村野武範さんの中咽頭がん闘病の経緯…陽子線治療、現在は?

俳優の村野武範さん(74)は、2015年5月、70才のときに中咽頭がんの診断を受けました。

村野武範さんのと言えば、1972年に放送された学園ドラマ『飛び出せ!青春』の熱血教師役でブレイクし、1980年代後半には『くいしん坊!万才』(フジテレビ系)の7代目くいしん坊を担当し、お茶の間の人気者に。

俳優・タレント・吹き替え声優など幅広い分野で活躍されてきた芸能人です。

今回は、村野武範さんの中咽頭がん闘病の経緯、そして、気になる現在について紹介します。

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村野 武範(むらの たけのり)さんのプロフィ―ル


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村野武範(むらの たけのり)
●生年月日:1945年4月19日
●東京都清瀬市
●身長:176cm
●血液型:A型
●所属事務所:アネモイエンタテインメント

村野武範さんは、早稲田大学商学部在学中から劇団に所属し、演技を始めます。

大学卒業後は、劇団文学座劇に所属し、俳優としての活動をスタートさせました。

そして、1969年、24才のときに『走れ玩具』(NHK)で主演でデビューを果たします。
その後、『飛び出せ!青春』(1972年)で主人公の熱血教師・河野武役でブレイクし、人気を不動のものとします。
1988年からは、『くいしん坊!万才』に出演し、7代目くいしん坊としてお茶の間の人気物となりました。


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村野武範さんの中咽頭がん闘病の経緯

村野さんは、2015年5月、70才のときに中咽頭がんの診断を受けました。

 

発見のきっかけは、左の首筋に、触らなければ分からないほどの、小豆大のしこりに気づいたことでした。

当初、村野さんは近所に医者にかかり”風邪”との診断を受けましたが、風邪のような症状がなかったことから、かかりつけの医師に相談。

すぐに大学病院で精密検査をすることになり、中咽頭がんとの診断を受けました。

 

発見された癌は、舌のつけ根あたりの”舌がん”と、そこから転移したリンパ節腫大が複数カ所にあり、その進行度合は”ステージ4″。

最もがんが進行した末期の状態だったと言います。

 

医師からは、副作用などのある抗がん剤による治療を勧められましたが、村野さんの奥さんがインターネットの情報等を活用し調べた『陽子線治療』を受けることを決断。

陽子線治療は、健康保険が適用にならないため治療費が高額になることや、そもそも治療を受けられる機関が少ないことから、抗がん剤治療ほどメジャーな治療法ではありません。

しこりの発見の翌月には、奥さんが調べた陽子線治療を受けられる東北の病院に入院し、陽子線治療と動注抗がん剤治療を受けることになりました。

 

そして、2か月半の入院期間中、陽子線治療を37回・動注抗がん剤治療を9回受け、退院しました。

ちなみに治療費は、240万円。

村野さんは保険会社に勤める友人からがん保険に加入し、高額な陽子線治療の費用もカバーできる“先進医療特約”にも加入していたため、とても助かったそうです。

参考:FLASH -村野武範、中咽頭ガン「ステージ4」からこうして回復した

村野武範さんが闘病した「中咽頭がん」とは?

それでは、村野武範さんが闘病した「中咽頭がん」とはどのような病気なのでしょうか?

以下は、がん研究の権威・国立がん研究センターのホームページ(https://ganjoho.jp/)からの引用です。

1.中咽頭について
咽頭は、鼻の奥から食道までの飲食物と空気が通る部位であり、筋肉と粘膜でできた、約13cmの長さの管(くだ)です。咽頭は上からそれぞれ、上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つの部位に分かれています(図1)。
なお、鼻、口、あご、のど、耳などからなる部位を頭頸部(とうけいぶ)といいます。

図1 頭頸部の構造

中咽頭は、咽頭の管の中間部分で、口の上部の奥にある柔らかい部分の軟口蓋(なんこうがい)、口の奥のほうの突き当たりの壁、口蓋扁桃(こうがいへんとう)、舌の奥の付け根部分である舌根(ぜっこん)が含まれます。
中咽頭では、鼻や口からの呼吸による空気と、口から入る飲食物の両方が通ります。飲食物を飲み込むときには軟口蓋が上がり、鼻腔への通り道をふさぎます。それによって飲食物が鼻に流れないようにしつつ、下咽頭へ送ることができます。

2.中咽頭がんとは
中咽頭にできたがんを中咽頭がんといい、中咽頭がんは頭頸部がんの1つです。
咽頭の周りには多くのリンパ節があるため、頸部(首)のリンパ節に転移しやすいという特徴があります。がんの発見時に頸部リンパ節への転移が見つかることも珍しくありません。

リンパ節 転移
3.症状
中咽頭がんは、初期のうちは自覚症状がみられないことがあります。初期症状としては、以下のようなものがあげられます。
飲み込むときの違和感、おさまらない咽頭痛、吐血(とけつ:消化管からの出血)、口を大きく開けにくい、舌を動かしにくい、耳の痛み、口の奥・のど・首にできるしこり、声の変化。

引用:国立がん研究センター がん情報サービス

村野武範さんの現在は?

2019年現在、中咽頭がんの転移・再発などはなく、現在は、定期検査のみ受けているようです。