大久保佳代子さん、甲状腺に腫瘍…癌(がん)の疑いは?
(更新日:2020年11月18日)
大久保佳代子さんは、2017年、46才の時に放送されたテレビ番組内で、甲状腺に腫瘍が見つかったことが公表され話題になりました。
腫瘍が悪性だった場合は、“甲状腺がん”という病気になる訳ですが、はたして大久保さんが受けた診断は?
また、現在の大久保さんの容態は?
今回は、お笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子さんの甲状腺の腫瘍について、そして、気になる現在について紹介します。
目次
甲状腺に腫瘍…大久保佳代子さんのプロフィール
●生年月日:1971年5月12日
●出身地:愛知県田原市
●血液型:O型
●身長:158cm
●最終学歴:千葉大学文学部文学科
●事務所:プロダクション人力舎
大久保佳代子さんは、1992年、高校時代に、小学生からの幼なじみだった光浦靖子と「オアシズ」を結成。
一時期、大久保さんは芸能活動を休止していましたが、2000年、光浦靖子さんが出演していた『めちゃ2イケてるッ!』に、新レギュラーとして出演したことをきっかけに、徐々にブレイクをはたしていきました。
大久保佳代子さん、甲状腺に腫瘍…癌(がん)の疑いは?現在は?
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1.腫瘍の発見
大久保佳代子さんは、46歳のとき、2017年10月 9日放送のTBS系『名医のTHE太鼓判芸能人に余命宣告SP』に出演し、首のエコー検査を受けた際、甲状腺にこぶが見つかりました。
医師からは、「精密検査をしないと解らない」「中には、進行するがんもある」と、専門医の精密検査を勧められました。
そう、大久保さんの腫瘍が悪性だった場合、“甲状腺がん”という可能性があったのです。
2.良性の診断を受けるまで
放送収録後、大久保さんは精密検査を受けました。
その結果、腫瘍は「良性」との診断。
良性…つまり、大久保さんは、甲状腺がんではありませんでした。
そして、2017年10月17日、twitterで良性であったことを自ら報告しました。
3.現在の大久保佳代子さんの容態は?
2020年末現在、大久保佳代子さんは、49歳。
その後、甲状腺に関する病気を発症したりすることもないようです。
大久保佳代子さんも悩まされた甲状腺の病気について
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甲状腺に関する病気は、必ずしも「甲状腺がん」だけではありません。
そもそも、甲状腺とはどのようなものなのでしょうか?
大久保さんをはじめ、女性に多いと言われている甲状腺の病気についてご紹介します。
1.そもそも「甲状腺」って何?
甲状腺は、首の前側、のどぼとけのすぐ下にある、重さ10~20g程度の小さな臓器です。
体中の新陳代謝を促したり、成長・発育に関わるホルモン(甲状腺ホルモン)を分泌しています。
甲状腺ホルモンには、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミンなどの栄養素からエネルギーを生み出し、体の中で上手く利用されるようコントロールする機能もあります。
2.甲状腺の病気は、女性に多くみられる
甲状腺の病気は、女性に多く、男性の6倍~10倍とも言われています。
月経異常、不妊、流産の原因になることもあり、特に女性の方は注意したい病気です。
また、出産後の女性の20人に1人は、甲状腺ホルモンの異常を起こすとも言われています。
甲状腺ホルモンが不足したり、過剰になったりすることで、様々な病気の原因となるのです。
3.甲状腺の病気の種類
(1)甲状腺機能の異常
ホルモンの分泌が過剰になるのが「甲状腺機能亢進症」で、代表的なものはバセドウ病です。
バセドウ病の原因は自己免疫疾患と考えられており、動悸、喉(甲状腺)の腫れ、眼球が飛び出て見えることが、主な症状です。
一方、甲状腺ホルモンの分泌が足りなくなるのが「甲状腺機能低下症」で、橋本病が代表格です。
橋本病も自己免疫疾患が原因と考えられており、むくみやだるさ、無気力などが典型的な自覚症状になります。
(2)甲状腺の炎症
甲状腺が炎症を起こす病気は3つあります。
1つ目の「急性化膿性甲状腺炎」は、細菌感染によって炎症を起こし、甲状腺に痛みが出ます。
次に「亜急性甲状腺炎」は原因がわかっていませんが、ウイルス説が有力です。症状としては甲状腺に腫れや痛み、しこりなどが起こります。
急性と比較し、亜急性は中年女性に多く、症状も早く治ります。
また、甲状腺機能の異常として紹介した「橋本病(慢性甲状腺炎)」も甲状腺に炎症を起こすため、甲状腺炎の1つとしても数えられます。
(3)甲状腺の腫瘍
甲状腺腫瘍の8~9割は、特に治療の必要のない良性のものです。
直径2cm以下の初期の甲状腺腫瘍では、自覚症状はほとんどありません。
腫瘍が大きくなると、首の腫れやしこり、ものを飲み込むときの違和感などの症状が現れることがあります。
大久保佳代子さんも疑いがあった「甲状腺がん」って?
上記で解説の通り、甲状腺の腫瘍の8~9割は特に治療が必要のない良性のもの…ということですが、悪性だった場合は、甲状腺がんとなります。
甲状腺がんは、1年間に人口10万人あたり7人前後の割合で発症するとされています。
甲状腺がんの症状では、その周囲のしこり(結節)、違和感、声帯を動かす神経(半回神経)の麻痺による声のかすれ(嗄声)、 血痰
、息苦しさ(呼吸困難)、飲み込みにくさ(嚥下困難)、のどの痛み…などが挙げられます。
また、甲状腺がんが進行してくると、次第に栄養状態の悪化や全身の衰弱もみられるようになります。
参考/引用:がん治療.com 甲状腺がんとは
甲状腺がんの約9割は「乳頭がん」と呼ばれる種類で、40歳から50歳代の比較的若い女性に多く、大久保佳さんが甲状腺の腫瘍を見つけたのも、まさに46才の時。
大久保さんは幸い「良性」ということで、本当に何よりでした。
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