あるく保険加入から1年…キャッシュバックの状況は?
こんにちは、うっちーです。
今回は、最近話題の健康増進型保険に加入したら、呪われてしまった!?…という話をしたいと思います。
呪い?
そう、私は、東京海上日動あんしん生命の健康増進型保険である「あるく保険」に加入して1年が経過するのですが、“キャッシュバック“という魅力的な言葉の呪いにかかっていたのです!
はたして「呪い」とは…?
あるく保険から、キャッシュバックはあったのか…?
今回は、健康増進型保険には入るべきか?入らないべきか?…その本質に迫ります!
健康増進型保険への加入を検討している方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
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目次
話題の「健康増進型保険」とは?
まずは、基本的な知識のおさらいから。
そもそも「健康増進型保険(けんこうぞうしんがたほけん)」とは、健康活動を促すような仕組・機能を持った保険商品のことを言います。
例えば…
“健康診断の結果を提出すると、保険料キャッシュバック!”
“歩いたら、その分保険料が安くなる!”
“非喫煙者は、保険料が安くなる”
…こんなキャッチコピーで2017年頃から販売が開始され、現在までに各生命保険会社から数多くの健康増進型保険が販売されています。
このブームの背景には、「フィンテック(金融+テクノロジーの融合)」と呼ばれる金融業界における技術革新の流れと、日本政府が国民の健康寿命を伸ばすための施策として健康増進活動を普及することを掲げている…という時代背景が重なったことが挙げられます。
生命保険業界では、ビッグデータと呼ばれる膨大なデータを活用することで、保険料の割引計算に反映させることが可能となり、この健康増進型保険が生まれたのでした。
☞健康増進型保険について、各保険会社の健康増進型保険まとめはこちら
あんしん生命の健康増進型保険「あるく保険」に加入した
そして、約1年前、保険業界で働くこの私も、ブームに乗っかって健康増進型保険に加入しました。
私が加入したのは、「あるく保険」です。
あるく保険は、東京海上日動あんしん生命保険とNTTドコモが共同で開発した保険商品です。
その名の通り“歩くと保険料の一部が返ってくる 健康づくりを応援する医療保険”というキャッチコピーで、2017年から販売されている医療保険です。
あるく保険は、目標となる1日の歩数を8千歩としていますが、この8千歩とは、国が健康づくりのための1日の目標歩数として掲げた数値に基づいたものです。
国は、男性であれば1日9,000歩、女性であれば1日8,500歩を1日の目標歩数として掲げているのです。
歩いて健康増進!そもそも「歩く」ことのメリットは?
では、そもそも、歩くことにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
歩くことは、一般的に下記のメリットがあるとされています。
1.肥満の予防(ダイエット) 2.メタボの予防 3.骨粗しょう症の予防 4.生活習慣病の予防(脂質異常症、高血圧、糖尿病の予防) 5.動脈硬化の予防 6.脳卒中の予防 7.認知症の予防 |
30代半ば…お腹が出てきてしまいながらも、いつまでも若々しくいたいと願う私。
また、週末はよく小旅行に行くこともあり、歩くことが決して嫌いではない私は、「これを機に、たくさん歩くぞ!」と一念発起し、この保険に加入したのでした。
あんしん生命「あるく保険」のキャッシュバック仕組み
ここで、あるく保険の簡単な仕組を紹介します。
あるく保険は、「医療保険」ですので、ケガや病気で入院・手術をした時に給付金がもらえる…というのが基本的な商品内容です。
一般的な医療保険と同じく、3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)になった場合の手厚い保障や、がん診断特約、先進医療特約などのオプションを付けることも可能です。
あるく保険が画期的なのは、この医療保険に加入することで、ウェアラブル端末「MISFIT FLARE(ミスフィット フレア)」が無料で貸し出され、1日平均8,000歩以上歩くと保険料の一部が返ってくる仕組みになっている点です。
また、ウェアラブル端末は、スマートフォンアプリと連動し、歩数のチェックや体重を入力することで、日々の体調管理に活用することもできてしまうのです。
対応しているウェアラブル端末は、「MISFIT FLARE(ミスフィットフレア)」(無料)と「ムーブバンド3」(自身で購入の必要あり)です。
現在、各保険会社では、健康活動に応じて保険料が安くなる保険商品が続々と販売されていますが、当時、ウェアラブル端末を装着し、歩くことで保険料が安くなるという仕組を持った保険商品は、このあるく保険だけでした。
※実際には、ウェアラブル端末の「MISFIT FLARE」は、後日、自宅に郵送されてきます。
自身の健康、話題の保険商品への興味、そして東京海上グループの保険代理店担当者からのススメもあり、私はあるく保険に加入したのでした。
あるく保険加入から1年後…キャッシュバックの状況は?
さて、あれから月日が経ち、約1年が経過しました。
私は1日平均8,000歩以上、歩くことができているでしょうか?
肝心の保険料は、割引されているでしょうか?
こちらが、私のあるく保険のスマホアプリの管理画面です。
…これは?
ちなみにあるく保険の割引の仕組みは、1日あたりの平均歩数が8,000以上となる計測単位期間(6か月)の数に応じて、2年後に健康増進還付金が受けとれる仕組になっています。
さらに詳しく説明すると、割引が適用となる2年の間、計測期間を4つに分け、1つの計測期間(6か月)が1日あたりの平均歩数が8,000以上となれば1シーズンクリア。4シーズンすべてクリアすると、健康増進還付金が満額もらえることになります。健康増進還付金の金額、つまり割引される金額は、支払っている保険料によります。
(詳しくは、☞「あるく保険、どれくらい安くなる?徹底解説」の記事をご覧ください)
上記の管理画面を見ると、第1回歩数計測単位期間(2018/12/2~2019/5/31)の平均歩数は1日7263歩。さらに、第2回歩数計測単位期間(2019/6/1~2019/11/30)の平均歩数は5059歩。
私は、もう現時点で、2シーズンがダメな状況。
つまり!
…もう全然割引されない><
(´・ω・`)ショボーン
一方、目標を達成できないという自信喪失感は、しっかりと得られるという、、、
ここからは妄想フィクションでお届けします
あぁ、あるく保険、やっぱりもう解約しちゃおうかな…
よし、もうウェアラブル端末なんて外しちゃえっ!
私は、左腕につけていたウェアラブル端末を、右手で勢いよくはずそうとしました。
なんだと!?
なぜ、はずれないんだ!?
…なんだって?
もうたいして割引される可能性がないのに、もっと歩けというのか!?
よし、この保険に加入した保険代理店の担当に文句を言おう!
よし、これで解約できる。
…ん?代理店担当者が、何か言っている。
私「そうなんですよね~、もっと運動しないと^^;」
その時、腕からはずそうとしたミスフィットフレアが、私の腕を強く締め付けた!
腕輪がはずれない…
そ、そうか… これは「呪いの腕輪」だったのか!?
うっちー…
うっちー…
…はっ、どうやら夢を見ていたようだ。
まとめ:あるく保険の加入ポイント
ということで、今回は、話題の健康増進型保険に加入したら呪われてしまった!?…という妄想フィクションの話を紹介しました。
そう、「呪われた」なんていうのは、ウソのお話です。※ウェアラブル端末のミスフィットフレアも、ゴム製のラバーバンドで外しやすいです。あんしん生命の関係者様、すみません)。私自身も生命保険会社で保険商品を販売していましたので、このような可能性は十分承知の上で加入していました。
しかし、健康増進型保険は、割引だけを過度に期待してしまい加入するとガッカリしてしまう可能性が高い保険商品です。あるく保険は、保険料が安くなるというメリットをほとんど享受できなくなった場合、普通の掛け捨ての医療保険です。加入の際は、本当に今の自分に医療保険が必要なのか?という本質的な疑問を自分に投げかけ、よく検討した上で加入しましょう。
もちろん、東京海上日動あんしん生命の医療保険ですので、保険会社のブランドとしては信頼のおける医療保険です。普通の医療保険と同じなので、基本的な保障内容は、①疾病/災害入院保険金 ②手術給付金 ③放射線治療保険金。そして、オプション(特約)として、がん診断特約、女性疾病特約、先進医療特約、就業不能特約などを付けることによって保障内容を充実させることも可能です。
そのため、日頃から歩いたり走ったりという運動習慣のある方で、医療保険への加入を検討している方には、ちょっとした楽しみを増やすためにおすすめです。また、あるく保険は、その名の通り“歩いた歩数”だけが割引適用になるかの判断基準なので、シンプルで分かりやすいという点も好感が持てます。
実際にどれくらいの金額がキャッシュバックされる可能性があるのか詳しく知りたいかたは、下記の参考記事をご覧ください。
☞参考記事:あるく保険、どれくらい安くなる?徹底解説
尚、健康増進型保険には、保険会社によって様々な商品が販売されています。ご加入を検討の際は、リンク先記事:「話題の健康増進型保険とは?各保険会社の健康増進型保険まとめ」で、商品の一例などもご参照いただきながら、自分自身の生活スタイルにあったものを選びましょう。
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