親の癌(がん)封じご利益を求め、秩父お遍路…そのご利益は?
こんにちは、本サイトの管理人をしているうっちーと申します。
今回は、私の親の癌(がん)封じのご利益を求めて、秩父でお遍路した時のお話を紹介したいと思います。
お遍路というと、パワースポットに1日お出かけするのとは、比べものにならないほどスゴイご利益がありそうな感じがしますよね?
果たして、その結果は…???
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目次
「秩父お遍路」とは?
「お遍路」と聞くと、”四国”というイメージがありますが、今回私がお遍路をしたのは、埼玉県の秩父です。
秩父お遍路は、秩父市内とその周辺にある三十四カ所の霊場を廻ります。“秩父三十四カ所札所巡り”とも呼ばれ、西国三十三カ所(関西地域)・坂東三十三カ所(関東地域)と合わせて「日本百観音」と呼ばれ、由緒正しいお遍路コースなのです。
また、秩父は、比較的、東京都内からのアクセスも良く、且つ、三十四カ所すべてが秩父地域にあるので比較的短期間ですべてを廻ることができます。
それでも、すべての工程を歩いて廻ると約100kmに渡るコースで、秩父の大自然の景観、ハイキングコース、本格的な峠越えなどもあり、現在でも人気のお遍路コースとなっています。
(札所32番:音楽寺から秩父市街を見渡す)
(山奥の崖の下に立つ札所31番:観音院)
(秩父は、古代、海中にあった場所。地層的にも大変魅力的な場所で「ブラタモリ」でも取り上げられました)
(ダイナミックな地形を感じられる札所28番:橋立堂)
(山道から、突然、ネコが現れたことも何度か)
(武甲山と馬!)
私は、2017年の9月にお遍路を始めて、2018年7月に結願(けちがん)を迎えました。
ちなみに”結願”とは、すべての霊場を廻り終えるということです。
結願までに約1年もかかっていますが、実際に秩父を巡っていたのは計5日間だけ。
休日だけ、しかも、歩きやすく、晴れた日だけを選んで秩父に行ってお遍路をする“週末お遍路”をしていたのです。
お遍路?何それ怖くない?
(札所26番:円融寺の奥の院へ向かう山中…その階段の先にあるものは?)
お遍路と言えば、白装束を着て、笠を被り、杖をついて歩く…そんなイメージが思い浮かび、若い人はとても抵抗感を抱くはずです。
しかし、実際にお遍路をしている人は、普通の私服でお遍路をしている人が大半です。
私も、ジーパンにTシャツに登山リュック…といった普通のハイキングを楽しむような格好でお遍路していました。
それでも、お遍路をしたという証に、「御朱印帳」だけは持っていましたが。
(”音楽”にご利益があるという札所32番:音楽寺の御朱印)
(34箇所それぞれの境内に、「観音霊験記」のエピソードが描かれた絵があります。人生訓とも言えるエピソードが勉強にもなります。これは、23番音楽寺のもの。母が音楽寺の御影を武士の息子に渡したところ、御影のご利益によって、命も助かり、戦にも勝て、母も息子も出家した…というエピソードのようです)
(道中の旅館では、秩父の名産の料理やお酒も楽しみます)
(徒歩の疲れを癒す個室温泉)
ちなみに、お遍路をしていたことは、これまで知り合いにも話していませんでした。
やはり”お遍路をしている”と言うと、変わり者の目で見られてしまう可能性もありますからね^^;
「お遍路?何か大きな不幸でもあったのか?(闇か抱えちゃってるの?)
「犯罪でも犯したの?(清原も覚せい剤する前お遍路してたし…)」
「熱心な宗教家なのか?(勧誘しないですね><)」
…私の場合、残念ながら(?)いずれも当てはまらないのですが、こんな風に思われるような気がしてしまい、これまであまり他人に話すことはありませんでした。
とは言え、隠すつもりもないのですが。
私が秩父お遍路を始めた本当のきっかけ
(これから秩父に行くなら話題の西武線・新型特急ラビューがオススメ!窓が広い!)
そもそも私が秩父お遍路をしようと思ったきっかけは、”父親の癌が治りますように”といった純粋な想いではありませんでした。
と言うのも、お遍路を始めた時点では、父親が癌であることは知りませんでした。
お遍路をしよう!と決意をする明確な理由があった訳ではありませんが、当時考えていたことはこんな感じ。
●秩父にハマっていた。
●一眼レフを購入したので写真を上達したい。
●帰りは、特急列車に乗ってお酒を飲みたい。
●歴史学科出身で、寺社が大好き!
●休日、暇!
●歩いて痩せたい!
●日焼けしたい!
●異性にモテたい!
●ネットビジネスでも成功したい!
…このように、実に様々な理由があったのです。
こうして今振り返ってみると、とにかく私利私欲・煩悩だらけであったことは間違いありません。
(桜と秩父鉄道)
秩父お遍路の理由を「親の癌封じ」に決めた
煩悩だらけで始めたお遍路でしたが、始めて間もない頃に、父親が癌になったことを知りました。
私は現在も保険業界で働いており、私自身が募集人として父親にがん保険を販売していたこともあり、まずは経済的な部分での心配はありませんでした。
☞その時のエピソードは、「父親が癌(がん)になったとき ~後悔しないために、今できること~」に書かせていただいております。
それでも「親孝行もできぬまま、父親を死なせる訳ではないかない。秩父お遍路では、父親の健康を祈願しよう」と、秩父お遍路の明確な理由を決めたのでした。
そもそもお遍路の古い歴史では、健康や病気回復の祈願を目的として巡礼を行う人が多かったようですね。
親の癌(がん)封じご利益を求め、秩父お遍路…そのご利益は?
(札所1番:四萬部寺)
秩父お遍路を始めた頃(2017年9月)、父親は癌が発覚したばかりでした。
幸い、癌は初期段階でした。
その数か月後、5時間以上にも及ぶ手術をして、無事に成功。
私のお遍路はまだ途中でしたが、癌という病気が怖いのは、手術後の再発・転移、治療による副作用、治療の長期化に伴う経済的負担ということも知っていたので、お遍路を続けました。
(札所34番:水潜寺へ行く札立峠)
(いよいよ最後の札所34番:水潜寺へ到着することを示してくれる石仏)
そして、私の秩父お遍路が終わったのは、2018年7月。
最後の三十四カ所目が、本格的な峠越えだったこともあり、お遍路の結願はとてつもない充実感。
(札所34番:水潜寺)
(御朱印もコンプリート!)
更に、現在2019年6月となり、結願から1年、手術から1年半が経とうしてしていますが、父親の癌は今のところ再発などありません。
好きな物を食べ、好きなお酒を飲み、好きなところに出かけ、たまに趣味で仕事などもしているようです。
ただ、これが秩父お遍路のご利益なのかは分かりません。
しかし、秩父お遍路の途中で、1つ大きな”気づき”がありました。
それは、人は、昔から、健康や命を求め、苦しみ、それでも全員亡くなってきた…ということ。
秩父お遍路の道中では、多くのお寺を巡るわけですが、そのお寺や道中では、実に多くの仏像・お地蔵様・石碑などを目にします。
一体何人死んでいるんだ!?っていうくらいの水子供養のお地蔵様が祀られているところもありました。
(札所31番:観音院の東奥の院の石仏)
そうか、人はみんな死ぬのか。
自分自身や自分の家族が死ぬのは、怖いし、悲しい。
でも、それは、偉い人でも庶民でも、昔から現在も変わらない、すべての人が体験すること。
そう考えると、今、抱えている想いは、決して特別に恐ろしいものではないのではないか?と思えたのです。(父親には悪いですが…)
また、シンプルな気づきでしたが、とても心穏やかでいることができました。
結論!秩父お遍路はオススメです
(札所27番:大渕寺は、桜も美しい)
ということで、今回は、親の癌(がん)封じご利益を求め、秩父お遍路に行った結果、大きな気づきが得られた…というお話でした。
さて、現在、父親は幸い健康に暮らしている訳ですが(おそらく)、一方で、自分自身が抱えていた煩悩たちはどうなったのでしょうか?
前述しましたが、私が秩父お遍路をはじめた様々な理由たちがコチラです。
●秩父にハマっていた。
●一眼レフを購入したので写真を上達したい。
●帰りは、特急列車に乗ってお酒を飲みたい。
●歴史学科出身で、寺社が大好き!
●休日、暇!
●歩いて痩せたい!
●日焼けしたい!
●異性にモテたい!
●ネットビジネスでも成功したい!
…はい、今でも、どの想いも変わっていませんね、、、^^;
まだまだ道半ば、想い半ばです。
しかし、健康にやりたいことをやれていることこそ、お遍路のご利益なのではないかと思っています。
そんなご利益も得ることができ、秩父の大自然と歴史に触れることができる秩父お遍路…オススメです!
(真夏の青空と武甲山と田園風景)
参照サイト:「秩父札所巡り」
参考:がんの治療費はどれくらい?
ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。
●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●胃がん:約61万円
●肺がん:約65万円
●直腸がん:約71万円
●肝がん:約59万円
出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査
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