元JJ読モ・小川淳子さん襲った脳腫瘍…過去にはアイドルやプロ野球選手も

元カリスマ読者モデルの小川淳子さん(享年39歳)が、2019年12月3日に脳腫瘍によってこの世を去りました。

小川淳子さんと言えば、大学在学中の2000年代に人気ファッション雑誌「JJ」の読者モデルとして活躍し、その後は、ファッションブランド「Chesty(チェスティ)」を立ち上げ、アパレルブランドの経営者としても手腕をふるうなど、精力的な活躍をされていました。

今回は、小川淳子さんの闘病の経緯、そして小川淳子さんを襲った「脳腫瘍」という病気についても紹介します。

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脳腫瘍闘病した小川淳子さんの経歴


●名前:小川淳子(おがわ じゅんこ)
●生年月日:1979年12月25日
●最終学歴:神戸女学院大学 英文科

小川淳子さんは、2000年代、神戸女学院大学在学中から‌人気女性ファッション雑誌「JJ」の読者モデルを務め、カリスマ的な人気を誇ります。その活躍ぶりは、“読者モデル=読モ”の先駆け的存在とも言われ、地元の神戸を拠点として、同世代への流行を発信していきました。

その後、大学卒業後は、法律事務所秘書やネイリストとしてサロン開業などの経験を経て、2003年には、自身がプロデュースやデザインを手掛けるブランド「Chesty(チェスティ)」を立ち上げます。

そして、2007年には、Chestyなどを扱うアパレル会社「JOC」(神戸市中央区)を設立。

Chestyは2018年に立ち上げ15周年を迎えるなど、経営者としての手腕も発揮してきました。


画像:「Chesty」HPより

小川淳子さん、脳腫瘍により死去

 

小川淳子さんは、2019年12月3日、脳腫瘍によってこの世を去りました。

これまで詳しい闘病の経緯などは明かされていませんでしたが、小川の死去報道に際し、夫でJOCの副社長でもある小島裕介氏は、

「Chestyのプロデューサー、そして妻の小川淳子は家族とともに懸命に病と闘って参りましたが、誠に残念ながら永眠しました。いつも、お客様、お仕事の関係者、家族に心配りをし、クリエイティブな発想で周りの人を喜ばせる、とても明るく優しい人柄でした」

とのコメントを発表しました。

すでに葬儀や告別式はご家族で済ませており、後日、お別れの会を開く予定とのことです。

小川淳子さん、脳腫瘍による死去を受け…

小川淳子さんの訃報を受け、多くの方がその若すぎる死を悼みました。

女優として活躍し、モデル時代に小川さんと親交のあった加藤夏希さんは「じゅんちゃん 大変だったね、辛かったね」と自身のインスタグラムを更新しました。

小川淳子さんが闘病した「脳腫瘍」とは?

 

さて、小川淳子さんを襲った「脳腫瘍」とはどのような病気なのでしょうか?

これまで脳腫瘍によって亡くなった有名人の方には、アイドルの丸山夏鈴さん、プロ野球選手の津田恒美選手(広島東洋カープ)や、同じくプロ野球の選手の盛田幸妃選手(近鉄バッファローズ)などがいます。

丸山夏鈴さんは21歳、津田選手は32歳、盛田選手は45歳、そして、今回ご紹介した小川淳子さんも21歳という若さで亡くなっています。

若い尊い命を脅かすこの「脳腫瘍」とは、どのような病気なのでしょうか?

脳腫瘍闘病した芸能人・有名人

丸山夏鈴さんの脳腫瘍闘病の経緯を詳しく調べる

津田恒美選手の脳腫瘍闘病の経緯を詳しく調べる

盛田幸妃選手の脳腫瘍闘病の経緯を詳しく調べる

脳腫瘍とは?

脳腫瘍とは、頭蓋骨の内側にある脳の部分にできる腫瘍のことで、その発生率は1万人に1人くらいの割合と言われています。

脳腫瘍には、主に2種類あり、脳の細胞や神経・脳を包む膜から発生する「原発性脳腫瘍」と、肺がんや乳がんなどが脳に転移する「転移性腫瘍」とがあります。

小川淳子さんがどちらのケースだったか詳細は明かされていませんが、いずれの場合も、脳腫瘍は癌(がん)の一種とされています。

脳腫瘍の症状は?

脳腫瘍において多くの方に共通して起こる症状が、「頭蓋内圧亢進症状」(ずがいないあつこうしんしょうじょう)です。

「頭蓋内圧亢進症状」は、脳に腫瘍ができると、頭蓋骨の中が圧迫されることにより、①頭痛 ②吐き気 ③ てんかん発作などの意識障害 などの症状が引き起こされます。

これらの症状は、頭蓋骨の中の圧力は睡眠中に高くなることから、朝起きた時に強く出るとされています。

また、脳は神経の中枢ですので、脳腫瘍により運動や感覚など様々な機能に影響が出るケースもあります。

脳腫瘍による局所的な症状には、以下のようなものがあるとされています。

● 頭頂部:感覚障害
● 前頭葉:認知症症状、尿失禁、失語(優位半球の場合)
● 視神経:視野、視力障碍
● 側頭葉:失語(優位半球)
● 下垂体:無月経、乳汁分泌、性欲低下、ホルモン過剰による症状
● 聴神経:聴力障碍
● 後頭葉:視野障害
● 小脳:失調歩行
● 脳幹:運動麻痺、眼球運動障害

(参考・一部引用:がん治療.com 脳腫瘍とは)

参考:がんの治療費はどれくらい?

ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。

●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●胃がん:約61万円
●肺がん:約65万円
●直腸がん:約71万円
●肝がん:約59万円
出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査

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