はんにゃ川島さん腎臓がん闘病―“赤ちゃんが、がんを見つけてくれた”
お笑いコンビ・はんにゃの川島章良(かわしまよしあき)さんは、2014年、32才の時に、腎臓がんが発覚します。
はんにゃは、相方・金田哲(かなださとし)さんと川島さんとの2人組で、川島さんは、主にツッコミ担当。吉本興業が運営するお笑いスクール・東京NSCの10期生として入学し、スクールでの金田さんとの出会いをきっかけに、2005年にコンビを結成します。
そして、『爆笑レッドカーペット』への出演で知名度を上げ、「ずくだん ずんぶんぐんゲーム」ネタでブレイク。2009年には“好きなお笑い芸人ランキング1位”を獲得し、バラエティ番組でレギュラー番組を持つなど順調な活躍を見せていました。
近年では、“メディアで見かけなくなった”…との声もちらちらありましたが、実は、その裏側で、川島さんががん闘病していたことが2016年に出演したテレビ番組で明かされます。
今回は、はんにゃの川島さんのがん闘病についてご紹介します。
【プロフィール】
生年月日:1982年01月20日
身長/体重:168cm /76kg
血液型:A型
出身地:東京都
趣味:フットサル、スポーツ観戦、スノーボード、愛犬家、料理、アンジュルム、一升瓶に乗れること
特技:スキューバダイビング免許、離乳食インストラクター1級、幼児食インストラク、だしソムリエ1級、食育アドバイザター、おひるねアート講師、ベビーサインパパアドバイザー講師
画像・プロフィール:吉本興業公式HPより
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はんにゃ川島章良さん、腎臓がん闘病の経緯
●2014年11月 健康診断の結果、腎臓がんが見つかる。
●2014年12月 手術で、腎臓の一部を摘出。腫瘍は、2~3cmで転移も確認されなかった。医師からは、「5年経過しても何もなければ大丈夫」と告げられる。
●2015年1月 仕事復帰。
―赤ちゃんが、がんを見つけてくれた
川島さんのがんが見つかったきっかけは、当時、川島さんが交際していた女性(2015年2月にご結婚)の妊娠を機に、川島さんも健康診断を受けたことでした。
彼女にプロポーズをするための旅行の最中、医師から電話があり、がんの可能性を告げられたと言います。
そのことを彼女に告げると「私だってこれから子供を産むし、一緒に頑張ろう」と明るく返してくれたそうです。
川島さんはその様子を見て安心し、プロポーズ。
彼女は、「赤ちゃんががんを見つけてくれたんじゃない?」とも言ってくれたそうです。
同時にがんの告白とプロポーズ…まるでドラマのような展開ですね。
―ガンは若い人でもなる
川島さんは、がんの宣告から約2年後に出演した『しくじり先生 俺みたいになるな!!』で、がん闘病していたことを公表します。
がんの宣告を受けて以来、当初、川島さんは、がんを公表をする予定はなかったそうです。
しかし、自身の病気を公表することで、同じ病気と闘っている人を勇気づけたり、川島さん自身が病気に対する準備を一切していなかったという反省を生かし、急に病気になっても慌てないよう準備することの大切さを訴えるために公表を決意します。
また、川島さんは、当時は保険にも加入していなかったとのことから、「ガンは若い人でもなる、保険には早めに入っておいたほうがいい」とwebメディアのインタビューでも答えています。
はんにゃ川島さんが闘病した「腎臓がん」って何?
【画像:腎臓は、背中側の腰のやや上部に左右1つずつあり、その大きさは、よく「空まめ」くらいと表現されます。腎臓は、膀胱や尿管と繋がり、体を正常に保つための重要な役割を果たしています)
腎臓は、尿をつくる臓器です。
また、その他にも血圧の調節、ビタミンDの活性化、造血ホルモンの生成などにも関わっている重要な臓器です。
腎臓がんの10万人当たりの発生率は、おおよそ男性で7人、女性で3人の割合。
40歳以上に発生しやすく、60才台になると最もリスクが高まります。
その症状については、早期の段階では、ほぼ無症状のことが多く、人間ドックの腹部超音波(エコー)検査や、他の病気の検査の際に偶然発見されるケースが多いそうです。
しかし、がんの腫瘍が大きくなると血尿、腹部のはれやしこりがみられるようになります。
そして、がんの進行に伴い、発熱・食欲不振・体重減少・貧血や多血症、高カルシウム血症など全身に症状がみられるようになります。
(参考:がん研有明病院 )
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