組織から発生するがん)は、喫煙と飲酒の関連が強く、お酒を飲みながらタバコを吸うと食道がんのリスクがさらに高まることも報告されています。
また、少ないお酒の量ですぐ顔が赤くなってしまう方は、徐々に飲酒に慣れてきてその量が増えると、食道がんになるリスクは、通常の人の何10倍にも高まるという報告もあります。

逆に喫煙や飲酒の習慣がない人が食道がんになることは、ほとんどありません。
喫煙者は禁煙、飲酒は適量、熱い食べ物・飲み物は覚ましてから口にする…という基本的な習慣が予防になります。
また、野菜(でんぷん質のもの除く)や果物、βカロテンやビタミンCを含む食品の積極的な摂取も予防に良いとされています。

画像・引用:国立がん研究センターがん情報サービス 食道がん

参考:がんの治療費はどれくらい?

さて、今回は、ラクリマクリスティのギタリストで、現在はALICE IN MENSWEARで活躍するKOJIさんの食道がん闘病について紹介しました。

ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。

●直腸がん(大腸がん):約71万円
●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●胃がん:約61万円
●肺がん:約65万円
●肝がん:約59万円
出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査

 

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