希少がん・GIST(消化管間質腫瘍)闘病を経験した芸能人

 

当サイト『芸能人のがん闘病から学ぶ がん保険の教科書』では、がん闘病経験のある芸能人・有名人の方を紹介しています。

今回は、希少がん・GIST(消化管間質腫瘍)闘病を経験した芸能人・有名人の方たちを紹介いたします。

「GIST」(ジスト)とは、どのような病気なのでしょうか?

また、闘病経験をした芸能人・有名人の方たちの現在は…?

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希少がん・GIST闘病を経験した芸能人・有名人まとめ

(1)萩原健一さん、約8年にも及ぶ希少がん・GIST闘病の末に…


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萩原健一さんと言えば、”ショーケン”として親しまれ、俳優や歌手として活躍してきた人物です。

1972年に出演したテレビドラマ『太陽にほえろ!』では、新人刑事の”マカロニ”として人気を獲得し、俳優としての大ブレイク。

その後も『傷だらけの天使』(1974年)や『前略おふくろ様』(1975年)に出演し、俳優としての地位を確固たるものとしていきました。

 

そんな萩原さんは、約8年間、このGISTと呼ばれる希少がんと闘ってきました。

関係者によると、萩原さんは2011年頃からこの病気と闘っていましたが、ご本人の強い希望により病気の公表はしてこなかったといいます。

 

>>>萩原健一さんの希少がん・GIST闘病を詳しく調べる<<<

 

(2)GIST発症から11年が経過…俳優・相島一之さん

画像:所属事務所ホームページより

 

俳優の相島一之さんと言えば、1990年代の半ばから現在まで様々なドラマや映画に出演されてきました。

毎回少しクセのある役柄で登場し、現在も名バイプレイヤーぶりを発揮しています。

 

そんな相島さんは、2008年、46才のときにGISTを発症しました。

発見のきっかけ、また、発症から10年以上が経過した相島さんの現在は?

 

>>>相島一之さんの希少がん・GIST闘病を詳しく調べる<<<

 

芸能人・有名人たちが闘病した「小児がん」とは?

それでは、今回紹介した芸能人・有名人の方たちが闘病した「GIST(消化管間質腫瘍)」とは、どのような病気なのでしょうか?

GISTは、“希少がん”と呼ばれる発症事例の少ない癌の一種です。

以下は、がん研究の権威・国立がん研究センター ホームページ(https://www.ncc.go.jp/)からの抜粋・引用です。

(1)GIST(消化管間質腫瘍)について

GIST(ジスト:Gastrointestinal Stromal Tumor)は、胃や腸の消化管壁の粘膜下にある未熟な間葉系細胞に由来する「肉腫」の一種とされ、いわゆる「がん」とは異なります。

消化管粘膜下にできる腫瘍はGISTだけとは限らず、良性の平滑筋腫、神経鞘腫や悪性の平滑筋肉腫などもあります。

GISTの発症率は年間に10万人に対して1人から2人くらいとされ、まれな腫瘍です。

発症には男女差がなく、胃に最も多く見られ、序で小腸、その他の消化管になります。

殆どの年齢層に見られますが、中高年に好発(60歳代でピーク)します。

 

(2)GIST(消化管間質腫瘍)の症状について

吐き気や腹痛、下血・吐血やそれに伴う貧血などが起こることがあります。

他の病気でもあらわれる症状ばかりで、GIST特有の自覚できる症状は特にありません。

腫瘍が大きくなってからでないと症状が出ないため、発見が遅れることがしばしばみられます。

 

(3)GIST(消化管間質腫瘍)の治療

GISTあるいはGISTが強く疑われる腫瘍に対しては原則的に手術治療を行います。

組織採取が難しい小さい腫瘍、無症状の場合は経過観察の方針となることもありますが、GISTと診断された場合は、現在の日本のガイドラインでは腫瘍の大きさなどに関わらず、手術による治療が勧められています。

GISTが見つかった時点で主病巣以外の場所にも転移を起こしているような場合は、内科的治療(化学療法)の適応となります。

化学療法の効果、経過によっては、改めて外科的切除を考慮することもあります。

引用:国立がん研究センター 希少がんセンターHPより