登山初心者~中級者は、LINEほけんの登山保険に加入すべき!

今回は、いま話題のLINEほけんの商品の1つである「本格登山安心保険」「本格登山安心保険+」について解説していきます。

この「本格登山安心保険」は、“登山保険”や“山岳保険”と呼ばれるジャンルの保険商品です。

登山保険は、LINEほけん以外の保険会社でも販売されていますが、LINEほけんの場合は、スマホさえあれば、手続きが1分程度で簡単に済ませることができます。

これから登山に行く方は、

LINEほけんの「本格登山安心保険」に加入すべきか?
LINEほけん以外の登山保険に加入すべきか?
・もしくは、そもそもこれまで登山保険に加入したことがないので、今回も加入しなくてOKと考えるか?

…このような点で、保険への加入を迷ってしまうのではないでしょうか。

そこで、今回は、秋冬の登山シーズンに備え、一般的な登山保険、そして、LINEほけんの「本格登山安心保険」について解説します。

まぁ、初めに結論結論から言ってしまうと、
“とりあえず、山に登るならLINEほけんの「本格登山安心保険」に加入しておくべき”
ってことなんですけど…その理由を説明いたします!

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そもそも登山保険って何?必要なの?

LINEほけんの登山保険について知る前に、そもそも登山保険がどういうものか知っておくと、加入する意味も理解できて、気持ちよく保険料を支払っていくことができるものです。

登山保険(山岳保険)とは?

「登山保険」は、「山岳保険」とも呼ばれ、どちらも同一の保険ですが、今回は「登山保険」と呼び方を統一して解説します。

そもそも登山保険とは、登山中のケガや遭難救助にかかった費用を補償する保険のことを言います。

一般的な登山保険の補償内容は、以下の5つです。

①傷害死亡・後遺傷害
…登山をしていた際、不幸にも転倒や転落等のケガによって死亡したり後遺症が残るようなケガをしてしまった場合の補償。

②傷害入院/傷害通院
…登山中や登山の行き帰りの道中に発生したケガについて、入院や通院をした場合の補償。

③携行品損害
…持参したカメラなどの破損についての補償。

④賠償責任保険
…登山中に他人をケガをさせてしまったり、他人の財物を破損させてしまった場合等の補償。

⑤救援者費用
…遭難した際の捜索費用などの補償。

※①~⑤の補償が全て揃っていないもの、①~⑤以外の補償をカバーする商品などもあり、保険会社によって異なります。

このように様々な補償種類がセットになっているものが登山保険です。

そして、登山保険の補償の中で最も重要なのが、⑤救援者費用です。

むしろ、登山保険とは、⑤救援者費用のために加入するようなものです。

では、なぜ、救援者費用が1番重要なのでしょうか?

登山保険の中で「救援者費用」が最も重要な理由とは?

「救援者費用」とは、登山中に遭難した際、レスキュー隊などが捜索のためにかかった費用などを補償するものです。

万が一、登山中に遭難してしまった場合は、レスキューのためのヘリが出動したり、地元の山岳会の方が救助に加わることで、その費用は数十万円にも及びます。

当然、捜索が長期化すれば、100万円を超える可能性もあるでしょう。

その時に、誰もが手軽に加入できる保険で唯一その費用をカバーできるのが、登山保険の「救援者費用」なのです。

そのため、多くの登山者は、救援者費用のために登山保険に加入するのです。

登山保険の中で「救援者費用」以外は、そこまで重要ではない理由とは?

「救援者費用」以外の補償である、上記①~④の補償は、おまけと考えて良いでしょう。

例えば、あらためて登山保険に加入していなくても、①傷害死亡・後遺傷害は、生命保険に加入してれば、②傷害入院/傷害通院は、医療保険や傷害保険に加入していればカバーが可能です。

③携行品損害、④賠償責任保険も、自動車保険や火災保険などにオプションとして付けることも可能です。

つまり、①~④は、登山保険に加入することで補償が重複してしまい、ムダな保険料を支払う可能性があるのです。

また、一番、発生する可能性の高いのは、登山中のケガですが、よほどの重症でなければ、かかる医療費はたかがしれています。

そもそも保険会社によっては、②傷害入院/傷害通院については、「通院」の補償がないものもあります。

仮に入院したとしても、山岳保険から補償される金額は、一般的に1日数千円程度。

この点を考えれば、登山保険の必要性は、そこまで感じられないのではないでしょうか?

 

しかし、救援者費用は、登山保険独特の補償内容となるので、一般的には登山保険で備えるしかありません。

どの保険会社の登山保険も、保険料が1日数百円程度ですので、万が一に備え、ぜひ加入しておきたい保険です。

LINEほけんの登山保険「本格登山安心保険」とは?

では、あらためてLINEほけんの登山保険「本格登山安心保険」「本格登山安心保険+(プラス)」とは、どんな保険なのでしょうか?

「本格登山安心保険」「本格登山安心保険+(プラス)」の補償内容

LINEほけんの登山保険には、「本格登山安心保険」「本格登山安心保険+(プラス)」の2つのプランがあります。

2つのプラン違いは補償される保険金額の大小の差のみで、2つのプランとも対象となる補償内容は同じです。

【補償内容】(ホームページより抜粋)
登山中の思いがけないケガや賠償責任、撮影時誤って落としたカメラなどの持ち物の損害を補償。
さらに救援が必要となったときの費用も補償します。登山を楽しむわたしのための保険です。

(実際のLINEほけんページ。画面は「本格登山安心保険」のプラン)

 

「本格登山安心保険」「本格登山安心保険+」の違いは、補償される保険金額の大小

本格登山安心保険本格登山安心保険+(プラス)
死亡・後遺症保険金82万円201万円
入院保険金日額1,000円/1日1,000円/1日
賠償責任補償
最高限度額
1億円1億円
携行品損害200万円250万円
1日保険料500円800円

※2018年11月1日時点

補償対象者の選択も可能

被保険者(=保険の補償を受けられる人)の設定は、以下の選択が可能です。

①加入者本人
②配偶者および加入者
③配偶者の子(既婚・未婚・同居・別居は問わない)

つまり、LINEを使っている本人と、その奥さんor旦那さんや子供の分もまとめて1つのLINEアカウントで加入手続きが可能ということです。

友達や親の設定はできないので、それぞれのLINEアカウントで手続きしてもらう必要があります。

保険期間の設定

保険の開始日は、予め事前に設定することも可能ですし、当日に設定することも可能です。

例えば、「今日登山に行く!」というタイミングでも、当日から保険開始日として設定することが可能です。

保険が有効となるのは、登山当日のに家を出発したときから。

すでに家を出発していた場合は、加入手続きが完了した時点で、保険が有効となります。

また、保険終了日は、家に到着もしくは午後12時のいずれか早い時間となります。

「本格登山安心保険」「本格登山安心保険+」、万が一の対応は?

LINEほけんは、業界1位、2位を争う大手保険会社「損保ジャパン日本興亜」と提携しています。

そのため、もし請求があった際の対応は、損保ジャパン日本興亜が行ってくれるので、万が一の際も安心です。

 

ただし、万が一遭難した時にLINEほけんに問い合わせしても、LINEや損保ジャパン日本興亜があなたのことを救助してくれる訳ではありません。

あくまで保険は、かかった費用を事後的に補てんしてくれるものです。

遭難した時は、まず警察に助けを求めましょう。

 

また、遭難しないように事前に最善の努力が必要ですし、遭難した場合に備えて、登山する際は、必ず登山カード(登山届)を提出しておきましょう。

※登山カード(登山届)の提出方法等は、各地方自治体の指示に従ってください。

「本格登山安心保険」「本格登山安心保険+」の注意点は?

LINEほけんの登山保険は、一般的な登山保険と同じなので、手続きさえしっかりとできていれば、特筆して注意すべき点はありません。

肝心なのは、補償内容を把握しておくことです。

 

では、補償内容に関する注意点ですが、もっとも請求する可能性として高いのが、ケガの補償。

LINEほけんの登山保険で、ケガをした場合に対象となるのは「入院保険金」です。

つまり、「通院」しただけでは補償されないので覚えておきましょう。

また、「入院保険金」については、「本格登山安心保険」「本格登山安心保険+」のどちらのプランも1日につき1,000円しか補償されません。

 

前述の通り、登山保険は、救援者費用の補償を受けるために加入するものですので、それ以外の補償について期待する必要はありません。

「本格登山安心保険」と「本格登山安心保険+」、どっちに加入すべき?

では、「本格登山安心保険」と「本格登山安心保険+」では、どっちを選ぶのが得策なのでしょうか?

どちらのプランの保険料もそこまで大差ないので、補償の手厚い「本格登山安心保険+」を選ぶという方もいるかもしれません。

 

でも、結論から言うと、1日500円の保険料で加入できる「本格登山安心保険」で十分OKです。

 

登山保険で重視すべきは、救援者費用の補償ですが、「本格登山安心保険」で補償されるのは200万円まで、「本格登山安心保険+」は250万円まで。

保険料300円をプラスするだけでプラス50万円の差がありますが、正直、200万円も250万円も大差ありません。

ういた300円は、万が一遭難した時の食糧の購入代に充てる方が、非常時に於いてはよっぽど価値が高いのではないかと思います。

 

また、縁起でもない話になりますが、万が一遭難して亡くなってしまった場合、仮に250万円請求をされても、生命保険等に加入してれば、50万円の差など大きな話にはなりません。

つまり、ワンコイン500円の「本格登山安心保険」を選べばよいのです。

結論:LINEほけんの「本格登山安心保険」に加入すべき!

LINEほけんの登山保険「本格登山安心保険」の何よりの魅力は、加入手続きが超カンタンという点です。

登山当日でも、スマホで1、2分程度ですぐに加入することができるので、わざわざ慣れないサイトにアクセスしたり、問い合わせの電話をして回答を待たされる必要もありません。

 

また、補償内容も分かりやすくシンプルで、一般的な登山保険と同じ補償を受けることができます。

従来の保険の大きなデメリットの1つが、手続きがめんどくさくて、補償内容が複雑でよく分からない点でしたが、このLINEほけんの「本格登山安心保険」は見事にそれをクリアしています。

 

保険料も最低1日500円ですので、大きな負担とはならない金額です。

登山保険などに加入したことがなく、たまに登山をするという登山初心者から中級者の方は、LINEほけんの「本格登山安心保険」に加入しましょう。