2020年6月9日 / 最終更新日 : 2021年7月13日 wpmaster 芸能人のがん闘病

ペナルティ・ワッキーさんが闘病している「中咽頭がん」とは？

お笑い芸人のワッキーさん（47）さんが、2020年6月7日、中咽頭がん闘病していることを公表しました。

ワッキーさんと言えば、吉本興業所属のコンビ「ペナルティ」のボケ担当で、“芝刈り機”などの一発ギャグで知られる人気芸人です。

そんなペナルティ・ワッキーさんが、このたび中咽頭がんが発覚し、一時休養することを公式発表しました。

今回は、中咽頭がんを公表したワッキーさんの現在、そして、ワッキーさんが闘病している「中咽頭がん」について紹介します。

スポンサードリンク



中咽頭がん闘病を公表したペナルティ・ワッキーさんのプロフィール


▶「ワッキーの地名しりとり VOL.3」をAmazonで購入する

●本名：脇田 寧人（わきた やすひと）
●生年月日：1972年7月5日
●血液型：B型
●出身地：北海道釧路市
●最終学歴：専修大学 経済学部 中退
●趣味：サッカー・麻雀・けん玉・飾り包丁
●特技：サッカー・タイ語
●所属事務所：吉本興業
一部引用：公式ホームページより

 

中咽頭がん闘病を公表したペナルティ・ワッキーさんの経歴


▶「ワッキーの地名しりとり〈2〉」をAmazonで購入する

 

ワッキーさんは、高校時代、サッカーの名門校・船橋市立船橋高校のサッカー部に入部。

プロサッカー選手を目指し、専修大学進学後もサッカー部で活動していましたが、ケガによってプロへの道を断念してしまいます。

その後、高校・大学の1年先輩にあたる中川秀樹さん（＝ヒデ）に誘われ、1994年にお笑いコンビ「ペナルティ」を結成しました。

そして、2007年頃、『爆笑オンエアバトル』（NHK）、『めちゃイケ』（フジテレビ）への出演をきっかけにブレイクを果たしました。

ペナルティ・ワッキーさんの中咽頭がん闘病の経緯


▶「ワッキーの地名しりとり VOL.2」をAmazonで購入する

ペナルティ・ワッキーさんは、2020年6月7日、中咽頭がんを公表しました。

所属事務所・吉本興業のホームページによると、ワッキーさんは、2020年4月上旬、首にしこりのようなものを感じたことをきっかけに検査を受けたところ、初期の中咽頭がんであることが発覚そうです。

そして、2020年6月8日から、2020年7月下旬までの約2カ月間入院することを発表しました。

以下は、吉本興業のホームページからの引用です。

弊社所属ペナルティ ワッキー(本名：脇田寧人/わきた・やすひと　47歳)が「中咽頭（ちゅういんとう）がん」の治療のため、一時休養することになりましたのでご報告いたします。

ワッキーは4月上旬、首にしこりのようなものを感じ、都内の病院で何度か検査を繰り返した結果、初期の中咽頭がん（ステージ１）が見つかりました。

担当医師と相談した結果、外科手術はせず、放射線化学療法で治療することが決まりました。現在のところ、6月8日(月)から7月下旬まで入院、治療に専念し、8月末まで休養する予定です。

 

 

そして、ワッキーさん自身の公式Twitterでは、“世間様が大変な時期に自分の事ですいません”と切り出し、同じ病気と闘う人たちを勇気づけたいと闘病の決意を表明しました。

 

 

ペナルティ・ワッキーさんの中咽頭がん公表を受け…

ペナルティ・ワッキーさんの中咽頭がん公表を受け、関係者やファンからは多くの反響が。

相方のペナルティ・ヒデさんは、自身のインスタグラムで思い出の写真を更新し、ファンの方たちへ、またコンビでギャグを披露することを誓いました。

 

 

また、サッカーJリーグ公式Twitterも、これまでJリーグ界を盛り上げてきたワッキーさんへの応援コメントをツイートしました。

 

ペナルティ・ワッキーさんが闘病している「中咽頭がん」とは？

それでは、ペナルティ・ワッキーさんが闘病している「中咽頭がん」とはどのような病気なのでしょうか？

中咽頭がんは、“咽頭がん”の一種です。

咽頭がんは、ペナルティ・ワッキーさん以外にも、これまで多くの芸能人・有名人が闘病している癌です。

音楽家の坂本龍一さんは2014年、62歳の時に中咽頭がんを発症、音楽プロデューサーのつんく♂さんは、2014年、45歳の時に咽頭がんの診断を受けました。

参考記事：咽頭癌（がん）になった芸能人・有名人まとめ

咽頭癌（がん）になった芸能人・有名人まとめ

 

芸能人・有名人たちが闘病した「中咽頭がん」とは？

それでは、あらためて、ペナルティ・ワッキーさんら芸能人・有名人たちが闘病を経験した「中咽頭がん」とはどのような病気なのでしょうか？

以下は、がん研究の権威・国立がん研究センターのホームページ（https://ganjoho.jp/）からの引用です。

１．中咽頭について

咽頭は、鼻の奥から食道までの飲食物と空気が通る部位であり、筋肉と粘膜でできた、約13cmの長さの管（くだ）です。咽頭は上からそれぞれ、上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つの部位に分かれています（図１）。

なお、鼻、口、あご、のど、耳などからなる部位を頭頸部（とうけいぶ）といいます。

 

図１　頭頸部の構造

 

中咽頭は、咽頭の管の中間部分で、口の上部の奥にある柔らかい部分の軟口蓋（なんこうがい）、口の奥のほうの突き当たりの壁、口蓋扁桃（こうがいへんとう）、舌の奥の付け根部分である舌根（ぜっこん）が含まれます。

中咽頭では、鼻や口からの呼吸による空気と、口から入る飲食物の両方が通ります。

飲食物を飲み込むときには軟口蓋が上がり、鼻腔への通り道をふさぎます。それによって飲食物が鼻に流れないようにしつつ、下咽頭へ送ることができます。

 

２．中咽頭がんとは

中咽頭にできたがんを中咽頭がんといい、中咽頭がんは頭頸部がんの1つです。

咽頭の周りには多くのリンパ節があるため、頸部（首）のリンパ節に転移しやすいという特徴があります。

がんの発見時に頸部リンパ節への転移が見つかることも珍しくありません。

 

３．中咽頭がんの症状

中咽頭がんは、初期のうちは自覚症状がみられないことがあります。初期症状としては、以下のようなものがあげられます。

飲み込むときの違和感、おさまらない咽頭痛、吐血（とけつ：消化管からの出血）、口を大きく開けにくい、舌を動かしにくい、耳の痛み、口の奥・のど・首にできるしこり、声の変化。

 

引用：国立がん研究センター　がん情報サービス

参考：がんの治療費はどれくらい？

ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。

 

●肺がん：約65万円
●直腸がん（大腸がん）：約71万円
●乳がん：約55万円
●子宮がん：約60万円
●胃がん：約61万円
●肝がん：約59万円
(出典：厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査)

 

がんへの経済的な備えは十分でしょうか？

がん保険は、がん治療の進歩とともに少しずつ変化しています。

がん保険は、がんになってからでは加入することができません。

少しでも不安だと感じた方は、ぜひこのタイミングあなたにピッタリながん保険を、フィナンシャルプランナーに無料で相談してみませんか？

 

＼がんへの備えが不安な方へ／

がん保険の無料相談はこちら

※満足度95％！話題の保険相談サービス

カテゴリー
芸能人のがん闘病