西武ライオンズの本拠地で観れる!メットライフ・エクササイズって何?
埼玉西武ライオンズの本拠地であるメットライフドームで行われる試合では、毎試合、“とあるエクササイズ”をみんなで踊ることがお決まりとなっています。
今回は、そのエクササイズについて紹介します!
スポンサードリンク
「メットライフ・エクササイズ」って何?
メットライフドームで行われる試合では、西武ライオンズのチアガール・ブルーレジェンズが、ゲーム5回ウラ終了後に、定番の軽快な曲とともに、笑顔でタオルを回しながら身体を動かし、会場のお客さんたちを盛り上げます。
時には球場に来たゲストの有名人たちも一緒になって踊るこのダンスは、「メットライフ・エクササイズ」と呼ばれ、昨年から西武ライオンズのファンにとっては欠かせない定番の儀式となっています。
このメットライフ・エクササイズ、初めてメットライフドームで試合を観戦する人にとっては、野球場を盛り上げるためのただの余興でしょ?…と思う方も多いかもしれません。
しかし、このメットライフ・エクササイズは、実は、日本人にも欠かせない“アレ”とも深~い関わりを持つ重要な意味を持ったエクササイズだったのです。
夏休みの定番のアレを仕掛けたメットライフ
メットライフ・エクササイズは、誰にもカンタンに真似できるエクササイズになっていて、踊ることによって徐々に心拍数が上がり、運動不足や血行不良などを解消するための健康を意識して開発されたものです。
ちなみに、エクササイズの振り付けは、あのKABA.ちゃんです。
そもそもメットライフとは、外資系の保険会社・メットライフ生命のことです。
メットライフ生命は、2017年シーズンから西武ライオンズのスポンサーとして西武ドームのネーミングライツ(命名権)を取得し、多額のスポンサー料を払う対価として、メットライフ生命がより世間に浸透するよう、その1つの取り組みとしてメットライフ・エクササイズのパフォーマンスタイムを取り入れているという経緯があります。
そんなお金をたくさん持っている(?)メットライフ生命、実は、日本人なら昔から誰もが知っている「ラジオ体操」の起源を作った会社でもあるのです!
ラジオ体操、いつから始まった?
運動会や夏休み期間の公園などで誰もが踊った「ラジオ体操第一」の放送が始まったのは1951年ですが、日本におけるラジオ体操の歴史はさらに古く、戦前の1929年からです。
1923年、郵便や通信を管轄していた逓信省(ていしんしょう)の役人で、簡易保険局監督課長・猪熊貞治氏が、保険事業に関する調査のためにアメリカを訪れた際、メトロポリタン生命保険会社(現・メットライフ生命)が行っていたラジオ体操の取り組みを知り、1925年に『逓信協会雑誌』で紹介したことが日本におけるラジオ体操の歴史の第一歩です。
そのメトロポリタン生命保険会社は、国民の体力向上と健康の保持や増進を目的でラジオ体操を考案し、1925年からニューヨーク本社のスタジオでラジオ体操番組 “Setting up exercise”を放送していました。
メットライフ生命が、たくさんの集客がある西武ドームで、会社のプロモーションとしてエクササイズを取り入れる理由も納得できますね!
ところで、メットライフ生命ってどうなの?
メットライフ生命は、あまり馴染みのない方もいると思いますが、日本では、日本初の外資系生命保険会社として1973年に営業を開始しています。
そして、現在も、ただ単に保険商品で経済リスクのカバーを提供するだけでなく、病気やケガを未然に防いで健康に過ごすための取り組みや、健康意識を高めるための施策を実施。
みんなで楽しく踊れる、そして盛り上がれる「メットライフ・エクササイズ」は、メットライフ生命の“魂”とも言えるのではないでしょうか。
ちなみに…
余談ですが、メットライフ生命が埼玉西武ライオンズとスポンサー契約を結んでいるのは、5年間。
2017年シーズンからの契約なので、2021年のシーズンまでは、メットライフ・エクササイズを西武ドーム(メットライフ・ドーム)で見ることができるでしょう。
\がんへの備えが不安な方へ/
※満足度95%!話題の保険相談サービス