池江璃花子さん、オリンピック間に合う可能性は?…白血病から復帰した有名人たち
2020年夏に開催される東京オリンピックまで、残りあと1年が過ぎ、徐々に出場選手が決定している競技などもあります。
その中で、やはり気になるのが、東京オリンピック出場候補として最有力だった競泳の池江璃花子さん(19)です。
2019年2月に白血病を患っているというショッキングなニュースから、最近では公の場に元気な姿を現すなど復帰への期待も高まる一方で、「白血病」という大病だけに、無理なプレッシャーをかけてはいけない…という暗黙の了解もあるようです。
はたして池江璃花子さんは、オリンピック間に合うのでしょうか?
今回は、池江璃花子と同じく、過去に「白血病」を患いながらも復帰した有名人・芸能員たちの事例なども紹介し、その可能性を考えてみたいと思います。
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目次
池江璃花子さんの「競泳」…オリンピック選考はいつ?
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2019年9月16日、日本水泳連盟は、東京オリンピックの競泳代表選考基準を発表しました。
その選考基準は、2020年4月に開催される「日本選手権」(東京アクアティクスセンター)での一発選考となりました。
競泳個人種目は、「日本選手権」の決勝で、オリンピックでの決勝進出が見込める「派遣標準記録」を突破し、2位以内に入ればオリンピック代表が決定します。
日本人男子では、すでに瀬戸大也選手の東京オリンピック出場が決定していますが、それ以外の選手は決まっていません。
池江璃花子さんは、この2020年4月に開催される「日本選手権」の出場に間に合い、2位以内の結果を残すことができればオリンピック代表に選抜されます。
復帰の可能性は?…過去に白血病から復帰した有名人
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池江璃花子さんが白血病から復帰し、来年2020年東京オリンピックの選考会である「日本選手権」の出場に間に合う可能性はあるのでしょうか?
池江璃花子さんは、2019年10月現在も治療に励んでいるということですが、当然のことながら、現在、詳細な病状までは明かされていません。
そこで今回は、参考までに、池江璃花子さんと同じく、過去に白血病を患い、その後復帰を果たした有名人・芸能人のたちを紹介したいと思います。
1)女優・吉井怜さん、急性骨髄性白血病から復帰
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現在、女優として活躍する吉井怜さん(37)は、2000年、18才の時に、急性骨髄性白血病を発症しました。
人気絶頂のときに、しかも18才という年齢で白血病になった…という点では、池江璃花子さんと同じですね。
当時、多感な年齢だった吉井さんは、医師から「抗がん剤投与による副作用で髪の毛が抜けてしまう」ということを告げられ絶望感を味わったと言います。
2002年、吉井さんの闘病生活を記した「神様、何するの…―白血病と闘ったアイドルの手記」は、当時のベストセラーにもなりました。
吉井怜さんが本格的に芸能活動に復帰したのは、白血病の発症から2年後の2002年頃からでした。
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2)タレント・友寄蓮さん、急性リンパ性白血病から復帰
#献血の日
1964年のこの日、輸血用血液を献血で確保すると定められました。
まだほんの数十年前の話…時代が違えば助からなかった命。大切な人達と過ごす時間を、未来を与えてくれてありがとう。
“歩んできた人生を肯定するために生きてゆく”。初掲載、高校の卒業文集より pic.twitter.com/L8pvE8Vcch
— 友寄 蓮 Ren Tomoyose (@ren_tomoyose) August 21, 2019
現在タレントとして活動をしている友寄蓮さん(24)は、2011年、16才のときに急性リンパ性白血病の診断を受けました。
高校生で白血病になった…という点でも池江璃花子さんと同じですが、池江さんが白血病を公表した際は、友寄さんも池江さん応援のコメントを発表しました。
芸能活動に復帰するまで、約1年4か月の闘病生活を送っていました。
3)俳優・渡辺謙さん、急性骨髄性白血病から復帰
俳優の渡辺謙さん(59)は、1989年、30才のときに急性骨髄性白血病を発症しました。
映画出演の降板を発表した記者会見では、『闘病生活の余りのしんどさに自殺まで考えた。』と過酷な心境を告白していました。
やはりプロとして活躍している有名人の方にとって、仕事は他の何にも代え難い大切なものなのでしょう。
約1年の闘病の後、治療を続けながらも芸能活動を復帰させますが、完全に治療が終了したのは1993年、発症から約4年後のことでした。
4)Jリーガー・早川史哉さん、急性白血病から復帰
画像:所属チーム公式サイトより
Jリーグ・アルビレックス新潟に所属する早川史哉さん(25)は、2016年春、22才の時に急性白血病と診断されました。
闘病生活やリハビリを経て、チームやサポーターなどの支えもあり、今年2019年8月、約3年半ぶりに公式戦のメンバーとして登録されました。
しかし、2019年現在、まだ1軍での公式ゲーム出場など、完全な復帰はできていない状況です。
プロスポーツ界でも、白血病から復活した選手はいた!…でも
白血病から復帰して、現在もプロの世界で活躍されている有名人の方たちは、意外と多くいらっしゃることが分かります。
特に、プロスポーツ界・Jリーガーとして活躍されいてる選手がいることを考えると、競泳選手である池江璃花子さんのオリンピック出場を期待せずにはいられません。
しかし、池江璃花子さんをはじめ、これまで多くの芸能人・有名人たちが経験されている白血病という病気は、「血液のがん」です。
この白血病を患い、現在も闘病中の有名人・芸能人の方、過去には白血病によって惜しくもこの世を去っていった有名人・芸能人の方がいることも忘れてはいけません。
また、「白血病」と言っても、様々な種類がありますし、病状の回復には個人差がありますので、仮に復帰できたとしても、同じようなスケジュールで復帰できるかは一概には言えません。
結論:白血病闘病中の池江璃花子さん、オリンピックは間に合うか?
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それでは、あらためて池江璃花子さんが東京オリンピック2020の選考会に間に合うのでしょうか?
2019年10月現在、池江璃花子さんが、公の場に登場したり、復帰に向けたトレーニングをしている…という情報から考えると、来年2020年4月に行われる選考会への出場は、間に合う可能性があります。
しかし、そうは言ってもプロスポーツの厳しい世界…1年近くのブランクは、大きなハンディとなることは間違いありません。
また、参考として今回紹介した“白血病から復帰した有名人たち”の闘病の経緯を見ても、1年後にすぐにプロの世界に復帰してすぐに本格的な活動を開始できた…という人はほとんどいません。
つまり、結論として、池江璃花子さんの東京オリンピック2020の出場は、難しい可能性が高いのではないでしょうか。
もちろん、これはあくまで管理人の個人的な考えです。
この予想がハズレて、池江璃花子さんがオリンピック出場の可能性があるのであれば、他のどんな選手よりも全力応援します!
そして、まずは、何よりも東京オリンピック候補選手としてではなく、19才の未来あるひとりの女性として、池江璃花子さんの健康を願わずにはいられません。
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関連記事:白血病を患った有名人・芸能人たち
今回は、参考として池江璃花子さんと同じく、過去に白血病を患い、その後、復帰をした有名人・芸能人のたちを紹介しました。
しかし、白血病を経験した芸能人・有名人の方たちの中には、現在も白血病と闘っている方や惜しくも命を落としてしまった方ももいらっしゃいます。
有名人・芸能人の方たちの闘病からは、勇気や希望を与えてもらう一方で、白血病という大病の怖さについても、考えなくてはいけません。
岡村 孝子さん
大塚 範一さん
ノブ・ハヤシさん(格闘家)
渥美拓馬さん(YouTuber)
大豊 泰昭さん
三瓶 明雄さん
夏目 雅子さん
参考:がんの治療費はどれくらい?
ところで、がんの治療費は、以下のような大きな金額がかかるとされています。
●乳がん:約55万円
●子宮がん:約60万円
●胃がん:約61万円
●肺がん:約65万円
●直腸がん:約71万円
●肝がん:約59万円
出典:厚生労働省 平成28年度 医療給付実態調査
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