芸能・音楽業界から保険業界に転職して気づいた『保険業界の良いと思うこと3選』
こんにちは、週休3日の保険ブロガー・うっちー(twitter)です。
私は20代の頃、音楽系の芸能事務所で働いていました。
いわゆる「芸能界」、「音楽業界」と呼ばれる華やかなイメージのある世界。
毎晩タレントや美人OLや女子大生と合コン三昧、ザギンでシースーの生活を送っていたのです。(←大ウソです)
一方、30代半ばの現在は、華やかなイメージとは真逆の「保険業界」にいます。
では、保険業界が地味か?というと、実際にはそんなことはないのですが、芸能界・音楽業界からすると間違いなくオジサン臭い旧体質の組織であることはたしかです。
華やかな業界で青春時代を過ごした自分にとって、保険業界の居心地が悪いかというとそうでもありません。
そこで、今回は芸能界から保険業界に転職して気づいた「保険業界の良いと思うこと3選」を紹介したいと思います。
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目次
保険業界の良いと思うこと3選
1.保険業界は、休みがある(超絶ホワイト業界)
世の中のサラリーマンの方が知ったら恨まれるのではないかというくらい、保険会社で働いている人たちはしっかいりと休日を取得しています。
それくらい、平日9-17時生活を守ることができている社員が多いです。
事務職の女性社員や、おじさん社員が多く在籍しているのも理由かもしれません。
もちろん保険業界の中の業種によっても異なりますし、深夜に働いている人がいる部門などもあるので一概には言えませんが、残業したとしてせいぜい毎日2、3時間です。
しかし、土日出勤した人はしっかりと平日に代休を取らせてもらえたり、とにかく労務管理が徹底されているのです。
また、保険会社には昔からの金融業界の名残で、必ず5営業日休まなければいけない風習などもあります。
良い意味で古い慣習やコンプライアンスに守られているのが保険業界なのです。
一方、私が芸能事務所で働いていた時は、土日労働当たり前、深夜残業も当たり前でした。
自慢ではないですが、私の最高記録はサンテツ(3日間徹夜)です。
情けないことに、その結果インフルエンザになり1週間強制的に休みましたが…
これだけ忙しくなるのは、私に社畜癖があったことも大きな理由の1つですが、芸能や音楽に関わる仕事は、悪い意味で仕組み化されていないため属人的な要素が多いのです。
その分、自分の仕事の成果がテレビや雑誌などのメディアに取り上げられたり、芸能人と一緒にお仕事できたりと、特別なやりがいがあるのが芸能・音楽業界の仕事の醍醐味でもあったりします。
ちなみに保険業界に転職し、保険会社や代理店での勤務を経た現在の私は、週休3日です。
休みが多い方が仕事の質も成果も高くなって、結果的におもしろく仕事ができる…そう気づいたのは30代になってからのことでした。
2.保険業界は、給料が安定的で将来の見通しが立てやすい
大手の保険会社の社員は、一般的に超安定しています。
会社の業績や評価にもよりますが、お給料は、ある程度までは基本的に右肩上がりです。
大幅な給料のアップもありませんが、大幅なダウンもありません。
もちろん、クビなんて普通はあり得ないので、定年まで働くことができます。
一方、芸能・音楽業界は、定年までその会社で働こうと思っている人たちはほとんどいないはずです。
体力的にもキツイですし、刻々と変わるビジネス環境変化への対応など、年齢を重ねていくほど正直キツくなります。
偉くならなければ、リストラに遭ってもおかしくはありません。
芸能・音楽業界も、また保険業界も一定の年齢にまで達するとオジサン達の活躍シーンは減っていく点では共通ですが、一番の違いは、定年まで働けるかどうかの違いなのではないでしょうか。
ですから、定年まで約束された保険業界というのは、本当に安定的で快適です。
将来が見え、生活が安定しれば、結婚だとか、子育て、マイホーム購入だとか、そういった一般人としての幸せや楽しみが計画しやすくなります。
ただし、保険業界の要である「保険代理店」の仕事については、お給料も変動的ですし、そのため人も流動的。
ある意味、芸能・音楽業界よりも不安定です。
また、保険会社の社員は、出向や転勤などが頻繁にあって、やや会社に振り回される感があるのも事実です。
優秀な人ほど色んな地域の色んな部署に行って、最終的に東京の本社に戻ってくる…というのがエリートコースです。
3.理不尽なことやハラスメントが少なく平和
保険会社は、コンプライアンスの考え方が徹底しています。
セクハラもパワハラもアルハラもほとんどありません。
とある会社では、なんと“上司が部下に飲み会に誘ってはいけない”という暗黙ルールが徹底されている組織もあります。
営業部署や代理店など、まだまだ元気なおじさん達が多いオフィスでは、まだ体育会系的な名残りもありますが、
ハラスメントに対しては会社も厳しく、ハラスメントがあったとしても他の業界に比べたら絶対的に少ないです。
というのも、芸能・音楽業界は、業界全体的にハラスメントへの対応がかなり寛容です。
そもそも“枕営業”“ウラ事情”“ヤクザとのつながり”などが報道されるような芸能界。
詳しく書くことはできませんが、体育会系なノリだったり、職場や現場で怒号が響いたり、美人やイケメンが圧倒的な得をしたり(笑)…理不尽とまでは言い切れないまでも、心穏やかでない事は日常茶飯事です。
しかし、もちろん何事も一長一短あるもの。
芸能・音楽業界には非常識な部分もある一方で、“自由で独創的な発想”“オリジナルな個性”を大切にする考え方が根付いています。
保険業界のようにルーティンにこなしていく仕事ももちろんありますが、その中でも常に創意工夫を意識している人達の多い業界です。
とは言え、保険業界は、芸能・音楽業界に比べると平和で心穏やかに過ごすことができ、特に安定志向の方にはオススメです。
ただし、保険業界の場合、おじさんやおばさんたちが多く勤務しているので加齢臭などの“スメハラ”は日常茶飯事です。
30代の自分も、常に体臭や口臭には気を使っています。
保険業界に転職するなら、今がオススメ!
ということで、今回は、芸能界から保険業界に転職して気づいた「保険業界の良いと思うこと3選」を紹介しました。
私は、保険業界で働きはじめて約10年近く経ちますが、芸能・音楽業界で働いていた時に比べると、時間的にも、経済的にも、精神的にも余裕が生まれました。仕事も充実しています。
しかし、このような現在の環境があるのは、芸能・音楽業界で様々な魅力溢れる人や、尊敬できる上司や同僚に出会い、社畜として激しく働き続けた賜物だと思っています。
ところで、保険業界は今、ちょうど岐路に立たされています。
人口減少や災害による収益の減少や、テクノロジーの進化による業務効率化などにより、保険業界で働く人材は急激に減っていきます。
その一方で、テクノロジーの進化によって新たな画期的なサービスが勃興するなどビジネスチャンスも増えています。
そう、これからの保険業界に求められるのは、変化に柔軟に対応できる異業種からの人間。
古い慣習に縛られ、常識しか知らない保険業界の人間では、ダメなのです。
保険業界に転職を考えている方がいれば、ぜひ保険業界へ転職することをオススメします。