小林麻央さんの乳がん闘病の経緯

小林麻央さんは、2017年6月、当時34歳という若さで乳がんで亡くなりました。

2人の子供の母として、強い心で病気と闘う様子を綴ったブログはとても話題になりましたね。

旦那さんの市川海老蔵さんが、ブログで麻央さんのがんを世間に公表したのが2016年の6月ですから、そこからたったの1年で亡くなってしまったということになります。

あらためてがんという病気の怖さ、そして、家族を残し亡くなってしまうことの悲しさを感じる出来事として世間の記憶に残りました。

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乳がん闘病した小林麻央さんのプロフィール

 

 

 

 

 

 

 

●名前:小林麻央(こばやしまお)
●出身地:新潟県小千谷市
●生年月日:1982年7月21日
●出身高校:國學院高等学校
●学歴:上智大学文学部心理学科卒業
●身長:164cm

wikipediaより参照

小林麻央さんの乳がん闘病の経緯

●2014年2月
人間ドックを受けた際、乳房にしこりを発見。しかし当初は人間ドックの担当医が「癌の可可能性は五分五分である」と診断を下し、乳腺専門医の知人2人が「オーバーな担当医だ」との見方を示し、更に再検査時の担当医も「癌ではない」と診断を下した。

さらに、小林麻央さんご自身も、長女の授乳時から2年以上の間、乳腺の状態を良くするための母乳マッサージに通いケアしていたため、この時点では、がんの可能性を疑っていなかったとのこと。

●2014年10月
同じ箇所のしこりや脇への転移も確認され、ここで初めてがんであるという確定的な診断を受け闘病へ。その後、肺や骨などにも転移。

●2016年6月
海老蔵さんが記者会見を開き、「妻・麻央が乳癌を患っている」とがんであることを公に発表。

●2016年9月
ブログ『KOKORO.』を開設(亡くなる3日前の2017年6月20日まで352回更新)

●2016年10月
ブログで、がんの進行度合について最も進行が進んだ「ステージ4」と公表。

●2016年11月
ブログで積極的に病状の情報発信を行ったことが評価され、英国放送協会 (BBC) の「今年の女性100人」の一人に選出される。

●2017年5月
ブログで顎に転移したことを公表。

●2017年5月
ブログで退院して自宅療養に切り替えたことを公表。

●2017年6月
自宅にて死去。

(主にwikipedia等参照)

 

\がんへの備えが不十分だと思う方へ/

※保険料を計算してみる

小林麻央さん、乳がんの発見が遅れたことについて後悔も…

小林麻央さんが残してくれたメッセージからは、定期検診の大切さや複数の病院で診てもらうセカンドオピニオンの大切さを学ぶことができます。

「あのとき、もうひとつ病院に行けばよかった。あのとき、信じなければよかった あのとき、、、あのとき、、、」

ブログ KOKORO.より(2016年9月14日記事)

参考:小林麻央さんが闘病した「乳がん」、かかる費用は?

では、もし乳がんになった場合、治療費はどれくらいかかるでしょうか?

【乳がんの平均入院日数と治療費】
●治療費:約18万円(健康保険適用後、3割負担の金額)
●平均入院日数:12.2日
(社団法人全日本病院協会公開データより)

この数値だけを見ると、「なんだ、意外に費用はかからないんだな」…と思うかもしれません。

 

しかし、この数値はあくまで平均的な数値です。

治療費は、がんの進行具合や治療法によっても変わります。

治療法によっては、健康保険が適用にならない治療法、つまり3割のみ負担にならず全額患者が負担しなければいけない治療方法もあります。

例えば、「先進医療」と呼ばれる治療方法の1つ、陽子線治療は約268万円かかります。
※厚生労働省 第38回先進医療会議「平成27年6月30日時点における先進医療Aに係る費用 平成27年度実績報告(平成26年7月1日~平成27年6月30日)」より算出

治療費以外にもかかる費用

そして、がんになった時にかかる費用は、治療費だけではありません。

●病院の差額ベット代(※)
(※)一言で言うと、(一般的に)1~4人部屋に入室されたときにかかる費用。
(厚生労働省H28年10月「第337回中央社会保険医療協議会・主な選定療養に係る報告状況」から)
●通院の交通費
●ウィッグ代(いわゆる医療用のカツラですね。抗がん剤や放射線での治療の期間中は、脱毛してしまいます。既製品でも数万円~10万円、完全オーダーであれば数十万。)
●乳房再建費用:約9万円(高額療養費適用の金額)※一般的に、乳房再建(片側)の費用は、健康保険適用で3割負担の場合(自家組織移植法の場合:30~60万円、人工乳房による再建法の場合:40万~50万円。)

 

また、上記以外にも、お見舞いに来てくれる家族の交通費や諸雑費がかかります。

私の知り合いのご家族は、娘さんが乳がんになり、お母さんが1日2千円の交通費をかけて2週間に毎日病院に通っていました。(がんの場合、自分の家から近い病院に入院できるとは考えない方がよいでしょう)

仕事をお休みしたり退職することで収入も減ってしまう可能性がある中で、闘病費用(通院費用、健康食品など)や生活費を負担していかなければなりません。(子供を大学まで行かせる場合は、子供ひとり約1,000万円もの教育費がかかるとも言われています)

 

さらにさらに…追い打ちをかけるように「再発」という可能性があるのががんという病気の厄介なところ。

命に直結し、金銭面でも生活を脅かす病気だから、あらためてがんって怖い病気なんだなぁということが分かりますよね。

小林麻央さん・海老蔵さんは、都内の高級マンに住み、家賃は170万円(!)との噂もあったご夫婦ですから、
このようなご家庭なら治療費や生活費、そして2児のお子さんの教育費にも困ることはないはずです。

 

しかし、これが一般のご家庭ならどうでしょうか?

普通の方なら、間違いなくポンと払えるお金ではないはずです。

だから、間違いなくがんになった時への備えは必要なのです。

がん保険で何ができるの?

「がん保険」にできることは、がんになった時の金銭的な保障です。

 

特に、がん保険の保障内容の中で、最も重要かつ強い味方となるのが「診断給付金」です。

診断給付金の保障内容は、例えば「がんと診断されたら100万円」というように、自由に使うことのできるまとまったお金が入るのが最大の特徴です。

払う保険料によっても保障される金額は異なりますが、その100万円の使い道は、自分の意志で自由に決めることができます。

治療費、個室代、通院の交通費、仕事を休む間の生活費など、自分の治療や生活に合わせ使い道を決めることができるのです。

 

医療保険には、この「診断給付金」がありません(医療保険に特約として「診断給付金」を付けることもできますが、保険料は医療保険の倍近く高くなってしまいます)。

医療保険は、例えば、「入院したら1日5千円」とか「手術したら1回10万円」とか、入院日数や手術をベースにお金が保障される商品です。当然、入院日数が多いほど、手術の回数が多いほどお金がもらえる仕組になっています。

 

しかし、実際のがん治療の場合、そんなに多く入院したり、何度も手術をすることはありません。

前述のデータにもあるように、乳がんの平均入院日数は、約12.2日。がんの診断給付金の特約が付いていない一般的な医療保険に加入していた場合、同じ乳がんという病気でも、もらえる金額は6万円(入院日額5千円の場合×12日分)のみ!これでは、生活費の足しにもならないですよね…

だから、がんに備えるなら、入院日数や手術の回数をベースとする「医療保険」ではなく、「がんと診断されたら100万円」という保障を受けることができる「がん保険」が必要なのです。

 

そして、もう1つ、「がん保険」には重要な役割があります。

それは、保険会社の担当者やオプションサービスの存在です。保険会社によっては、がん保険加入者だけが受けられるオプションサービスを提供しています。

例えば、がん検診費用が割引になるサービスや、がんに関する悩みを無料で訪問して相談に乗ってくれるサービス、現在診療を受けている医師(主治医)以外のアドバイスを受けることができるセカンドオピニオンサービスなど…各社商品によってその内容は様々です。

 

当ページ管理人もこれまでがん保険を販売してきましたが、保険でできることはあくまで金銭的な保障です。

しかし、実際に闘病をするがん患者の方やそのご家族からすれば、「保険に入っていたから良かった」だけではダメなのです。

患者さんが抱えているのは、「死ぬこと」「これまで生活が失われる」ことへの恐怖や不安。治療に伴う身体的な「痛み」もそうです。闘病をしていると、患者さんもそのご家族も気持ちが塞がってしまうのは当然です。

 

そんな時、ひとりで抱え込まずに保険会社の人と会話をしたり、保険会社が提供する相談窓口サービスを利用すれば、心の負担も少しは減る可能性があるのです。

「がん保険」には、金銭的な保障と精神的な負担をも軽くする役割があるのです。

 

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