財津和夫さんの大腸がん闘病の経緯…現在は?
ミュージシャンの財津和夫さん(71)は、2017年、69才のときに大腸がんと診断されました。
財津和夫さんと言えば、現在のJ-POPの草分け的な存在だったバンド・チューリップのリーダーでありシンガー。
彼らの代表曲『心の旅』(1973年)、『青春の影』(1974年)、『サボテンの花』(1975年)は、現在でも歌い継がれる名曲です。そのチューリップのほとんどの作詞・作曲を手掛けた財津さんは、“和製ポール・マッカートニー”とも呼ばれ、その後の音楽シーンに大きな影響を与えました。
今回は、そんな財津和夫さんの大腸がん闘病の経緯、そして気になる現在について紹介します。
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目次
財津和夫さんのプロフィール
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●生年月日:1948年2月19日(71歳)
●出身地:福岡県福岡市
財津和夫さんは、大学在学中、チューリップの前身となるバンドを結成。1971年、チューリップに改名し、1972年、東芝レコードから『魔法の黄色い靴』でメジャーデビューを果たします。
そして、翌年にリリースされた『心の旅』がオリコン・チャート1位を獲得すると、連日のように音楽番組に出演するようになり人気者となります。さらに、『青春の影』(1974年)、『サボテンの花』(1975年)などのヒット曲を続々と発表しました。
その後、財津さんは、ソロアーティストとして、歌手や音楽プロデュース、俳優としても活躍の場を広げていきます。
また、チューリップは、1989年に一度を解散をしますが、1997年以降、期間限定で再結成を果たし、現在でもコンサートツアーの活動を行っています。
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財津和夫さんの大腸がん闘病
財津和夫さんの大腸がんが発覚したのは、2017年6月、財津さんが69才のとき。
財津さんは、2017年5月末、仕事先の福岡で意識が無くなってしまうほどの腹痛に襲われました。
病院の先生からは、”大腸がんによる腸閉塞。すぐに手術をした方がいい”と勧められたと言います。
がん発覚時は、ちょうどチューリップ45周年記念ツアーの最中でしたが、以降の公演は中止として、治療に専念することを決断しました。
東京に戻った財津さんは、手術を受け、その後は、抗がん剤による治療を受けます。
抗がん剤治療は、副作用によって手足が痺れたり、味覚や嗅覚にも影響があり食欲も無くなり痩せてしまったそうです。
“もう二度とチューリップのステージに立てないかもしれない”と覚悟したことも、その後のインタビューで明かしていました。
そして、翌年2018年の春、財津さんのソロコンサートツアーで見事に復帰しました。
財津和夫さんの現在は?がんの再発はない?
2019年6月現在、財津和夫さんは、がんの再発なく、精力的に音楽活動を行っています。
2018年9月からは、チューリップとしてのツアーも開始。がん闘病でキャンセルとなった公演の振替として、また財津さんの快気祝いとしてのライブツアーは、2019年7月に地元・福岡でファイナルを迎えます。
※財津和夫さんの詳しい活動は、公式ホームページをご確認ください。
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財津さんだけじゃない!大腸がん闘病した有名人
財津和夫さんだけでなく、有名人の中には、これまで大腸がん闘病を経験された方が多くいらっしゃいます。
プロ野球・阪神タイガースの原口文仁選手は、2018年末に大腸がんが発覚し手術を受けましたが、2019年6月には1軍復帰を果たしています。
同じくプロ野球選手で、現在は解説者として有名な大島康徳さんは、最も進行した状態を表す“ステージ4”の宣告を受けながらも、積極的にブログを更新したり、プロ野球の解説も行うなど、がんと向き合い闘病生活を送っています。
大島康徳(元中日ドラゴンズ、日本ハムファイターズ)
衣笠祥雄(元広島カープ/野球解説者)
原口文仁(阪神タイガース)
藤子不二雄A
今井雅之
渡 哲也
内田春菊(作家、漫画家、女優)
鳥越俊太郎
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