クレヨンしんちゃん野原ひろし役・藤原啓治さん、癌(がん)闘病の経緯

声優の藤原啓治さんが、2020年4月12日、癌(がん)によって55歳でこの世を去りました。

藤原啓治さんと言えば、『クレヨンしんちゃん』のお父さん・野原ひろし役や『鋼の錬金術師』のマース・ヒューズ役、『アイアンマン』の主人公を務めるロバート・ダウニーJrの吹替を担当していたベテラン声優。

また、声優だけでなく、自ら音響監督も務め、2006年には声優事務所「エアーエージェンシー」を立ち上げ代表取締役を務めるなど、声優業界に多くの功績を残した人物として知られていました。

今回は、そんな藤原啓治さんのがん闘病の経緯について紹介します。

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癌(がん)闘病した藤原啓治さんのプロフィール

●名前:藤原 啓治(ふじわら けいじ)
●生年月日:10月5日
●出身地:東京
●血液型:A型
●趣味:スキューバダイビング
●身長・体重:175cm 68kg
●所属事務所:エアーエージェンシー(代表取締役)

 

癌(がん)闘病した藤原啓治さんの経歴


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東京で生まれ岩手で育った藤原啓治さんは、岩手県の高校卒業後、演劇の世界を志し、文学座付属演劇研究所に入所。

声優やナレーターとして活躍し、1992年からは『クレヨンしんちゃん』の初代ひろし役を担当。

このひろし役は、声優としての藤原さんを象徴する役となり、2016年まで約24年間も担当することとなりました。

 

その後、2006年11月、自らが代表取締役を務める声優事務所「AIR AGENCY」(エアーエージェンシー)を設立。

当初は数名での立ち上げでしたが、2020年現在では、50名以上もの若手声優が所属する声優事務所となっています。

 

また、2008年からは日本芸術専門学校の声優学科講師を務めるなど、声優を志す人や若手の後進の育成など、声優・アニメ業界への功績を残していきました。

 

藤原啓治さんの癌(がん)闘病の経緯


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藤原啓治さんは、2016年8月に、病気療養のためにしばらくの期間、声優活動を休止することを発表。

その際、病気の詳細、癌(がん)であったことなどについては公表されていませんでした。

また、活動の休止にあたり、1992年から20年以上担当してきた作品『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役も降板し、その後任は、森川智之さんにバトンタッチされました。

 

そして、2017年6月に復帰すると、体調を考慮しながらも、徐々にまた多くの作品の声優を担当してきました。

 

しかし、2020年4月16日、癌(がん)闘病の末、2020年4月12日に死去したことが所属事務所により公式発表されました。

尚、癌(がん)闘病していたことは公表されたものの、何の癌(がん)であったか、また詳細な闘病の経緯については明らかにされていません。

 

藤原啓治さんの癌(がん)による死去を受け


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藤原啓治さんの死去を受け、声優や交友のあった関係者たちが追悼の意を表しました。

 

また、テレビ朝日は、テレビん朝日ホームページ内の『クレヨンしんちゃん』の番組ページでも、その悲しみとこれまでの感謝の意を伝えていました。

画像:テレビ朝日ホームページより