麻美ゆまさんが闘病した境界悪性卵巣腫瘍って何?がん保険は対象にならない?
元セクシー女優の麻美ゆまさんは、26才の時に、境界悪性卵巣腫瘍と診断されました。
境界悪性卵巣腫瘍とはどのような病気でしょうか?
卵巣がんとは異なるのでしょうか?
また、気になる性交渉と病気との関係は…?
今回は、麻美ゆまさんの闘病の経緯と境界悪性卵巣腫瘍についてご紹介します。
画像:公式twitterより
【プロフィール】
●1987年3月24日
●出身地:群馬県高崎市
●血液型:AB型
●元セクシー女優。現在は、歌手やタレント活動を行う。
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麻美ゆまさんの闘病の経緯
●2012年12月末 下痢が続き、翌1月からは、お腹が張る等の異常も。
●2013年2月 1日卵巣がんの疑いがあると診断。その後、3箇所の病院へ行くも、手術でお腹を開けるまでは最終的な診断は分からないと告げられる。
●2013年2月 25日、子宮と卵巣、大網(胃の下にある腹膜)を全摘出する。手術中、開腹した状態で行われる術中迅速診断を行い、「境界悪性卵巣腫瘍」と診断される。
●手術後は、半年間、1か月に1回、抗がん剤による治療を行う。
●2013年6月 twitterで病気を公表
境界悪性卵巣腫瘍って何?性交渉と病気の関係は?
それでは、麻美さんが闘病した「境界悪性卵巣腫瘍」とはどのような病気なのでしょうか?
【境界悪性卵巣腫瘍とは?】
卵巣に発生する腫瘍(しゅよう)には、良性と悪性があり、悪性の場合は、「卵巣がん」となります。
「境界悪性卵巣腫瘍」は、良性と悪性の境界、つまり中間的な性格を持ち、悪性度の低いがんと考えられています。
【特徴】
●最もかかりやすい年代は、50~70代。
●症状:腹部の鈍痛。無症状のものも少なくない。
偏見に立ち向かい、公表を決意した麻美さん
当時、麻美さんを応援する声がある一方で、「職業が原因による病気では?」「自業自得」との偏見の声や誤解もあったそうです。
麻美さんは、病気を公表することで“同じ病気で苦しんでいる人に申し訳ない”という葛藤もあったようですが、医師に相談したところ「因果関係はない」(※)との結果。麻美さんは、そのことを世の中に伝えていこうと公表を決意し、現在も積極的に講演活動を行っています。
参考:HUFFPOST
(※)性交渉による感染については、医学的な因果関係は証明されていない。卵巣がんの約10%は遺伝的要因によるものと考えられている。
他には、排卵の回数が多いと卵巣がんになりやすいと考えられているため、妊娠や出産の経験がない場合や、初経が早く閉経が遅い場合は発症する危険性が高くなる可能性がある。
参考・一部抜粋:国立がん研究センター情報サービス
境界悪性卵巣腫瘍は、保険の対象になる?
がん保険で対象としているのは、基本的に「悪性新生物」です。
「境界悪性卵巣腫瘍」は、悪性と良性の中間に位置付けられているため対象外としています。
「境界悪性卵巣腫瘍」について調べると、「卵巣がん」の種類の1つとして位置付けられて記載されていることが多いため、注意が必要ですね。
しかし、医療保険では、入院や手術の際の保障対象としています。
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