あるく保険の割引率は2年で最大4%?それでも私が加入する理由とは?

こんにちは、保険ブロガーのうっちー(@uchi3333)です。

今回は、東京海上日動あんしん生命の「あるく保険」についての紹介です!

あるく保険は、“歩くと保険料の一部が返ってくる”と話題の医療保険。

何を隠そう…実は、私うっちーも、この あるく保険に加入しています。

・「本当に歩いて保険料が安くなるの?」
・「いくら保険料が安くなるの?」
・「歩き損じゃないの?」

…今回は、新たに加入を検討している方のために、素朴な疑問にお答えします!

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あんしん生命の「あるく保険」とは?

あるく保険は、東京海上日動あんしん生命保険とNTTドコモが共同で開発した保険商品です。

その名の通り“歩くと保険料の一部が返ってくる 健康づくりを応援する医療保険”というキャッチコピーで、2017年から販売されています。

保険のジャンルとしては、一般的な「医療保険」ですので、ケガや病気で入院・手術をした時に給付金がもらえる保険商品です。

一般的な医療保険と同じく、3大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)になった場合の手厚い保障や、がん診断特約、先進医療特約などのオプションを付けることも可能です。

あるく保険が画期的なのは、この医療保険に加入することで、ウェアラブル端末「MISFIT FLARE(ミスフィット フレア)」が無料で貸し出され、1日平均8,000歩以上歩くと保険料の一部が返ってくる仕組みになっている点です。

また、ウェアラブル端末は、スマートフォンアプリと連動し、歩数のチェックや体重を入力することで、日々の体調管理に活用することもできてしまうのです。

対応しているウェアラブル端末は、「MISFIT FLARE」(無料)と「ムーブバンド3」(自身で購入の必要あり)です。

現在、各保険会社では、健康活動に応じて保険料が安くなる保険商品=健康増進型保険(※)が続々と販売されています。

しかし、ウェアラブル端末を装着し、歩くことで保険料が安くなるという仕組を持った保険商品は、このあるく保険だけです。

(※)「健康増進型保険」とは?詳しく調べる

「あるく保険」が生まれた背景とは?

そもそも、なぜこのような保険商品が販売されたのでしょうか?

それは、日本の社会的な背景にあります。

私たちが住んでいる日本は、20年後には“国民の3人に1人が高齢者”になるとも言われ、いかに健康寿命を伸ばすかが社会的な課題となっています。

日本政府も「健康づくり・疾病等の予防への取組みが非常に重要である」と指摘し、政府の施策として健康増進活動を普及することを掲げています。

お年寄りの方でも健康であれば、仕事をしたり趣味を楽しんだり健康寿命が延びますし、また、政府にとっては介護医療費用の削減にもなりますので、お互いにハッピーという訳です。

このような動きを受け、各保険会社では、ケガや病気になったときだけではなく、ケガや病気を未然に防ぐための健康活動を応援するような保険商品の開発に乗り出しました。

そして、健康維持に欠かせない活動である“あるく”ことに着目した東京海上日動あんしん生命保険とNTTドコモが、共同で開発した保険料品が、このあるく保険なのです。

「あるく保険」は、30・40代検討必須!歩くことのメリットとは?

では、歩くことで得られるメリットや効果には、どのようなものがあるでしょうか?

ズバリ、その効果は様々あります。

1.肥満の予防(ダイエット)
2.メタボの予防
3.骨粗しょう症の予防
4.生活習慣病の予防(脂質異常症、高血圧、糖尿病の予防)
5.動脈硬化の予防
6.脳卒中の予防
7.認知症の予防

このように、歩くことには、実にたくさんのメリットがあるのです。

特に、30代、40代の方のみなさん!

“最近、体重が増えたなぁ”とか、
“最近、お腹が出てきたなぁ”…と感じることはありませんか?

もちろん、30代半ばの私も、そのひとりです(私の場合は、20代後半からでしたが…)。

肥満によって内臓脂肪がたまってくると、動脈硬化が進んで、脳卒中などの病気のリスクが高まります。

また、欠陥は年齢とともに古いゴムホースのように硬くなっていくもの。

歩くことで、肥満を防ぎ、血管を若返らせる効果も見込めるそうです。

ちなみに、あるく保険は、筑波大学大学院人間総合科学研究科の教授・久野譜也(くの しんや)先生が監修していますので、科学的な根拠に基づき設計されています。

歩き損にならない!?「あるく保険」の割引される保険料シュミレーション

あるく保険の保険料割引の仕組、詳しくはどうなっているのでしょうか?

せっかく歩いたのに、保険料、全然安くならないやん!

…と、あとになって後悔しないように、ここはしっかりと押さえておきたいポイントです。

あるく保険は、1日あたりの平均歩数が8,000以上となる計測単位期間(6か月)の数に応じて、健康増進還付金が受けとれる仕組になっています。

その計算式は、

「健康増進還付金額 ÷4 × 1日あたりの平均歩数が8,000歩以上となる計測単位期間(6か月ごと)の数」

…ぶっちゃけ、これ、すごく分かりずらいですね^^;

解説します。

「あるく保険」のポイント①:還付金がもらえるのは2年後

まず、還付金がもらえるのは、2年後です。

え!?と思うかもしれませんが、これは、そういう商品なのでどうしようもありません。

まぁ、2年はちょっと長いと感じますよね。

もちろん、何もせずに2年経過すればよいかというと、そうではありません。

そう…歩く必要があるのです!

「あるく保険」のポイント②:計測期間は、6か月単位

では、その2年間の間に、どのようなことをすれば、還付金がもらえるのでしょうか?

あるく保険では、割引が適用となる2年の間、計測期間を4つに分けます。

つまり、1つの計測期間は6か月となります。

この6か月の間、1日あたりの平均歩数が8,000以上となれば1シーズンクリアということになります。

2年後に、健康増進還付金を受け取るためには、2年の間に最低でも1シーズン(6か月間)は必ず1日平均8,000歩を達成しなければいけないのです。

4シーズンクリアできれば、健康増進還付金額が満額もらえる計算になります。

「あるく保険」のポイント③:還付される金額は、人それぞれ

では、具体的にいくら割引されるのでしょうか?

あらためて、健康増進還付金の計算式をおさらいします。

【健康増進還付金の計算方法】

健康増進還付金 = 健康増進還付金額÷4×1日あたりの平均歩数が8,000歩以上となる計測単位期間(6か月ごと)の数

仮に、2年間すべての期間クリアすると、4シーズンということになります。

その場合、計算式は、健康増進還付金額÷4×4となります。

そこで問題なのは、「じゃあ、健康康増進還付金額っていくら何だよ!」っていうことです。

具体的な健康増進還付金の計算は、あんしん生命のHPで計算することができますが、その一部を紹介します。

●女性の健康増進還付金額(2年後に最大受け取れる金額) ~入院保険金1万円の場合~

・25才:2,640円
・30才:3,120円
・35才:3,840円
・40才:4,800円

※2018年11月時点での計算です。

●男性の健康増進還付金額(2年後に最大受け取れる金額) ~入院保険金1万円の場合~

・25才:1,920円
・30才:2,400円
・35才:3,120円
・40才:4,080円

※2018年11月時点での計算です。詳しくは、あんしん生命のHPをご確認ください。

「あるく保険」のポイント④:キャッシュバックは、最大でも全体保険料の4%程度

上記の健康増進還付金額を見て、う~んと思った方もいるかもしれません。

正直、私も、う~んと思いました。

私・うっちー(34才・男)の場合、いくら割引されるかシュミレーションしてみましょう。

●34才男性の健康増進還付金額 ~入院保険金1万円の場合~

34才・男性(入院保険金1万円)の場合、毎月の保険料は、3,340円です。

2年間で支払う保険料の総合計は、80,160円(3,340円/月×24ヵ月)となります。

 

一方、このプランの健康増進還付金の金額は、4シーズンクリア(満額)で、2,880円です。

2年間で毎日平均8,000歩以上をクリアすると、2,880円が割引される計算になります。

 

そして、2年間で支払った保険料から、還付される金額を計算すると…

80,160円(2年間の保険料)ー2,880円(健康増進還付金)=77,280円です。

 

つまり、割引されたのは、全体保険料の4%程度ということになります。

しかも、これは、あくまで2年間で4シーズンすべてクリアした場合の最大の金額です。

正直、マジかよって感じではあります^^;

 

他社の健康増進型の保険(健康診断の結果を提出するパターン)では、最大20%~30%割引されるものもあるくらいなので、どうなんでしょうね。

とは言え、そもそも、何も割引などがない医療保険に加入することを比較すれば、少しでも安くなるに越したことはありません。

健康診断の結果によって割引されるかされないか結果が分からない保険商品よりも、あるく保険の方が保険料が安くなるという観点では確実性はあります。

また、あるく保険は、ウェアラブル端末だって無料で貸し出ししてくれますので、余計な費用などはかかりません。

健康を強く気にしている方で、医療保険を検討している方であれば、検討に十分値する保険なのではないでしょうか?

(画像:MISFIT FLARE)

「あるく保険」の8,000歩ってどうなの?

ちなみに、あるく保険料で設定されている“1日8,000歩”という基準ですが、これは国が健康づくりのための1日の目標歩数として掲げた数値に基づいたものです。

国は、男性であれば1日9,000歩、女性であれば1日8,500歩を1日の目標歩数として掲げているのです。

しかし、実際の平均歩数は、男性が1日約8,000歩、女性が7,000歩となっており、目標の歩数には届いていないようです。

つまり、あと1日1,000歩けば、国の掲げる目標数値に到達し、「あるく保険」の保険料も安くなる…という仕組になっています。

また、1,000歩を歩くのに必要な歩行時間は、わずか10分程度。

考え方としては、1日あと10分多く歩くことで、目標に到達できるという訳です。

●少し遠いお店でランチ
●エスカレーターやエレベーターを使わず階段を使う
●ひと駅前で降りて歩く
●別のフロアのトイレに行く

…このように、ちょっとした工夫で1日8,000歩に到達できそうですね。

保険ブロガーの私が「あるく保険」に加入している理由とは?

還付金の金額だけを考えると、う~ん…と、うなってしまいそうな「あるく保険」。

では、なぜ、私は「あるく保険」加入したのか?

それは、私が、普段から歩くことが好きだからです。

私は、街歩きが趣味で、たまにハイキングや登山にもいったりするくらいです。

毎週、ジムにも通い続けています。

つまり、普段からよく歩いている…ってことですね。

さらに、30代半ばの私、最近では、健康診断結果が良くありません。

特に、お酒の飲みすぎで、肝臓の評価は最低ランクの評価をいただきました…orz

お腹だって、少し出ています。

もっと健康を意識しなければいけないお年頃なのです。

 

●健康ついでに保険料も安くなる。

●管理ツールのウェアラブル端末だって無料でもらえちゃう。

●そして何より、街歩きしたりハイキングに行った記録は、ブログネタにもなる!

だから私はあるく保険に加入しているのです。

 

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