大竹しのぶさんの子宮頸がん闘病…現在は?

大竹しのぶさん(61)は、1992年、35才のときに子宮頸がんと診断されました。

大竹しのぶさんと言えば、女優として、そして、お笑い芸人・明石家さんまさんの元奥さんとしても有名ですね。

今回は、大竹しのぶさんの子宮頸がん闘病の経緯と、気になる現在について紹介します。

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大竹しのぶさんのプロフィール


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●生年月日:1957年7月17日
●出身地:東京都
●血液型:A型
●所属事務所:有限会社エスター

大竹さんは、1973年、18才のときに、ドラマ『ボクは女学生』の出演者の一般公募に応募し、芸能界デビューを果たします。
1988年には、ドラマ『男女7人秋物語』(1987年)で共演をした明石家さんまさんと結婚し(1992年に離婚)、翌年には長女・IMALUさんが誕生します。

その後も、女優として、数多くのドラマ・映画・舞台に出演し、2011年には紫綬褒章を受章。
日本を代表する女優として、現在も活躍中です。


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大竹しのぶさんの子宮頸がん闘病

大竹さんは、1992年12月、35才のときに婦人科検診がきっかけで子宮頸がんが発覚します。

その後の精密検査によって、大竹さんの子宮頸がんは、がんに進行する直前の前がん状態ということが判明。

 

子宮頸がんは、異形成(いけいせい)という前がん状態を経て、がん化することで知られていますが、大竹さんも幸いにして子宮頸がんの早期段階で発見することができました。

そのため、子宮の摘出手術は受けずに、レーザーによる子宮頸部の一部を切除する円錐切除の手術によって治療を行いました。

そして、手術も無事に成功し、2日ほどで退院できたそうです。

 

当時、大竹さんは、子宮頸がんのこと公表しませんでした。

当時出演が決定していた舞台を降板し迷惑をかけないよう、手術の時期を遅らせるなど事前に医師に相談していたそうです。

闘病のことを公表したのは、手術から10年以上が経過した2006年。

自身の著書「私一人」で、告知から手術まで、その詳細な経緯まで告白しています。


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大竹しのぶさんの子宮頸がん…現在は?

1993年に円錐切除の手術を行ってから25年以上が経過していますが、その後、現在にいたるまで、がんの再発・転移などはないようです。

大竹さんは、2019年1月から放送のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にも出演が決まっています。

大竹さんは、主人公の妻の養母役という重要な役どころで出演し、今から期待が高まっています。


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大竹しのぶさんが闘病した「子宮頸がん」とは?

大竹さんの子宮頸がんは、早期発見により幸い大事には至ることはありませんでした。

しかし、子宮頸がんは、20歳代の若年層で、急激にかかる可能性の高い病気とも言われています。

また、子宮頸がんは、“性交”によって感染することから、若い女性の方なら知っておかなければいけない知識です。

1年間に約16,000~17,000人が診断され、約2,500人が亡くなっているというデータもあります。

 

【子宮頸がん(上皮内がんを含む)発生率の推移】

出典:国立がん研究センター

 

では、そもそも「子宮頚がん」とはどのような病気なのでしょうか?

1.子宮頸がんとは?

婦人科のがんで最も多い子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がんがあります。

子宮体がんは子宮内膜がんともよばれ、胎児を育てる子宮体部の内側にある子宮内膜から発生します。

一方、子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部とよばれる部分から発生します。

子宮の入り口付近に発生することが多いので、普通の婦人科の診察で観察や検査がしやすいため、発見されやすいがんです。

また、早期に発見すれば比較的治療しやすく予後のよいがんですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要といえます。

2.子宮頸がんの発生要因

子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papillomavirus)の感染が関連しています。

このHPVは、性交渉で感染することが知られているウイルスです。

子宮頸がんの患者さんの90%以上からHPVが検出されることが知られています。

HPV感染そのものはまれではなく、感染しても、多くの場合、症状のないうちにHPVが排除されると考えられています。

HPVが排除されず感染が続くと、一部に子宮頸がんの前がん病変や子宮頸がんが発生すると考えられています。

また喫煙も、子宮頸がんの危険因子であることがわかっています。

HPVには複数の型がありますが、最近、一部の型のHPV感染を予防できるワクチンが使用可能になっています。

たとえ、ワクチン接種を受けた場合であっても、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。

3.子宮頸がんの症状

子宮自体が体外とつながっている臓器でありながら、早期のがんでの症状はほとんど見られないことが特徴とされています。

しかし、子宮頸がんは、細胞の異常が起きた後に、その異常となった細胞ががん化するという過程をたどることが分かっています。

そのため、細胞がまだがん化していない状態、細胞の異常(これを「異形成」の状態といいます)が起きた状態のときに、検診などで発見することが可能ながんです。

がんが進行するにつれて、以下のような症状がみられるようになります。

●月経以外の出血(不正出血)
●性行為の際の出血
●下腹部や腰の痛み
●月経血が増える、月経期間が長くなる
●異常なおりものが出る

4.子宮頸がん、治療費はどれくらいかかるの?

子宮頸がんの治療は、早期の場合、がん病巣のある子宮頸部を円錐状に切る手術を行います。

この手術方法は、その後の出産も可能ですが、進行している場合は、子宮を摘出する手術や、放射線治療を行うことが一般的のようです。

では、子宮頸がんになってしまった場合の費用は、どれくらいかかるのかというと、進行具合や治療方法によって医療費は大幅に異なりますが、平均額は、179,748円となっています。(厚生労働省「平成27年度 医療給付実態調査」を元に自己負担3割で算出した金額)

さて、がんへの経済的な備えは十分でしょうか?

がん保険は、がんになってからでは加入することができません。

少しでも不安だと感じた方は、ぜひこのタイミングあなたにピッタリながん保険を、フィナンシャルプランナーに無料で相談してみませんか?

出典・引用:国立がん研究センター

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