しつこい保険営業マンをスマートに撃退!保険勧誘のいい断り方・ダメな断り方5選

あなたはこれまでに保険の勧誘を受けたことがありますか?

●学生時代の友人から、突然電話がかかってきて「保険会社に転職したから、1度話を聞いて欲しい」と言われたり…
●お昼休み、会社に生保レディがやってきて強引に話しかけられたり…
●「検討します」と言って、やんわり断ったつもりが、その後「どうですか?」と何度も電話がかかってきたり…

保険会社は、厳しいノルマや成績がお給料にダイレクトに反映する仕組になっています。
そのため、営業マンはなんとか契約を獲りたいと必死なのです。

また、勧誘してきた営業マンが全く知らない相手ならともかく、友人や先輩や知り合い、もしくはその人たちから紹介された人など、余計に断りずらいというケースもよくあります。

そして“保険の勧誘ってしつこくて嫌だなぁ”と思うのです。

しかし、保険は“人生で2番目に高い買い物”と言われるくらい、まさに高い買い物。(もちろん1番目は「家」ですね)
しつこい勧誘に流されて買うものではありません。
自分が納得いく商品を、自分の入りたいタイミングで、入りたい人から入れるに越したことはありません。

今回は、しつこい保険営業マンに悩まされず、スマートに勧誘を断るための方法をご紹介します!

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保険の断り方の心構え(保険営業マンの企み暴露!)

そもそも保険の営業マンは、断られることに慣れています。
「保険の話を聞いてください」と言って、1発で「いいですよ」と言われることはあまり想定していません。

営業マンは、断りの文句に対する上手な切り替えしの言葉をたくさん準備しているのです。

そのため、なんとなく適当なフレーズで断ろうとすることで、逆に営業マンから切り返しの言葉を言われ「しつこくされた!」と感じてしまうのです。つまり、保険営業マンからの営業を断るには、一言では断り切れないと覚悟する必要があります。

また、保険営業マンが狙っているのは“あなたの契約”ではないケースも。
目の前の人には話だけ聞いてもらって、「保険には入らなくいいので、この話を聞いていただける方を3人紹介してください」という部分を最初から狙ってくる営業マンもたくさんいます。

こんな面倒くさい保険勧誘は、できるだけ早く撃退したいですよね?

今回紹介する“保険勧誘のいい断り方・ダメな断り方5選”をぜひご参考にしてください!

保険勧誘のいい断り方5選

1.「親戚から保険に加入しているんです」

超ド定番フレーズです。
そのため、これだけでは、断り切れません。

「どんな保険に加入しているんですか?」
「今加入している保険の内容を私が説明しますので、一緒に確認して安心しておきませんか?」

等、営業マンが狙うのは、「あなたの契約を奪うこと」と「あなたから紹介を獲得すること」です。あの手この手の理由で、なんとか面談にこぎつけようと営業マンはあなたにたたみかけるでしょう。

そんな時は、もう一言、二言が大切です。

「親戚からも保険に入る人を紹介して欲しいといつも頼まれているので、解約も人の紹介できないんですよね~」
「親戚は、ソニー生命(もしくはプルデンシャル生命などの外資系保険会社)で、もう20年近く営業をしているそうです」と伝えましょう。

ソニー生命等は、コンサルティング保険営業の先駆けの保険会社。そんな保険会社のお客さんの契約を解約させようものなら、トラブルになるかもな…と普通の営業マンなら思うはずです。

2.「保険ショップで色々な保険会社の商品から選びたいんです」

これも定番の断り方です。保険会社の営業マンは、当然ですが、自分の保険会社の商品しか販売できません。
また、保険の代理店の営業マンであれば、様々な保険会社の商品を扱えますが、それでも日本にある保険会社の全てを扱える訳ではありません。

だから、10社、20社以上も扱っている保険ショップで、商品を吟味して選びたいのだということを伝えるのです。

そして、「どういう商品を探しているんですか?」と言われても、うかつに答えてはいけません。

中途半端に、「終身」とか「医療」とか専門的なことを答えると、営業マンの土俵に持っていかれてしまいます。
そんな時は、とっさに以下の3.のフレーズを言いましょう。

3.「しつこい勧誘がない保険ショップで選びたいんです」

最近の保険ショップは、しつこい保険勧誘はしませんと大々的に謳っているところがほとんどです。
このフレーズを言うことで、やんわり“これ以上勧誘しないでね”という意思を伝えることもできます。

4.「身体のことで今までに何度も保険加入を断られてるんです…」

これは、ちょっと勇気のいるフレーズですが、ご参考までに紹介します。

保険加入には審査があり、加入をしようと思っても病歴によって断られてしまいます。
営業マンも、無駄な時間は使いたくないので、最初からダメと分かればしつこい勧誘はしないでしょう。「差し支えなければ…」と病歴を聞いてきた時には、「ムリです」「話さなきゃだめですか?」と伝えましょう。
さすがに相手も人間ですので、デリカシーのないことはしないでしょう。

とは言え、営業マンは紹介を狙ってくる場合もあるので、「保険に断られた経緯もあり、保険についていい思いがないので、紹介もしたくありません」と断りましょう。

5.「あ~、いや~、すみません」を連呼する

営業マンは、あなたの反応を見て、返す言葉を考えています。
あなたの言葉から、面談につなげるための隙やキッカケを探しているのです。
そして、なんとなく適当なフレーズを返すからそこをつけこまれてしまうのです。

それを防ぐために、営業マンからの質問には、全て「あ~、いや~、すみません」と答えましょう。
そして、そのフレーズを徹底して連呼してしまうのです。

「保険に加入していますか?」⇒「あ~、いや~、すみません」
「〇〇さんは、加入している保険の内容を把握されていますか?」⇒「あ~、いや~、すみません」
「一度、保険の話を聞きませんか?」⇒「あ~、いや~、すみません」
「〇〇さん、ところでさっきから“あ~、いや~、すみません”しか言ってませんね」⇒「あ~、いや~、すみません」
「…ところで、最近元気ですか?」⇒「あ~、いや~、すみません」
「また、電話しますね」⇒「あ~、いや~、すみません」

ふざけてるように聞こえないよう、申し訳なさそうに言うのもポイントです。

このフレーズの本質は、一切の中途半端なフレーズを言わないという点にあります。

参考:回答を保留にしておいて、電話に出ない。

これは、フレーズではありませんが“どうしても直接断りづらい”という方向けの断り方です。

その場では、「難しいと思いますけど、一度スケジュールを確認して分かったら自分から連絡しますね」と回答を保留にしておきます。

きっと「いや、こっちから来週くらいにまた電話するよ」と営業マンからは言われると思いますが、「いえ、必ずこっちから電話しますので」と伝えておきたいところです。

そして、その後は、その人からの着信を拒否にすれば対応完了です。
1、2回は必ず電話がかかってくるはずですが、それ以上はかけてこないでしょう。

保険勧誘のダメな断り方5選

逆に、断る際のフレーズによっては、ドロ沼にハマってしまい、さらに不愉快な思いをしてしまう断り方もあるので覚えておきましょう。

1.「最近忙しいんですよ」

超定番の断り文句です。
定番過ぎて、ここは保険の営業マンによって何て答えるか、色々分かれるかもしれません。

●「いつなら、ご都合良さそうですか?」
●「分かりました、また2、3週間後に電話しますね!え?それでは、いつならよろしいですか?」
●「お昼ご飯や夜ご飯を食べる時間はありますよね?一緒にランチでもしながらどうですか?」
●「〇〇さんは非常にお忙しいということですが、その間に〇〇さんに万が一のことがあったら悔やんでも悔やみきれません(だから、今面談しましょう)」

…なんとか面談にこぎつけるために、しつこい切り返しが帰ってくるはずです。

2.「これ以上、お金払えないですよ」

お金のことに触れると、保険会社の営業マンは「じゃあその悩みを解決してあげるよ!」という勢いで面談を持ちかけます。

●「家計の診断してみませんか?」
●「貯金はしていますか?」「保険で貯蓄ができるって知ってますか?」
●「税金が抑えられる方法知ってますか?」

…きっと色々な質問をされるので、とってもイヤな思いをするはずです。

3.「親・家族と一緒に保険に入っているんです」

結婚をしていない方や、実家に親と住んでいる方であれば、「親」や「家族」を持ち出して断る方も多くいます。
しかし、これ、逆効果です。
保険の営業マンとしては、“一家まるごと保険の契約を獲る絶好のチャンス!”と感じ、余計に張り切って面談を持ちかけるでしょう。

●「じゃあ、ご家族でどういう保険に加入しているかご存知ですか?」
●「保険の内容も知らないまま、あなた自身やご家族に何かあったらどうしますか?」
●「いつか親元を離れた時、どうされますか?」

…断るつもりで「親」「家族」を出したのに、その「親」「家族」も巻き込まれた感じでとってもイヤな思いをするでしょう。

4.「まだ必要ないかなと思ってるのでいいです」

この回答も、営業マンにとっては隙(すき)を感じる回答です。

●「いつから必要だと思っていますか?」
●「なぜそのように考えているか、聞かせていただけませんか?」
●「保険って、入ろうと思っても入れないのをご存知ですか?」(大きな病気をすると加入を断られるケースがあるため)
●「保険って、後から入る分、保険料がだんだん高くなるのをご存知ですか?」

…このように保険の専門的な話になり、それに回答すればするほど、まるで営業マンの毒牙にかかったかのように苦しい回答をしなくてはいけなくなります。営業マンは、様々な質問をして「NO(ノー)」を言わせないようにするのです。

5.「〇〇な保険に入ろうと思っている(〇〇なこだわりがある)から、自分で選びたいんです」

〇〇に入る部分は、保険に関する専門的な言葉です。
保険について少し知識がある方は、そんな専門用語を営業マンに伝えて断ろうとする人がいます。

しかし、これも逆効果。営業マンは、なんとか理由をつけて面談にこぎつけようとします。

●「そういう保険、私の会社にもありますよ」
●「〇〇さんはとても勉強されていますね!そんな方、今まで初めてでちょっと感動しています!そんな〇〇さんに、ぜひ知っておいていただきたいお話があるんです!」

…保険の知識で勝負しようとすると、営業マンも素人ではないので、まるで意地の張り合いのようなやりとりになってしまうケースも。それでは、お互いストレスを抱えるだけで面倒ですよね。

いつかやって来るその日のために…

今回は、保険の良い断り方・ダメな断り方5選を紹介しました。

ぜひご参考にしていただき、自分自身の状況や性格にあったフレーズを1つでも使っていただければ幸いです。

保険の営業は、忘れた頃に突然にやってくるので、とっさに適当な返事をしてしまい、面談⇒契約という流れに陥りがちです。

大切なのは、「保険の営業が来ても、必ず断ろう」、「保険の勧誘や説明を受けても、その場ですぐに新規で契約したり、すぐに今の契約を解約をするのはやめよう」と、固く決めておくことなのです。

そして、大きな病気の治療のように、すぐに判断をせず、セカンドオピニオンとして保険ショップに相談することで、本当に保険の契約・解約をすべきなのか相談するのがとっても有効です。

 

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