笠井信輔アナの悪性リンパ腫闘病…現在は?再発はない?
(記事更新:2020年11月12日)
元フジテレビアナウンサーの笠井信輔さんは、2019年、56歳のときに悪性リンパ腫にかかりました。
笠井信輔さんと言えば、フジテレビの朝の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』などに出演し、長年に渡り、お茶の間の“朝の顔”として人気を獲得したアナウンサーです。
2019年9月末にはフジテレビを退職し、悪性リンパ腫の発覚は、フリーアナウンサーへ転身したばかりの矢先の出来事でした。
気になる笠井信輔アナの現在は?そして、“血液のがん”とも呼ばれ、過去には大物有名人たちも襲った「悪性リンパ腫」とは?
今回は、笠井信輔さんの悪性リンパ腫闘病の経緯について紹介します。
目次
悪性リンパ腫闘病した笠井信輔アナのプロフィール
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●出身地:東京都世田谷区
●生年月日:1963年4月12日
●血液型:A型
●最終学歴:早稲田大学商学部
●経歴:フジテレビ(1987年~2019年)⇒フリーアナウンサー(2019年~)
悪性リンパ腫が発覚した笠井信輔アナの経歴
笠井信輔アナは、早稲田大学商学部卒業後、1987年にフジテレビにアナウンサーとして入社しました。
1995年には『めざましテレビ』の中継コーナー、1998年からは『ナイスデイ』のレポーター、そして1999年からは『情報プレゼンター とくダネ!』で小倉智昭さんのアシスタントを約20年間務めました。
『とくダネ!』に出演し、フジテレビの“朝の顔”として人気アナウンサーになると、2007年からはアナウンス室専任部長(情報担当部長)や、フジテレビのホームページおよび携帯サイド内の「アナウンスマガジン」の編集長も務めました。
プライベートでは、テレビ東京社員の茅原ますみさんと結婚し、現在では3人の息子を持つ父親でもあります。
笠井信輔さん、悪性リンパ腫闘病の経緯
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1.悪性リンパ腫発覚の経緯
笠井信輔アナは、2019年9月30日にフジテレビを退社しましたが、その後、頻尿に悩まされていたといいます。
また、頻尿だけでなく、腰痛や体重が急激に減るといった異変などもあり、2019年11月に都内の病院で検査を受けていました。
そして、X線検査を受けた際、異常が確認され、さらに精密検査を受けたところ、腰と肩に悪性リンパ腫が見つかったといいます。
悪性リンパ腫とは、血液のがんと呼ばれている病気で、笠井アナは、正式には「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」と診断されたそうです。
笠井アナが病気を公表した当時は、早期発見だったと報じられていましたが、実際には「ステージⅣ」…つまりも最もがんが進行した状態と告げられていたことを後のメディアインタビューで明かしています。
2.抗がん剤による治療、そして…
笠井アナは、2019年12月末から抗がん剤治療のために入院を開始。
“びまん性大細胞型B細胞リンパ腫”には、もともと定番の治療法があったそうですが、笠井アナの場合は、状態が進行していたこともあり、通常よりも強い抗がん剤を投与し治療を行うようになったといいます。
また、抗がん剤の投与後は、白血球を増加させるための注射を毎日打たなくてはいけなかったそうです。
そして、4月末の退院まで、計6回の抗がん剤治療を行ったことを後のメディアのインタビューで明かしています。
抗がん剤の治療には激しい副作用もあったといいますが、その間、笠井アナは同じ病気と闘う人たちのために、自身の闘病経験をブログで更新し、情報を発信し続けました。
出典:笠井信輔オフィシャルブログ「笠井TIMES ~人生プラマイゼロがちょうどいい~」
悪性リンパ腫闘病した笠井信輔さん、現在は?再発はない?
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笠井アナは、2020年5月1日退院し自宅療養となりましたが、5月中旬には自宅からラジオ番組に登場し仕事に復帰。
翌月2020年6月には、医師から癌(がん)の完全寛解を伝えられたといいます。
その後、本格的な復帰を果たした笠井アナ。
悪性リンパ腫の発症から1年が経過するタイミングとなりましたが、2020年11月現在、再発などもないようです。
悪性リンパ腫はどんな病気?闘病した芸能人は?
1.悪性リンパ腫闘病した芸能人たち
☞参考記事:「悪性リンパ腫になった芸能人・有名人たちまとめ」
それでは、笠井信輔アナが闘病している「悪性リンパ腫」とはどのような病気なのでしょうか?
この悪性リンパ腫という病気…かつては、「仮面ライダー」「サイボーグ009」「HOTEL」などの原作者として知られる石ノ森章太郎氏、ロックバンド・SOPHIA(ソフィア)のキーボーティスト・都啓一氏、昨年2018年にこの世を去った浅井企画・前社長の浅井良二氏が患ったことでも知られています。
それでは、悪性リンパ腫とはどのような病気なのでしょうか?
2.悪性リンパ腫とは?
以下は、がん研究の権威・国立がん研究センターホームページ(https://ganjoho.jp/)からの引用です。
(1)悪性リンパ腫とは?
悪性リンパ腫は、血液細胞に由来するがんの1つで、白血球の1種であるリンパ球ががん化した病気です。
全身のいずれの場所にも病変が発生する可能性があり、多くの場合は頸部(けいぶ)、 腋窩(えきか)、 鼠径(そけい)などのリンパ節の腫(は)れが起こりますが、消化管、眼窩(がんか:眼球が入っている骨のくぼみ)、肺、脳などリンパ節以外の臓器にも発生することがあります。
(2)悪性リンパ腫の症状
首や腋(わき)の下、足の付け根などリンパ節の多いところに、通常は痛みのないしこりとしてあらわれます。
数週から数カ月かけ持続的に増大して縮小せずに病状が進むと、このしこりや腫れは全身に広がり、進行するに従って全身的な症状がみられるようになります。
全身的な症状としては発熱、体重の減少、盗汗(とうかん:顕著な寝汗)を伴うことがあり、これらの3つの症状を「B症状」といいます。
その他には、体のかゆみや皮膚の発疹、腫瘤(しゅりゅう)により気道や血管、脊髄(せきずい)などの臓器が圧迫されると、気道閉塞、血流障害、麻痺(まひ)などの症状があらわれ、緊急で治療が必要な場合もあります。
(3)悪性リンパ腫の原因
発症の原因はまだ明らかではありませんが、細胞内の遺伝子に変異が加わり、がん遺伝子が活性化することで発症すると考えられています。
また、一部にはウイルス感染症が関係することや、免疫不全者に多いことが知られています。
参考:がんの治療費はどれくらい?
さて、今回は、笠井信輔アナの悪性リンパ腫闘病の経緯、そして笠井アナの現在について紹介しました。
ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。
●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●胃がん:約61万円
●肺がん:約65万円
●直腸がん:約71万円
●肝がん:約59万円
出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査
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