癌封じにご利益のある京都の寺社・蛸薬師堂
京都の河原町にある「蛸薬師堂(たこやくしどう)」は、癌封じにご利益のある神社として有名です。
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蛸薬師堂の癌封じご利益
蛸薬師堂の御本尊の前には、”なで薬師”と呼ばれる蛸(タコ)があります。
このタコを左手で撫でると、すべての病気が治ると伝えられ、多くの人がそのご利益を求め参拝に訪れます。
本物そっくりです!
Tako Yakushi-do (蛸薬師堂/なで蛸 ‘Hall of the Medicine Buddha Octopus’) takes it name from the story of Zenko (善光), a monk.. pic.twitter.com/pdMnrx4udU
— Adventures in Kyoto (@KyotoDailyPhoto) 2014年11月3日
ところで、なぜこのタコを撫でると病気が治ると言われるようになったのでしょうか?
その起源は、1250年頃、このお寺の修行僧・善光のお母さんが重い病気を患って、なかなか治りませんでした。
ある時、お母さんが「好物であるタコを食べれば、病が治るかもしれない」と言うので、善光は、僧侶という身を顧みずに町にタコを買いにいきました。
しかし、その帰り道、買い物をしている姿を町の人に見られてしまい、善光は問い詰めを受けます。
修行僧として絶体絶命の状況になってしまった善光。善光が”このタコは母のために買ったものです。
どうかお助けください”と祈ると、なんとタコが法華経八巻に姿を変え、霊光を放ちます。
そして、その霊光がお母さんを照らすと、たちまちに重い病気が治ってしまったそうです。
以来、薬師如来は、”蛸薬師如来”と呼ばれ、病気平癒にご利益のあるお寺として有名になりました。
特に、近年では、癌封じのご利益のあるお寺として、多くの人々が訪れるようになりました。
京都・中京区巡り ④
永福寺(蛸薬師堂)
1181年室町の林秀が夢告により
与えられた伝教大師が彫った石仏の薬師如来を祀ったお堂が始まり
この寺で修行する僧が病身の母の求めで「タコ」を買ったが見とがめられ薬師如来に祈念したところタコは薬師経に変わり母の病か癒えたと言う説があります pic.twitter.com/0AugSzMxo7— SHINOBU (@SHINOBU10322020) 2018年1月18日
蛸薬師堂の由緒・由来
養和元年(1181年)、僧・林秀の夢枕に薬師如来が現れ、「昔、伝教大師(最澄)が、私の姿を石に彫り、比叡山に埋めている。これを持ち帰るがよい。」とお告げをします。
翌日、林秀が薬師如来のお告げ通りの場所を掘ると、立派な石の御尊像を得る事が出来ました。
林秀は、その像を持ち帰り、お堂を建立し永福寺と名付けました。
これは、蛸薬師堂の始まりです。
蛸薬師堂の見どころ
蛸薬師堂の境内にある弁天様ご神水の”薬師の泉”。このご神水で身体を浄めると無病息災にご利益があるとされ、このご神水で家を浄めると厄除け・家内安全のご利益があるとされています。
タコの絵が描いた絵馬もあるとか…
【大根炊きで無病息災祈願/蛸薬師堂】
12月31日の大晦日、「浄瑠璃山 林秀院 永福寺」では毎年大根炊きが行われます。旬の大根をいただいて今年一年の厄を落とし、無病息災を祈願する“大根炊き”、新年を迎える京都の風物詩です。https://t.co/obAXb3TAVH pic.twitter.com/gUI3g6wLxF— きょうとあす (婦人画報の京都サイト) (@tripkyoto) 2016年12月28日
蛸薬師堂へのアクセス
【浄瑠璃山林秀 永福寺 蛸薬師堂の情報】
●住所:京都府中京区新京極通蛸薬師下ル東側町503
●開門時間:8:00~16:30
●アクセス:阪急電車「河原町」駅下車。徒歩、約10分。
●公式ホームぺージ:http://www7a.biglobe.ne.jp/~takoyakusido/
蛸薬師堂の口コミ・評判は?
蛸薬師堂永福寺へ行き、タコをなでて病気平癒祈願をしてきました。
御利益をしっかりお持ち帰り!
「病気平癒御守」 pic.twitter.com/YWzPcUpfr4— なみぃず (@nmo_nmo58669180) 2019年6月15日
みんな!河原町の新京極にある
蛸薬師堂って所お参り行ってみ!
病気とかなんかあったら
絶対に治るし!人でも動物でも!
ほんまにここゎオススメ! pic.twitter.com/0u8hZgXeTv— Mapppy@リア垢 (@tco_114) 2016年1月4日