ANTHEM(アンセム)・柴田直人さん、胃がん闘病…現在は?

ヘヴィ・メタルバンド「ANTHEM(アンセム)」のベーシスト・柴田直人さん(61)は、2013年、52才のときに胃がんが発覚します。

柴田さんが在籍するアンセムと言えば、後進のロックバンドに大きな影響を与えた日本を代表するヘヴィ・メタルバンドです。

柴田さんは、アンセムのベーシスト兼リーダーとして1981年の結成からバンドを率いて活動を行ってきました。

さらに、アンセム解散後は、1980年代に世界的にも有名になった日本のヘヴィ・メタルバンド「LOUDNESS(ラウドネス)」のベーシストにも抜擢。

今回は、日本ヘヴィ・メタル界の”レジェンド”柴田直人さんの胃がん闘病の経緯、そして気になる現在について紹介します!

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胃がん闘病したANTHEM(アンセム)・柴田直人さんのプロフィール


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●生年月日:1958年5月10日
●出身地:北海道北見市
●学歴:日本大学芸術学部放送学科卒業

 

ANTHEM(アンセム)・柴田直人さん活動の経緯


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柴田直人さんは、1981年にアンセムを結成し、1985年、坂本英三氏をボーカリストに迎え、キングレコードよりメジャーデビューを果たします。

 

柴田さんは、ベーシストとして、また作詞・作曲も担当しながらリーダーとしてバンドを率いてきました。

アンセムは、精力的なライブツアーにより多くのファンを獲得し、3枚目のアルバムをリリースした1987年にはアメリカでのメジャーリリースも果たしました。

アンセムは、その後、恒例でもあったメンバーチェンジを繰り返しながらも成長を続けますが、1992年に解散しました。

 

その後、柴田さんは、1994年にヘヴィ・メタルバンドの「LOUDNESS(ラウドネス)」のメンバーに加入。

2000年にLOUDNESS(ラウドネス)が、オリジナルメンバーでの活動をすることが発表されると、柴田さんは脱退。

そして、2001年、柴田さんはアンセムを結成させ、その後も恒例のメンバーチェンジを繰り返しながら、2019年現在も活動を続けています。

ANTHEM(アンセム)・柴田直人さんの胃がん闘病の経緯


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柴田直人さんは、2013年、52才のときに胃がんが発覚します。

柴田さんは、2012年の12月初旬に定期健診を受け、翌月2013年1月に、胃がんを患っていることが発覚。

見つかった胃がんは幸いにも初期のものでした。

 

その際、柴田さんが発表したコメントは以下の通りです。

突然の事で驚かれた方も多いと思いますが、スケジュールの変更等、いろいろとご迷惑をおかけして申し訳ありません。

一日でも早く、皆さんとまたお会い出来るよう治療に専念し、僕の誕生月でもある5月に復帰したいと思います。待っていて下さい。

 

当初、2013年2月からはアンセムのツアーが決定していましたが、ツアーは延期となり、2013年1月末に手術を行いました。

柴田さんは胃の3分の2を切除しましたが、無事に手術は終了。

そして、予定通り、2013年5月に開催された「Ozzfest JAPAN 2013」への出演で、柴田さんは無事に復帰を果たしました。

胃がん闘病したANTHEM(アンセム)・柴田直人さんの現在は?再発はない?


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柴田直人さんの胃がん闘病から、間もなく7年が経過しようとしています。

2019年10月現在、柴田さんの胃がんは再発や転移などもないようです。

2016年のメディアでのインタビューでは、現在でも年に1回ほど”ダンピング症候群(※)”が起きることを明かしていましたが、健康に大きな問題はないようです。

※ダンピング症候群(だんぴんぐしょうこうぐん)…胃の切除後の再建など、食べ物の流れを変えることにより、これまで胃の中を通っていた食べ物が直接腸に流れ込むために、めまい、動悸(どうき)、発汗、頭痛、手指の震えなどのさまざまな不快な症状が起こることがあります。これをダンピング症候群といいます。
(引用:オンコロHPより)

 

そして、柴田さんは、現在もアンセムのベーシスト兼リーダーとして音楽活動を続けています。

以下は、アンセムの最新ツアーのスケジュールです。

アンセムは、現在でも会場をソールドアウトにする人気ぶり!…そのレジェンドぶりが伝わりますね。

柴田直人さん、がん亡くなったラウドネス樋口宗孝さんへの想いも胸に


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胃がん闘病を経験した柴田直人さんですが、実は、かつて柴田さんが在籍していたLOUDNESS(ラウドネス)のメンバーをがんによって亡くされています。

そのメンバーとは、ラウドネスのドラマー・樋口宗孝さん(享年49才)です。

樋口宗孝さんは、1980年代、アニメソングの帝王・影山ヒロノブさんが在籍していた男性アイドルバンド「LAZY(レイジー)」やラウドネスに在籍したドラマーです。

樋口さんのドラムプレイは、後進のロックミュージシャンに多大な影響を与え、あのX JAPANのYOSHIKIさんも、樋口さんのプレイに影響を受けたドラマーの1人です。

樋口さんは、2008年、惜しくも肝細胞がんにより49才でこの世を去りました。

 

そして、樋口さんが亡くなられた後、樋口さんの魂を受け継ぎ、「樋口宗孝がん研究基金」が設立されました。

「樋口宗孝がん研究基金」は、小児がん・若年性がん支援を目的に設立された団体で、募金やイベントやグッズ販売の収益を、がん疾患啓発イベントの運営、がん研究団体・研究者への支援に充てる活動を行ったり、毎年チャリティライブを開催しています。

胃がん闘病を経験されたアンセム柴田直人さんも、このプロジェクトに賛同し、毎年、「樋口宗孝がん研究基金」が主催するイベントにアンセムとして出演されています。

参考:がんの治療費はどれくらい?

ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。

●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●胃がん:約61万円
●肺がん:約65万円
●直腸がん:約71万円
●肝がん:約59万円
出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査

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参考記事:ラウドネス樋口宗孝さんの肝細胞がん闘病 ~樋口宗孝がん研究基金って何?~

LOUDNESS(ラウドネス)樋口宗孝さんの肝細胞がん闘病 ~樋口宗孝がん研究基金って何?~