がん保険、検査入院は支払対象になる?
Q.がんの疑いがあった場合、その検査のために入院する費用や通院費用は、がん保険での支払い対象になるのでしょうか?
A.がん保険に「入院費用」「通院費用」の特約が付いている場合に限りますが、がんの疑いが指摘され、お医者さんの指示で実施された検査のためにかかった入院・通院費用は、その後、がんと確定されれば支払対象となります。
もちろんこの場合は、「診断給付金」(がんと診断された時に給付される一時金)などの基本的な保障も対象になりますね。
一方、上記のケースで、検査の結果が「良性」だった場合、つまりがんではなかった場合は、支払対象外となります。
この場合、がん保険ではなく、医療保険では「良性」であった場合も保障対象となる場合があるので、医療保険に加入していた場合は、ぜひ保険会社に問い合わせしてみましょう。
尚、がんの治療を目的としない検査の入院(人間ドッグ1泊2日コース)や通院(定期健診など)は、対象にはなりません。
いずれにしても、がん保険の対象可否は、保険会社から提出を求められる書類をもとに支払可否を判断する流れになっていますので、保険会社に電話で問い合わせても、すぐに「対象ですよ」と言われることはありません。
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