京都で有名な癌封じ寺・因幡堂


画像:因幡堂ホームページ

 

京都市にある「因幡堂(いなばどう)」は、癌封じにご利益のあるお寺として有名です。

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京都・因幡堂の癌封じご利益

因幡堂の御本尊である薬師如来は、日本三大如来のひとつ。

かつて歴代の天皇が薬師詣をされるほど、平安京の人々の間で親しまれてきました。

そのご利益は、病気平癒・癌封じ・子授け・安産など様々。

特に、癌封じについては、かつて癌が不治の病とされていた時代、最後の拠り所として多くの方がこの薬師如来にすがったと言われています。

重要文化財にもなっているこの薬師如来は、秘仏(ひぶつ…普段、公開されない仏像のこと)となっています。

ご祈祷などは随時受け付けていますが、毎月8日には薬師護摩を焚き、癌封じの祈願が行われています。

京都の癌封じ寺・因幡堂の由緒や由来

今から約1,000年前、貴族の橘行平(たちばなの ゆきひら)という人が旅先で急病になり、夢でお告げを受けました。

「因幡国賀留津の海中に一つの浮き木がある。その浮き木は衆生済度(人々を救って悟りを得させるため)に遠くの仏の国からやってきた。あなたは速やかにこの浮き木を求めて供養しなさい。そうすれば必ず病気は治る。さらに一切のあらゆる願いが成就するだろう」

橘行平は、正夢に違いないと思い、人々を集めて大網を持って海底を探らせたところ、お告げの通り一つの浮き木がありました。

そして、それはよく見ると身の丈五尺余り(一六五センチ位)の薬師如来像で、供養をしました。

その後、橘行平の病気は治り、無事に京都へ帰ることができましたが、ある夜、再び夢でお告げを受けました。

夢から目覚め、来客が訪ねてきたので門を開けると、そこに立っていたのは、あの薬師如来の尊像が立っていました。

橘行平は、屋敷を改造しお堂を作り、薬師如来を祀ったことが、この因幡堂のはじまりとされています。

京都の癌封じ寺・因幡堂の見どころ

可愛いインコや文鳥の御守りが大人気。

京都の癌封じ寺・因幡堂へのアクセス

【因幡堂の情報】

●住所:京都市下京区因幡堂町728
●開門時間:6~17時
●アクセス:
・地下鉄「五条」駅より、北へ徒歩5分
・阪急「烏丸」駅より、南へ徒歩5分
・「京都」駅から市バス「烏丸松原」よりすぐ
●ホームページ:http://www.tanukidani.com/

京都の癌封じ寺・因幡堂の口コミ・評判は?