FP黒田尚子さん、NHK『あさイチ』出演で“がん”になった時のお金の話
10/10放送の『あさイチ』(NHK総合8:15~)では、“がん”になった時のお金の話をテーマとして特集。
ゲストには、三倉佳奈さんや乳がん経験をされた元おニャンコクラブの生稲晃子さんを迎え、放射線や抗がん剤などの治療やそれに伴い発生する副作用など、“がん”ならでは闘病によって発生する「お金」の問題を取り上げました。
そして、今回の特集のキーマンとなったのは、番組解説員のフィナンシャル・プランナーの黒田尚子さん。
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目次
フィナンシャルプランナー黒田尚子さん、『あさイチ』出演
フィナンシャルプランナー(FP)の黒田尚子さんは、お金の問題を解決する専門のプロフェッショナルでありながら、過去には黒田さん自身も乳がんを経験されたことがあります。
特に、黒田さん自身の体験に基づいた書籍『がんとお金の本 がんになった私が伝えたい58のアドバイス』は、知る人ぞ知る名著です。
「がんとお金の本 」2011、黒田 尚子 (著), 岩瀬 拓士 (監修)をAmazonで調べる
もっと、がんになった時のお金をよく調べたい!という方には、とっても読みやすく分かりやすい入門書となっています。
『あさイチ』出演・黒田尚子著『がんとお金の本 がんになった私が伝えたい58のアドバイス』
この書籍が多くの方に読まれ支持されているのは、単にお金の問題に詳しいフィナンシャル・プランナーが書いた本ではないということです。
ざっくりとがん治療にかかる費用を紹介したり、その対策として医療保険やがん保険を進めるだけのものでもありません。
では、どのような内容が書いているのでしょうか?
『がんとお金の本 がんになった私が伝えたい58のアドバイス』に書いていること
書籍のサブタイトルでは、“58のアドバイス”としていますが、どんなことが書かれているか?
その一部をご紹介しましょう。
●がん告知後、次に考えなくてはいけないこと
●仕事をどうするか考えておこう
●入院・治療の間の育児や親の介護をどうするか
●どうやったら「がん」の医療費を節約できるか
●「がん」の医療費もクレジットカードが使える?
●最後の手段!?「がん」で生活保護は受けられる?
●医療保険とがん保険はどちらに入るべき?
●借金などが残っている場合は?
●「おひとりさま」が「がん」になったら、どうする?
このように、お金の話を軸としつつも、告知を受けた時の対応、病院選び、病院での手続き、仕事、育児の話など、黒田さんの体験や黒田さんの“がん友”から聞いた身近でリアルな話が書かれています。
そのため、これからがんに備えようと考えている方も、実際にがん闘病しているという方にも、支持される内容となっているのです。
「がんとお金の本 」2011、黒田 尚子 (著), 岩瀬 拓士 (監修)をAmazonで調べる
専門分野の方からも支持される『がんとお金の本 がんになった私が伝えたい58のアドバイス』
『がんとお金の本 がんになった私が伝えたい58のアドバイス』は、基本的に一般の方に向けて書かれた分かりやすい内容となっていますが、医療分野や保険業界の方など専門分野の方にも支持をされています。
まず、この書籍の監修者でもあるがん研究有明病院 乳腺センター長・岩瀬拓士氏は、
「がんの治療に前向きに取り組むための秘訣が、自身のがん体験を通じて、飾らないやさしい言葉で書かれています。これからがんの治療に立ち向かおうとしているあなたに、特に乳がんと診断されたあなたに、ぜひ読んでもらいたい1冊です。」
と太鼓判を押しています。
また、ライフネット生命保険の社長・岩瀬大輔氏も、自身の著書『がん保険のカラクリ』の中で、黒田さんの書籍を絶賛し、参考文献としてもクレジットされていました。
“2人に1人が、がんになる時代”
「2人に1人ががんになる時代」は、決して自身ががんにならなくても、家族や親せき、友人やパートナーが「がん」になり、その闘病生活を支えていかなくてはいけない可能性も意味してます。
がん闘病は、もはやドラマや映画の世界の話ではなく、身近な病気なのです。
まずは、自分にできること、確実に準備できることから少しずつ始めていきましょう。
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