癌封じにご利益のある京都の神社・猿丸神社


画像:猿丸神社ホームページ

 

京都の宇治田原町にある「猿丸神社(さるまるじんじゃ)」は、癌封じにご利益のある神社として有名です。

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猿丸神社の癌封じご利益

古くから、瘤(こぶ)・出来物(できもの)・身体の腫物(はれもの)の病気を癒すご利益があるとして、”こぶ取りの神”、”癌封じの神”として関西ではとても有名な猿丸神社。

ちなみに、”こぶ”や”はれもの”とは、現代の癌のことを指しています。

本殿には、多くの木のこぶが奉納されています。これは、癌や出来物などが平癒した方が、そのお礼参りの際に、”こぶ”のついた木を奉納したものです。

また、癌封じで参拝に訪れた方は、この木のこぶを手に取り、身体の悪い部分を、撫でたりさすることで身を清めて癒し、病気と闘う力をもらうことができるとされています。

猿丸神社の由緒・由来

猿丸神社は、和歌で有名な奈良時代~平安時代の歌人・猿丸大夫(さるまるだゆう)が御祭神の神社です。

猿丸大夫の歌、「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき」は小倉百人一首にも選ばれ、誰もが一度は聞いたことのあるのではないでしょうか。

猿丸大夫のお墓は、平安時代は現在の滋賀県大津市にあったとされていますが、江戸時代初期に現在の場所に遷され、その霊廟に神社を創建したのが猿丸神社のはじまりとされています。

猿丸神社の見どころ

猿丸神社は、癌封じだけでなく、家内安全・無病息災・病気平癒、交通安全、厄除け、学業にもご利益もあるとされています。

また、関西では多くの人に知られ、”猿丸さん”という名前で親しまれています。

本殿の両脇には、一般的な神社のような狛犬ではなく、猿の石像が出迎えてくれます。

猿の石像をさすった手で、自分の身体をさすると、病気になりにくいと言われています。

猿丸神社へのアクセス

【猿丸神社の情報】

●住所:京都府綴喜郡宇治田原町禅定寺粽谷44
●開門時間:7~16時
●アクセス:JR宇治駅・京阪宇治駅・近鉄新田辺駅より→京都京阪バス「維中前」下車徒歩40分
●ホームページ:http://www.sarumarujinja.jp/

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