西川きよしさんの前立腺がん闘病…手術による“副作用”とは?
西川きよしさんは、2015年末、69才の時に前立腺がんとの診断を受けました。
西川きよしさんと言えば、漫才ブームの火付け役である「やすしきよし」のメンバーです。
相方の横山やすしさんと1970年、80年代のお笑い界をリードし、その後は参議院議員としても活動。
現在も、バラエティ番組に数多く出演しています。
今回は、そんな西川きよしさんのがん闘病についてご紹介します。
【プロフィール】
生年月日:1946年07月02日
身長/体重:166cm /63kg
血液型:O型
出身地:高知県
趣味:池釣り/肩たたき
スポンサードリンク
西川きよしさん、前立腺がん闘病の経緯
●2015年 秋頃、「針生検」(前立腺に針を刺し細胞を調べる検査)を受け、前立腺がんと診断される。ホルモン療法
●2016年 1月、前立腺を取り除く手術を受ける。
●2016年 2月、仕事に復帰。
手術は成功、でも…前立腺摘出手術の副作用とは?
がんとの診断を受けた際、骨や他の臓器への転移などはなく、医師からも治療を受ければ問題ないと言われた西川さん。
手術支援ロボット「ダビンチ」により前立腺を取り除き、5時間に及んだ手術も無事に成功します。
そして、手術の翌月には、仕事に復帰されています。
しかし、手術には思わぬ副作用もあり、西川さんもその副作用に悩まされます。
それが“尿失禁”です。(分かりやすく言うと、お漏らしのことですね)
手術によって前立腺を取ってしまうと、肛門付近の骨盤の筋肉が緩んでしまい、それに伴い尿漏れが発生してしまうそうです。
これは、西川さんなど一部の方のケースではなく、前立腺の摘出手術を受けた多くの方が経験する悩みです。
とは言え、尿失禁はリハビリによって改善が見込まれます。
前立腺がんの自覚症状は?
前立腺がんは、60歳頃から高齢になるにつれてそのリスクが高まり、2020年以降は、男性のがんの1位になると言われているほどメジャーな病気になりつつあります。
しかし、西川さんのように、早期に発見することができた場合は、命を脅かすものではありません。
実際に、西川さんも手術の翌月にはお仕事に復帰するほど。
早期発見がいかに大切かが分かります。
前立腺がんは、多くの場合自覚症状がないと言われていますが、尿が出にくい、排尿の回数が多いなどの症状が出ることもあります。
ちなみに西川さんも、前立腺がんの診断を受ける10年ほど前から尿の出が悪く、前立腺肥大症の診断を受けていたそうです。
そして、3年ほど前からは、眠っていても頻繁にトイレのために目が覚めてしまい、“トイレに行く、布団に戻る、またトイレ…の繰り返し”だったようですね。
前立腺がんは、男性特有の病気ですが、女性の方であっても、旦那さん、彼氏、お父さんなど、いずれ身近な人が闘病することになってしまった場合は、その病気に対する正しい理解や手助けが必要となります。
前立腺がんという病気は、手術が成功しても尿失禁が起きてしまう、でもリハビリによって改善できる…ぜひ覚えておきたい知識です。
(参考)YOMIURI ONLIN 一病息災 、国立がん研究センター情報サービス
\がんへの備えが不安な方へ/
※満足度95%!話題の保険相談サービス