元日本テレビキャスター・鈴木美穂さん、乳がん闘病の経緯…現在は?
元日本テレビのニュースキャスター・鈴木美穂さん(35)は、2008年、24歳の時に乳がんの診断を受けました。
鈴木美穂さんは、近年では、日本テレビ『スッキリ!!』『情報ライブ ミヤネ屋』等、人気番組のニュースコーナーのキャスターとして活躍をされてきました。
しかし、乳がんと診断を受けたのは、彼女が日本テレビに入社して間もない3年目の時でした。
今回は、鈴木美穂さんのがん闘病の経緯、そして気になる現在について紹介します。
スポンサードリンク
目次
元日テレ・鈴木美穂さんのプロフィール
▶「もしすべてのことに意味があるなら がんがわたしに教えてくれたこと」をAmazonで購入する
●生年月日:1983年10月16日(35歳)
●出身地 : 東京都
●血液型 : O型
●最終学歴:慶應義塾大学法学部法律学科卒業
ADから記者、そしてキャスターへ
鈴木さんは、2006年4月、日本テレビに入社しました。
報道局の社会部に配属され、1年目はADとして、2年目からは政治部の記者を務めます。
その後は、宮内庁担当記者、そして、2017年からは『スッキリ』『情報ライブ ミヤネ屋』のニュースコーナーも担当するなど、人気と実力を兼ね備えた日テレのキャスターとして活躍されてきました。
しかし、ADから実力派の人気キャスターへ…多くの女性が憧れるであろう華やかな活躍のウラ側で、鈴木美穂さんは厳しい試練と闘っていたのです。
元日テレ・鈴木美穂さんの乳がん闘病経緯
鈴木さんは、ADから記者へと活躍の場を広げていった入社3年目の2008年5月、24才の時に乳がんが発覚します。
シャワーを浴びた後、右胸のしこりに気づき、後日、病院で検査を受けたところ乳がんとの診断を受けました。
24才での乳がん発覚…同世代は恋愛や仕事に夢中になる中、「何で私だけが」と恐怖と不安の日々を過ごしていたといいます。
抗がん剤も効くタイプの乳がんでした。ステージ3、がんは2つあり、合わせて5cmの大きさでした。治療はフルコース。手術、抗がん剤2種、分子標的薬、放射線、ホルモン治療を受けました。ホルモン治療は、3カ月に1度2年間続けたリュープリンの注射に加え、1日1錠のホルモン剤を、10年間飲むことになっていました。
(引用:アフラックホームページより)
“フルコース”と話すほど様々な治療を受けた鈴木さんでしたが、特に、2008年7月から始まった抗がん剤治療は、とても辛く、眠れない状態が3日間も続いたと言います。
そして、8ヵ月の休職期間を経て、鈴木さんは、2009年1月に復職。
会社の復帰プログラムによって、最初は9時から14時の時短勤務で、徐々に勤務時間を延ばしていったそうです。
闘病経験生かし、さらに輝く女性へ
苦しい闘病生活の中、鈴木さんは先輩から「闘病生活を記録してみたら」とアドバイスをもらい「他の人の役に立つなら、この苦しみにも意味があるかもしれない」と気づいたことを必死で記録を行うようになったと言います。
そして、鈴木さんは、本業である日本テレビのキャスターとしての活動と並行しながら、がん患者支援の活動を積極的に行っていきます。
2009年、”がんになったことを経験のひとつとして、人生勉強になったと思えるようなイメージに変えていけたら”と思い立った鈴木さんは、同じくがんで苦しむ若い世代のために、若年性がん患者団体「STAND UP!!」(スタンド・アップ)を発足します。
2013年、がん患者のためのワークショップを開催するプロジェクト「Cue!」(キュー)を立ち上げ、2016年には、がん患者と家族のために無料で相談や利用できる施設「マギーズ東京」を東京都江東区にオープンさせました。
バイタリティ溢れる鈴木さんの社会貢献活動は多くの支持を得て、2017年には「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017 チーム2017賞」を受賞しました。
今年2019年2月には、がんになっても生活しやすい社会を目指す団体「CancerX(キャンサー・エックス)」の立ち上げに参加するなど、現在も精力的な活動を続けています。
元日テレ・鈴木美穂さんの現在は?
そのバイタリティを活かし積極的な活動を行う鈴木さんは、2018年12月31日に日本テレビを退社しました。
現在は、マギーズ東京の代表理事としてがん患者を支援する活動を行いながら、記者としても活躍されています。
その後、乳がんの再発などもないようですね。
また、2019年の現在は、2017年に結婚された一般男性の方と、世界一周旅行中もしているようです。
6月30日。もう今年も半分終わり。もう会社を辞めて半年。もう旅に出て1ヶ月。パラワン諸島のエルニドのカフェでブランコに揺られながら怒涛の日々をゆっくりと振り返っています。ここもこの時間も最高。 pic.twitter.com/2VSLzK83R6
— 鈴木美穂@世界一周中! (@mihoct16) 2019年6月30日
参考:がんの治療費はどれくらい?
ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。
●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●胃がん:約61万円
●肺がん:約65万円
●直腸がん:約71万円
●肝がん:約59万円
出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査
がんへの経済的な備えは十分でしょうか?
がん保険は、がん治療の進歩とともに少しずつ変化していることをご存知でしょうか?
がん保険は、がんになってからでは加入することができません。
少しでも不安だと感じた方は、ぜひこのタイミングあなたにピッタリながん保険を、フィナンシャルプランナーに無料で相談してみませんか?
\がんへの備えが不安な方へ/
※満足度95%!話題の保険相談サービス