堀江貴文氏「ピロリ菌やばい」購入。その中身とは?検査キットとは?

(この記事は、3分で読めます)

こんにちは、保険ライターのうっちーです。

元保険営業マンの私が最近気になっている本が、ホリエモンこと堀江貴文さんの『ピロリ菌やばい』です。

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“なんでピロリ菌ってやばいの?”

“そもそもピロリ菌って何だっけ?”

“あのホリエモンとピロリ菌に何の関係があるの?”

…と思った方は、この記事を読んでいただければ幸いです。

また、この『ピロリ菌やばい』は、保険加入や保険の見直しを考えている方、医療保険やがん保険などを販売しなければいけない営業マンの方にとってもオススメです。

なぜならこの本は、“健康であることはお金に替えられる価値である”ということを実感するための入門書として、とても分かりやすい内容になっているからです。

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ピロリ菌とは?

そもそも「ピロリ菌」って何かご存知ですか?

この変な名前の菌は、「へリコバクター・ピロリ」とも呼ばれています。

下図のような形をしている細菌です。

(画像はフリー素材「いらすとや」より)

この「ピロリ菌」は、胃の粘膜に住み着く細菌で、胃炎・胃潰瘍・胃がんなど胃に関する病気を引き起こすと考えられていますが、特に胃がんは、なんとその原因の99%がピロリ菌による感染とされています。(※諸説あるようです)

胃がんは、日本人に最も多いがんで、男性は9人に1人女性は18人に1人が一生涯のうちにかかると言われています。

胃がんがによって亡くなる方は毎年約5万人。有名人では、手塚治虫さん、逸見政孝さん、音楽プロデューサーの佐久間正英さんが胃がんによって亡くなっていますし、お笑い芸人の宮迫博之さんや宮川花子さんが闘病したのも胃がんでした。

 

では、この胃がんを引き起こすピロリ菌の感染を防げば胃がんは防げる!…のでは?ということで、このピロリ菌が着目されました。

厄介なことに、ピロリ菌は一度感染してしまうと多くの場合は除菌をしないと胃に住み続けるとされています。

最近では、LG21を代表として、ヨーグルトに含まれる乳酸菌がピロリ菌を減らす効果があるという食品なども販売され注目を集めていますが、それらはピロリ菌を減らすことはできていも除菌することはできません。

また、ピロリ菌は感染していても、ほとんどはハッキリとした自覚症状がありません。
そのため、まずはピロリ菌に感染しているかどうか検査をする必要があるのです。

そして、もし感染していた場合は、除菌をすることで確実に胃がんになるリスクを減らせる…という訳なのです。

『ピロリ菌やばい』を購入してみた

あらためて今回紹介する『ピロリ菌やばい』は、ピロリ菌の検査キットとブックがセットになった“付録付き書籍”です。

本屋さんでは、そのテーマや仕様からすぐに見つけづらい可能性もありますが、その場合は店員さんに確認してみましょう。

私は、本屋さんで購入しましたが「健康」に関するコーナーでこの書籍を見つけました。もちろんアマゾンで購入すれば確実ですが。

価格は、1,680円(税抜)と決して安くはありませんが、検査キットの料金も込みと考えれば決して高い値段には感じないでしょう。

本は、ひと昔前のVHSくらいの大きさ。
本棚に置くと、その大きさが分かります。なんだか新鮮。

 

その中身は、検査キットと薄いブック、そして検査キットを送るための封筒が入っています。

『ピロリ菌やばい』の仕組み

検査キットは、すぐその場でピロリ菌に感染しているかどうかが分かるというタイプのものではありません。

検査キットで尿を採り、検査キットを検査機関に送って後日検査結果が分かるという仕組になっています。だいたい2週間くらいで検査結果が分かるそうです。

また、この本を購入して初めて知ったのですが、検査には、別途、検査料として2,500円がかかります。

つまり、この本を購入してピロリ菌の検査をするためには、検査キットつき書籍代1,680円(税抜)+2,500円(税込)=4,314円がかかるという訳です。

堀江貴文氏が本書で述べているように”わずか数千円で命拾いできる”なら、たしかに安いのかもしれません。

医療保険やがん保険の保険料が月約3、4千円ですから、保険料1か月分程度の金額で健康に関する知識を身に着けメディカルチェックを受けられるということになります。

ちなみに、もしピロリ菌に感染していることが分かって除菌をする場合には当然お金がかかりますが、こちらは健康保険の適用となり数千円程度で受けられるそうです。

なぜホリエモンが予防医療?

私がこの本を面白いと感じた理由の1つが、この本の著者が堀江貴文さんによるものだという点です。

お金やインターネットといったイメージのある堀江さんがなぜピロリ菌?と思った方も多くいるのではないでしょうか?

正確には、この本の著者は、”堀江貴文+予防医療普及委員会”となっています。

予防医療普及委員会とは、非効率・不合理によって膨大な赤字を抱え続ける日本の医療業界の現状を変えるべく、堀江貴文さんらが発起人となり専門家や有識者を集め組織された社団法人。

現在の日本は、病気になって治療費や薬代などの医療費を払って治しては、また病気になる…といった繰り返し。

病気になった時のために莫大な費用がかかっているなら、病気にならないための投資をした方がずっと個人にとっても国にとっても負担が少ない…というのが、この予防医療普及委員会の考え方です。

健康に気を使えば、保険はいらない?

「ムダが嫌い」という堀江さんは、たびたびメディアで“保険は必要ない”と主張しています。

病気になった時のために使うか使わないか分からない医療保険やがん保険にお金を投資するくらいなら、運動や食事や生活習慣などの健康に投資すべきという考え方です。

ちなみに保険の営業世界では、生命保険や医療・がん保険の必要性を身近に感じてもらうために、日本の医療費の現状について話をするのがセオリーになっています。

日本の医療費の現状とは、ざっくり説明すると、日本の医療費は現在も大赤字だけど高齢化によってさらなる危機に陥る。だから、自身の医療費などは国の制度に頼らずに自分で備えなければいけない!…という定番のトークです。

しかし、何かあった時のためにトータル保険料を数百万円も払うくらいなら、その何かが起きないために年に数千円程度のお金を使う方がよっぽどメリットが高いということは、どう考えても正論としか言いようがありません。(もちろん、元保険営業マンとしては、予防しても予防しきれない病気もあるので、最低限の保険加入は必ずをおすすめしますが)

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最近では、健康診断書を提出することで保険料が割引になる第一生命の保険商品や、ウェアラブル端末を身に着け、一定期間の間に一定の歩数を歩けば還付金をもらえる「あるく保険」(東京海上日動あんしん生命)が販売されるなど、保険業界に於いても健康であることが金銭的な価値を持つ時代であることを実感することができます。

次回は検査結果発表!ピロリ菌はいたのか?

さて、次回は、この記事を担当した保険ライターうっちー(30代半ば、男性)が、この本の検査キットを使った結果、ピロリ菌がいたのかどうかを報告したいと思います!

みなさんも、ムダな保険料を払うよりも、まずはピロリ菌検査です!

そして後日…検査の結果がこちら!

30代男が『ピロリ菌やばい』の検査キット使ってみた!検査結果は!?

 

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