映画ボヘミアンラプソディ…フレディマーキュリーが闘病したエイズって?調べてみた

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こんにちは、保険ブロガーのうっちー(@uchi3333)です。

先日、今話題の映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観にいってきました!

映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、イギリスの伝説ロックバンド“クイーン”のボーカリスト、フレディ・マーキュリー人生を描いた物語です。

まだ少年だったフレディ・マーキュリーが仲間たちと出会い、苦悩を抱えながらもスターダムに駆け上がっていく姿が、クイーンの名曲とともに再現された素晴らしい作品でした。


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個人的に感動したのは、バンドでの成功を収めたフレディが、“ソロ活動をした時には、すべて自分の指示通りに音楽を作ったはずなのに満足ゆく作品が作れなかった…バンドとして、意見を出し合い、時にぶつかり合うからこそ良い音楽を作ることができたんだ”…という趣旨の懺悔をメンバーにした時のやりとり。

やっぱり、バンドっていいなぁ!音楽っていいなぁ!と思いました。

そして迎える映画ラスト、クイーンのメンバーが再集結した“ライブ・エイド”の再現シーンは、涙なしには見れません。

映画館にいながらも、感情が高まって一緒に歌いなくなってしまう…そんな作品でした。

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フレディ・マーキュリーが闘病した「エイズ」とは?

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さて、今回は、本作でも描かれていた、フレディ・マーキュリーが患い、45才という若さで命を奪った病気「エイズ」について。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも描かれていたように、世間には両性愛者であることを隠していたフレディ・マーキュリーでしたが、プライベートでは多くの男性とも関係を持っていたとされ、それによりHIV感染しエイズになったとされています。

「エイズ」という病気は、誰もが一度は聞いたことがある病名だと思いますが、その病気がどんなものかは説明が難しいのではないでしょうか?

 

過去には、日本で援助交際などが流行った頃、1998年に放送されたドラマ『神様、もう少しだけ』(フジテレビ)で、テーマとなったのもこの病気でした。

ドラマでは、あの“深キョン”こと深田恭子さんが演じたヒロインの女子高生が、性交渉によってHIV感染しエイズ患者となりました。

社会的な問題も取り入れたこのドラマは大ヒットし、深田恭子さんもこのドラマを機にブレイクしましたね。


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では、この「エイズ」とは、どのような病気なのでしょうか?

・性交渉によって感染してしまう病気なのでしょうか?

・エイズに感染すると、若くして命を落としてしまうのでしょうか?

・エイズ感染を防ぐ方法はあるのでしょうか?

今回は、今再び注目を集めているフレディ・マーキュリーが闘病した「エイズ」について、映画の公開を機に調べてみました!

「エイズ」ってどんな病気?調べてみた

(画像:いらすとや)HIV・免疫不全ウイルスのイラスト

 

「エイズ」とは、どのような病気なのでしょうか??

今回は、HIVについて分かりやすく説明しているサイト、『HIV検査相談マップ』(https://www.hivkensa.com/)、『Haco』(http://loveactf.jp/index.html)を全面的に参考にさせていただき、まとめてみました。

難しい言葉がたくさん出てきますが、間違った情報は書けないので、そのまま記載させていただきます(ご勘弁を)。

今回は、今再び注目を集めているフレディ・マーキュリーが闘病した「エイズ」について、映画の公開を機に調べてみました!

(1)エイズとは

エイズ(AIDS)とは、「Acquired Immuno-Deficiency Syndrome=後天性免疫不全症候群」の頭文字をとったもの。

ヒトの体をさまざまな細菌、カビやウイルスなどの病原体から守る(このことを”免疫”といいます)のに大変重要な細胞である「Tリンパ球」や「マクロファージ(CD4陽性細胞)」などに、HIVウイルス(Human Immunodeficiency Virus=ヒト免疫不全ウイルス)が感染することで、免疫に大切なこれらの細胞が体の中から徐々に減っていき、普段は感染しない病原体にも感染しやすくなり、さまざまな病気を発症します。

この病気にかかった状態を、エイズ(AIDS)と言います。

(2)エイズの症状は?

HIVに感染しても、すぐにエイズになる訳ではありません。

HIVに感染すると、「感染初期症状」⇒「無症候期」⇒「エイズ発症」という経過をたどります。

感染の初期では、発熱・喉の痛み・赤い発疹・筋肉痛などインフルエンザのような症状が出る場合がありますが、何もしなくても数週間で消えてしまいます。

初期症状を経て、数年から10年ほどは、何の症状も出ません。

そして、HIVウイルスにより免疫機能を持つ細胞が破壊され、微弱なカビや細菌などにも対応できなくなり感染症を起こしていきます。(この状態を、「日和見感染症」と言います。)

エイズ特有の症状には23種類あり、これらを発症した時点で「エイズ」と診断されます。

⇒23種類の症状について興味のある方は、厚生労働省HPの後天性免疫不全症候群をご確認ください。

(3)HIVにはどうやって感染するの?

HIVへの感染は、粘膜(腸管、膣、口腔内など)や血管に達するような皮膚の傷(針刺し事故等)から感染します。

傷のない皮膚からは、感染しません。

そのため、主な感染経路は「性的感染」、「血液感染」、「母子感染」となっています。

そして、HIVへの感染が最も多いのが、性行為による感染です。

主として、女性は膣粘膜から、男性は性交によって生じる亀頭部分(粘膜)の細かい傷から、精液、膣分泌液に含まれるHIVが侵入することで感染します。

また、男性同性間の性的接触では、腸管粘膜から精液中のHIVが侵入します。

機械的な刺激の強い膣や口腔の粘膜は重層ですが、腸管粘膜は単層であることから傷つきやすいため、HIVが侵入しやすく、膣性交よりも感染リスクが高くなります。

(4)HIVの感染確率はどれくらい?

コンドームを使わないで挿入による性行為(膣性交、アナルセックス)を行った場合、感染の確率は0.1〜1%(100回に1回)くらいと考えられています。

しかし、1回のコンドームなしのセックスでも感染した人はいるため、感染の確率はあくまでも目安となります。

⇒詳しくは、『HIV検査相談マップ』/HIVの感染確率をご確認ください。

(5)HIVを予防するにはどうすればいいの?

HIVは、血液、精液、膣分泌液などに多く分泌されますので、それらの体液が粘膜や傷のついた皮膚に触れないようにすることが必要です。

HIV感染の一番多い感染経路である性行為の場合、HIV感染を防ぐためには、必ずコンドームを使用すること、また、相手に使用してもらうことが重要です。

オーラルセックスの場合も、口腔粘膜から感染の危険性があるため、コンドームを使用することが大切です。

(6)日本での現状

厚生労働省のデータによると、日本では、2014年までに、HIV感染者は16,903件、エイズ患者は7,658件の報告がされています。

また、2007年以降、年間1,500件前後の新規報告が続いています。

性別・国籍別では、日本国籍男性が88%を占めており、感染経路別では、同性間性的接触が68%、異性間性的接触が19%となっています。

参考・引用

●『HIV検査相談マップ』(https://www.hivkensa.com/whatis/
●『Haco』(http://loveactf.jp/index.html
●厚生労働省 後天性免疫不全症候群 (https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-07.html)

フレディ・マーキュリーが遺したロック伝説

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ということで、今回は、フレディ・マーキュリーが闘病した「エイズ」という病気についてあらためて調べてみました。

 

フレディは、1991年11月24日、45才のときに、エイズの合併症であるニューモシスチス肺炎によって亡くなりました。

生前、フレディは、彼の身の回りの方たちのプライバシーを守るために、エイズ患者であることは公表しませんでした。

また、彼の死によって、エイズという病気への理解や認知が広まったともされています。

実際に、彼の死後、世界で、そして日本でも新たにエイズ基金が立ち上がったという事実もあります。

 

クイーンの曲を聴くと、フレディ・マーキュリーが遺したロック伝説の偉大さを感じずにはいられません。

 

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