猫ちゃん・ワンちゃんの癌封じ…ペットの病気平癒にご利益のある市谷亀岡八幡宮

 

もし、大切な猫ちゃんやワンちゃんなどのペットが癌(がん)や病気になったら…

東京・市ヶ谷に鎮座する市谷亀岡八幡宮(いちがやかめおかはちまんぐう)は、猫ちゃんやワンちゃんをはじめとする“ペットの病気平癒・健康・長寿の祈願にご利益のある神社”として有名です。

ペットは、言葉こそ話すことはできませんが、あなたが楽しい時も悲しい時も、同じ屋根の下で一緒に生活をしてきた大切な家族です。

 

大切な家族の一員である猫ちゃんやワンちゃんに対して、飼い主としての想いを届けるために、この市谷亀岡八幡宮に参拝するのも1つの方法かもしれないですね。

今回は、猫ちゃんやワンちゃんなどの癌封じ、病気平癒にご利益のある「市谷亀岡八幡宮」を紹介します。

 

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ペットの病気平癒・健康長寿ご利益

 

市谷亀岡八幡宮は、ペットの病気平癒・健康長寿などのご利益を得られる神社として有名です。

東京都内では、随一とも言われるペットのパワースポットなのです。

ペットの御守り

 

ペット御守りは、境内の右側にある社務所で販売しています。

種類や形も様々で、スタンダードな御守り、キーホルダータイプの御守り、バンダナの御守りなんかもあります。

これを持っていれば、いつも大切な”あの子”と一緒にいるような気持ちになりますね。

猫おみくじ・犬おみくじ

 

社務所の前には、猫おみくじ・犬おみくじがあります。

私もひいてみました。

ガソゴソ、ガソゴソ…

 

 

…中吉猫!

“かいぬしさんへ もっとお洒落したいニャン”

…そ、そうなのか!

 

交通安全・七五三の祈祷もOK!

事前に予約をすれば、ペットと一緒に祈祷をあげてもらうこともできます。

健康長寿・病気平癒・手術成功などペットの健康に関わることはもちろんのこと、子宝恵綬・交通安全・七五三など要望に合わせたご祈祷もあげてもらうことができます。

ペットと一緒の初詣(はつもうで)

毎年1月には、ペットと一緒の初詣が行われています。

完全予約制ですが、ワンやネコちゃんだけでなく、ウサギ・小鳥・カメ・フェレット・ハムスター・イグアナ・山羊・ミミズクなど…様々な種類のペットに対応。

ペットと飼い主が一緒に参列をして、神主さんに祈祷をしてもらうことができます。
芸能人では、梅宮アンナさんや北乃きいさんも訪れたそうですね。

愛猫が亡くなった時、宮司の一言に涙…

↑ぐっすり寝ている飼い猫。当時15才。オムツを履いていました。

 

この記事を書いているライターの私自身も、愛猫・ニャンタ(享年・15才)が病気で瀕死状態だった時、インターネットでこの市谷亀岡八幡宮を知り、御守りを買いに参拝にきました。

その後、残念ながらニャンタは亡くなってしまいましたが、御守りを納めに再び市谷亀岡八幡宮を訪れた時、宮司さんに言われた一言…

「おつかれさまでした」

この何気ない一言に、心がスッと軽くなり、癒されたことを覚えています。

愛猫・ニャンタは、私が学生時代から一緒に過ごし、その後、一人暮らしで一緒にいることができない時期もありましたが、楽しい時も、辛い時も、嬉しい時も、苦しい時も、常に一緒に過ごしてきた兄弟のような存在でした。

それだけにペットロス状態にもなりそうでしたが、この神社に参拝し、愛猫との最期の過ごした時間を労っていただくことができ、自分自身もニャンタも救われたかな…と思えるようになりました。

 

 

\大切なあなたの”家族”のために/

市谷亀岡八幡宮の由緒・由来

画像:市谷亀岡八幡宮ホームページより

 

ペットで有名なこの市谷亀岡八幡宮ですが、実は、とても歴史ある由緒正しい場所です。

元々この土地は、地域の守り神として祀られていた「茶ノ木稲荷神社」の境内でした。

その後、江戸時代、この土地に亀岡八幡宮が市谷御門内(現在の千代田区)から移転してきて、現在の市谷亀岡八幡宮と呼ばれるようになりました。

 

ちなみに、茶ノ木稲荷神社は、現在も市谷亀岡八幡宮の境内にあります。

商売繁盛・眼病平癒など、こちらは人間のためのご利益があるようですね。

 

市谷御門内にあった亀岡八幡宮は、1479年、室町時代後期の武将である太田道灌が、江戸城築城の際、江戸城の西方の守護神として鶴岡八幡宮(鎌倉)の分霊を勧請したことがはじまりとされています。

“勧請(かんじょう)”とは、神様の分霊を他の土地に移して祭ることを言いますが、その際、鎌倉にある「鶴岡」八幡宮に対して、「亀岡」八幡宮と称したとされています。

 

ちなみに下記の写真は、江戸城の築城の様子。

市谷亀岡八幡宮のある現在の市ヶ谷駅7番出口付近に展示されていますので、こちらも併せてチェックしてみましょう。

 

 

その後、亀岡八幡宮は、戦火にさらされ荒廃していきましたが、江戸時代・寛永13年(1636年)頃、江戸城の外堀が出来たことをきっかけに現在の地・市ヶ谷に移転してきました。

これが、現在の市ヶ谷駅。この川(?)、江戸城の外堀だったんですね。

 

そして、三代将軍・徳川家光やその側室である桂昌院などの信仰を得て、神社が再興。

江戸時代には、市谷亀岡八幡宮と呼ばれるようになり、江戸随一と言われるにぎわいを誇りました。

 

1945年、太平洋戦争の戦火によって社や御神木などは焼失してしまいましたが、1962年、現在の社殿が再建されました。

市谷亀岡八幡宮の見どころ

市谷亀岡八幡宮は、ペットにとってのパワースポットだけではありません。

境内には、江戸城を築城した太田道灌が奉納した軍配団扇・新宿区内では唯一の銅鳥居・茶筌塚(ちゃせんづか)などがあり、歴史好きの方にとっても魅力的な場所です。

 

軍配の説明。

 

新宿区内唯一の銅鳥居。

江戸時代の文化元年(1804年)に建立されたもの。その柱には、442名の寄進者とその職業が刻まれています。

“紀伊国屋”なんていう、現代にも通じる言葉も確認できます。

 

また、お百度参りの百度石・力石などもある人間にとってのパワースポットにもなっています。

市谷亀岡八幡宮へのアクセス

市谷亀岡八幡宮は、地下鉄「市ヶ谷」駅の7番出口から徒歩1分くらいの場所にあります。

7番出口を出てすぐ向かいにあるので、横断歩道を渡っていきます。

 

通り沿いに、目印となる提灯。

入り口が見えました。

 

階段を上がっていきます。

かなりの急こう配!

 

階段の途中、左手に茶ノ木稲荷神社があります。

 

緑あふれる初夏の季節。

階段を上がると、さらに階段。

 

そして、こちらが社殿。

 

市谷亀岡八幡宮の情報

●最寄り駅:JR、東京メトロ有楽町線・南北線、都営新宿線「市ヶ谷」駅より徒歩1分
●住所:東京都新宿区市谷八幡町15番地
●ホームページ:http://www.ichigayahachiman.or.jp/