元D-SHADEドラマー・YUJIさん、ペルテス病乗り越え、支援団体設立

1990年代後半に活躍した人気ビジュアル系バンド「D-SHADE」の元ドラマー・YUJIさん(本名=秋好佑治さん・42)が、ペルテス病患者やその家族を支援する非営利団体『super view』を立ち上げたことがメディアに報じられ、話題となっています。

YUJIさんが在籍していたバンド「D-SHADE」と言えば、“ポストGLAY”“ポストBOφWY”とも呼ばれ、メロディアスで疾走感溢れるロックサウンドとイケメンボーカリスト・HIBIKIさんのハスキーボイスで人気を獲得したヴィジュアル系バンドです。

YUJIさんが設立した『super view』のホームページでは、あのD-SHADEサウンドを支えていたドラマー・YUJIさんが、実は、幼い頃に“ぺテルス病”という病と闘い、身体的にも精神的にも苦しい時期を過ごしていたことも明かしています。

今回は、D-SHADEの元ドラマー・YUJIさんが闘病していたという“ぺテルス病”について、そして、この度YUJIさんが設立した『super view』について紹介いたします。

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元D-SHADEドラマー・YUJIさんのプロフィール

●本名:秋好佑治(あきよし ゆうじ)
●1977年4月29日
●出身地:広島県尾道市
●A型

1998年にD-DHADEのドラマーとしてメジャーデビュー。
D-SHADE解散後は、「as.milk」、「L~Lotus~」等のバンドで活動。

ドラマーYUJIさんが所属していた「D-SHADE」とは?


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YUJIさんが所属していたバンド「D-SHADE」は、HIBIKIさん(ボーカル)、KENさん(ギター)、YOSHIHIROさん(ベース)、そしてYUJIさん(ドラム)の4人組。

1998年4月、ポリドール・レコード(現・ユニバ―サル)から、シングル『BELIEVE』でメジャーデビュー。

1998年7月に発売されたメジャー2枚目のシングル『ENDLESS LOVE』が大ヒットし、“ポストGLAY”“ポストBOφWY”との呼び声も高い人気ヴィジュアル系バンドとして知名度を獲得しました。

しかし、ボーカルのHIBIKIさんがレーサー転向を決意し、惜しまれつつも2000年5月にバンドは解散しました。

尚、HIBIKIさんは、D-SHADE解散後、待田克彦という本名でレーサーとして活動を行っていました。

 


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元D-SHADEドラマー・YUJIさん、自身の闘病乗り越え、支援団体設立

 

YUJIさんは、2019年4月、ペルテス病患者やその家族を支援する非営利団体「super view」を設立しました。

「super view」が行う活動は、以下のとおりです。
①ペルテス病の啓発
②患者やその家族への装具の提供などの支援
③患者や家族が気軽に情報交換が出来る場を提供する​
④各地での音楽イベント開催による、地域活性化への貢献

「super view」のホームページには、YUJIさん自身が、幼い頃にぺテルス病を患っていた経験から、この団体を設立したという経緯が明かされています。

YUJIさん自身が、ドラムや音楽活動を通して、病気と付き合い困難を乗り越えることができたように、子供たちに音楽や楽器の素晴らしさ・楽しさを伝えたいという強い想いがあったといいます。

今年の5月には横浜、6月には東京でチャリティライブを開催するなど、ペルテス病への理解を訴える活動を本格的にスタートさせ、支援の輪を徐々に広げているようです。

元D-SHADEドラマー・YUJIさんが闘病していた「ぺテルス病」とは?

画像:非営利団体「super view」ホームページより

 

「super view」のホームページでは、ぺテルス病についての説明とともに、YUJIさん自身の幼い頃の写真も赤裸々に掲載。

特殊な装具を装着しなければいけなかったことから、いじめにあい、身体的にも精神的にも苦しい幼少時代を過ごしてきたことを明かしています。

それでは、YUJIさんが闘病していた「ぺテルス病」とは、どのような病気なのでしょうか?

以下は、「super view」のホームページ(https://www.adding.tokyo/superview)からの引用です。

【ペルテス病とは?】

1.どんな病気?
大腿骨の上端の膨らんだ部分を骨頭、大腿骨頭といいますが、この部分の血行が悪くなり、腐っていく病気です。
原因は未だ全く不明で2歳~10歳の男の子に多い病気です。

2.症状は?
股関節や膝の痛みや、足を引きずったりします。
足の機能に制限があり、左右の足の長さが変わってきたりします。

3.診断は?
視診・触診、X 線検査、MRI、超音波検査などの画像診断を総合的に判断して診断します。

4.治療法と経緯は?
装具を着用して、足を固定します。
もしくは手術を行い、骨頭が常に臼蓋に包み込まれている状況を作ります。
発症してから完全に修復が終了するまでは3~5年かかります。
骨頭が潰れてしまうと最終的には変形性股関節症となり、大人(30~50歳ごろ)になってから痛みや歩行障害が生じてしまいます。
従って潰れやすい時期をいかにして潰さずに過ごすかが、ペルテス病の治療となります。

引用元:非営利団体「super view」ホームページより

元D-SHADEドラマー・YUJIさん、現在の活動は?

今回は、D-SHADEの元ドラマー・YUJIさんが闘病していたという“ぺテルス病”について、そして、この度YUJIさんが設立した『super view』について紹介しました。

人気ヴィジュアル系バンドマンの意外な過去、そして現在の活動に、心を動かされた!…という方も多いのではなでしょうか?

YUJIさんは、現在、株式会社adding japan 取締役、音楽芸能プロダクション「Rise」の統括プロデューサーとして、アイドルやアーティストのマネージメントや音楽制作等の音楽活動をを行っています。

ちなみに「Rise」には、小原涼さん、咲月さんなどが所属しています。