野口五郎さんの食道がん闘病、現在は?

野口五郎さん(63)は、2018年11月、62才のときに食道がん発覚しました。

野口さんと言えば、1970年代、西城秀樹さん・郷ひろみさんと共に”新御三家”と呼ばれた日本のトップアイドル。

今回は、そんな野口五郎さんの食道がん闘病の経緯、そして気になる現在についてご紹介します。

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野口五郎さんのプロフィール


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●本名:佐藤 靖
●生年月日:1956年2月23日
●出身地:岐阜県美濃市
●次男
●血液型:A型
●星座:魚座
引用:公式HPより

野口五郎さんは、1971年5月、15才のときに演歌歌手として『博多みれん』でデビュー。
その後は、ポップス歌手として『青いリンゴ』をリリースし、大ヒットを記録します。
翌年の第23回NHK紅白歌合戦では、当時では最年少の16才という若さで初出場を果たしました。

1975年には、その後、野口さんを代表する楽曲となる『私鉄沿線』をリリース。
日本有線大賞グランプリ、第17回日本レコード大賞・歌唱賞、第6回日本歌謡大賞・放送音楽賞など、様々な賞を獲得し、歌手としての地位を確立しました。
また、この頃よりバラエティ番組や俳優としてドラマ出演をするなど、タレントとしての幅を広げ、その人気を不動のものとしていきました。


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野口さんと言えば、ギターの腕前も一流です。

ポップスや歌謡曲を唄っているイメージのある野口さんですが、ギターでは激しいハードロックスタイルのプレイをたびたび披露しています。

インストゥルメンタルのアルバムをリリースしたり、ギターメーカー・Combat Guitarsから、自身の野口五郎モデルのギターを発売するほどのこだわりを持ち、ハードロック好きのギタリストとしてもたびたびバラエティ番組にも出演していました。

ちなみに、歌手歴よりもギター歴の方が長く、かつては、エディ・ヴァンへイレン、スティーヴ・ヴァイといったロックギタリストの来日公演の観客席での目撃情報もあったようです。


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野口五郎さんの食道がん闘病の経緯

野口五郎さんは、2018年11月、62才のときに食道がん発覚しました。

野口さんは、毎年、誕生月の2月前後に人間ドックを受けていたそうですが、この年は少し早めに健康診断を受け、腫瘍が見つかります。

発見された腫瘍は食道がんでしたが、初期段階だったこともあり、抗がん剤治療などは行う必要はなく、年内の仕事をすべて終えた同年12月25日、内視鏡による切除手術を受けました。

そして、12月29日に無事、退院しました。

野口五郎さんの食道がん闘病、現在は?

野口五郎さんは、術後の経過も良いそうで、2019年も精力的に音楽活動を行っています。

テレビ番組やライブイベントにも多く出演し、2019年内もディナーショーやコンサートツアーが決定しています。

そして、来年2020年には、デビュー50周年を迎えます。

野口五郎さんが闘病した「食道がん」とは?

さて、野口五郎さんが闘病した食道がんとはどのような病気なのでしょうか?

食道は、歌手にとって最も大切な”喉”に繋がっている身体の部位ですが、実は、これまでも多くのミュージシャンや有名人がこの病気と闘っています。

参考:食道がん闘病した有名人

リンク先では、それぞれの方の闘病経緯を紹介しています。

武藤昭平(勝手にしやがれ)
桑田佳祐(サザンオールスタ―ズ)
小澤征爾(指揮者)
赤塚不二夫
藤田まこと
大内義昭(「愛が生まれた日」歌手、音楽プロデューサー)

 

あらためて食道がんとはどのような病気なのでしょうか?

以下は、国立がん研究センター がん情報サービスからの引用です。

食道がんとは?

食道がんは、食道の内面をおおっている粘膜の表面にある上皮から発生します。

食道の内面をおおっている粘膜から発生したがんは、大きくなると粘膜下層に広がり、さらにその下の筋層に入り込みます。もっと大きくなると、食道の壁を貫いて食道の外まで広がっていきます。

食道の周囲には、気管・気管支や肺、大動脈、心臓など重要な臓器が近接しているので、がんが大きくなるとこれらの臓器に広がります。

また、食道の壁の中と周囲には、リンパ管や血管がたくさんあります。そのため、がん細胞がリンパ液や血液の流れに入り込んで食道を離れ、食道とは別のところに流れ着いてそこで増え始め転移します。

リンパの流れに乗ったがん細胞が、リンパ節にたどり着いてかたまりを作ったり、食道の周りのリンパ節だけではなく腹部や首のリンパ節にも転移することがあります。

そして、血液の流れに入り込んだがん細胞は、肝臓、肺、骨などにも転移していくリスクもあるのです。

食道がんにかかる率が高いのは?

一生涯の間に、食道がんになるリスクは、男性で2%、女性で0.4%。

死亡リスクは、男女ともにその半分で、男性は1%、女性0.2は%です。

食道がんになる確率、死亡率ともに男性のほうが高く、女性の5倍以上となっています。

また、男女ともに、40歳代後半以降に増加し始める傾向にあり、特に男性は女性に比べて急激にリスクが増加します。

食道がんの症状は?

食道がんは、初期の段階では自覚症状がないことが多く、健康診断や人間ドックのときに内視鏡検査などで発見されるケースが約20%と言われています。

無症状で発見された食道がんは、早期の段階であることが多く、治る確率も高くなります。

しかし、以下のような症状がある場合は、腫瘍が大きくなり進行している可能性もあります。

1.食道がしみるような感覚
2.食物がつかえるような感覚
3.体重減少
4.胸痛・背部痛
5.せき
6.声のかすれ

食道がんの原因は?

喫煙、飲酒、熱い飲み物や食べ物が、食道がんのリスクを高めるとされています。

特に、日本人に多い「扁平上皮がん」(へんぺいじょうひがん…体の表面や食道などの内部が空洞になっている臓器の内側の粘膜組織から発生するがん)は、喫煙と飲酒の関連が強く、お酒を飲みながらタバコを吸うと食道がんのリスクがさらに高まることも報告されています。

また、少ないお酒の量ですぐ顔が赤くなってしまう方は、徐々に飲酒に慣れてきてその量が増えると、食道がんになるリスクは、通常の人の何10倍にも高まるという報告もあります。

逆に喫煙や飲酒の習慣がない人が食道がんになることは、ほとんどありません。

喫煙者は禁煙、飲酒は適量、熱い食べ物・飲み物は覚ましてから口にする…という基本的な習慣が予防になります。

また、野菜(でんぷん質のもの除く)や果物、βカロテンやビタミンCを含む食品の積極的な摂取も予防に良いとされています。

参考・引用:国立がん研究センター がん情報サービス 食道がん

 

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