“お色気営業”なんて言わせない!保険女子のビジネス戦略がすごすぎる件

 

みなさんは、「保険女子」をご存知でしょうか?

保険女子とは、今、SNS上でひそかに話題の“保険営業の美女集団”です。

堅苦しいイメージのある保険ですが、この保険女子は、水着や浴衣姿でプロモーションを行い、男性たちの心を一気にわし掴みしているのです。

 

その一方で、保険営業は、信頼・清潔感が重視される仕事という側面から、懐疑的な意見を持つ方も多いようです。

▶「それってただのお色気営業でしょ?」
▶「保険商品のこと、ちゃんと説明できるの?」
▶「どうせ仕事を続けられずに、すぐに辞めちゃうんじゃないの?」

 

しかし、この保険女子のコンセプトやSNSにおける発信を分析すると、このプロジェクトが、ただ単純に“女性の武器”を活かしたビジネス戦略ではないことが分かったのです!

今回は、「ただのお色気営業でしょ?」なんて言わせない「超戦略的」とも言える保険女子のビジネス・マーケティング手法について解説したします!

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アイドル?タレント?保険女子とは?

(画像:保険女子公式ホームページ

 

「保険女子」は、株式会社H&Y SALANGの代表・松浦有夏氏が立ち上げた生命保険営業のプロジェクトチームです。

保険女子のホームページでは、プロジェクトのコンセプトについて、“「保険業界をPOPに そして人生をVIVIDに」というビジョンのもと、自立を目指す女性たちがこれまでの常識を変えていくストーリーです”としています。

保険営業を行うのは、代表の松浦有夏氏をはじめ、主に20代~30代の「女性」のみ。現在、10名の募集人がホームページに掲載されていますが、とにかくみなさん美女揃いです。

 

そして、最も注目を集めているのは、そのプロジェクトに、タレントの杏さゆりさんが参加している点です。
杏さゆりさんと言えば、2000年代に活躍した超人気グラビアタレントさんです。


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また、SNS上で1万人以上ものフォロワーを持つ小山夏希さんも参加。

タレントや有名人から保険加入できるということで、今後、本格的なサービス開始後は、大きな話題となる可能性があります。

 

各メンバーについては、こちらの記事で紹介しています。

▶参考:「あのアイドルも参加する「保険女子」メンバーまとめ」

保険女子のビジネス戦略がすごすぎる!

有名人や美女から保険に加入できるというだけでも、画期的な保険営業のスタイルを提案している保険女子プロジェクト。

これで世の男性は、高い保険料を払ってでも保険に入ってしまう!?

…と思いきや!

そんな期待を鮮やかに裏切るかのごとく、この保険女子のビジネス戦略は、戦略的かつ現代的なマーケティング手法を取り入れたハイレベルなものだったのです!

今回は、その戦略の一部を紹介しましょう!

1.保険×インフルエンサーマーケティング!

 

 

保険女子の最も特徴的なビジネス戦略は、インフルエンサーマーケティング、つまり、インターネット・SNS等を中心としたメディアで影響力を持つ人物の“発信力”を活用したマーケティング手法を取り入れている点です。

「インフルエンサーマーケティング」とは、諸説ありますが、簡単に言うとこんな感じです。

↓↓↓

例えば、10代・20代の多感な女性が多く利用しているインスタグラムで、カリスマ的な女性タレントが、おすすめのメイク商品などを紹介すると「あの人が使っているメイク商品、私も欲しい!」と思いユーザーが購入

…さらにそのユーザーが「私、あのタレントの〇〇が使っているメイク商品を使っています!」とインスタ投稿することで、さらなる口コミを生み、そのメイク商品が売れてしまう…これがインフルエンサーマーケティングです。

 

保険女子は、大胆にもこのインフルエンサーマーケティング手法を取り入れ、斬新なビジネスを展開を図っています。

水着や浴衣姿のキラキラしたライフスタイルを公開しているのは、男性を喜ばせるためではなく、実は、そんなライフスタイルに共感しそうな20代・30代の同世代の女性をターゲットとしているからなのです。もちろん、男性も喜びますが…。

 

しかし、この斬新とも言える手法、斬新に思えて、実は、保険営業の本質をとらえたビジネスとも言えます。

と言うのも、保険営業の世界で優秀な人物は、いつの時代も”あなたから入りたい”と思われるようになり、多くの顧客を獲得してきた方たちばかりです。

つまり、「保険女子から保険に入りたい」「あなたから保険に入りたい」と思わせる営業手法やマーケティングは、まったく新しい手法に感じるようで、実は、とても普遍的で本質をとらえたビジネス展開なのです。

2.保険商品絞り込みによるコンセプト・ブランド力強化!

 

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元も子もないと思われてしまうかもしれませんが、最高の医療保険があるとすればそれは我が国の健康保険であるというのが様々な保険の勉強してきた私、代表個人の結論です。 なので、健康保険を補填する形で民間の保険に入るというなら、これかなぁという商品を3種類だけ取り扱っています。 日本には第二のセーフティーネットとして高額療養費制度が組み込まれていますし、医療費が高すぎて自己破産したというニュースも耳にしたことはありません。 損失補填が目的とはいえ、不安に煽られてたくさんの保険に闇雲に加入する必要はないのです。 http://hy-salang.co.jp/ #hokenjoshi #保険女子 #女性起業家 #起業女子 #女性社長 #ホームページ #自立女子 #保険事業 #医療保険 #女性の自立支援 #自由に働く #女性の自立 #働き方 #働く女性 #金融リテラシー向上 #夏休みの思い出 #throwback

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現時点で、保険女子が販売している保険商品は、“東京海上日動あんしん生命の医療保険”と発表されています。

具体的な商品名は公表していないものの、ツイッターでは、“現時点では入院したとき、がんになったときの為の医療保険3種類です。一つは引き受け緩和型のものです。”と、取り扱い商品について解説しています。

そう、つまり、販売する保険商品の絞り込みを行っているのです。

 

一言で保険と言っても、生命保険・医療保険・がん保険・所得補償保険・自動車保険・火災保険など…保険の種類を挙げたらきりがありません。

そして保険はとっても複雑な商品なので、それを分かりやすく説明して販売することは、かなり高度な知識と経験が求められるのです。

しかし、販売する保険商品を絞り込めば「保険商品のこと、ちゃんと説明できるの?」という懐疑的な意見も払拭できますね。

なぜ「医療保険」なのか?

では、なぜ保険女子は「医療保険」を販売するのでしょうか?

ビジネス戦略においては、こういった必然性も大切ですが、これにはちゃんと答えがある!…と本記事ライターは思います。

保険女子プロジェクト代表・松浦有夏さんが、生命保険業界と出会うきっかけとなったのは、松浦さん自身の中絶経験からであることをホームページでも明かしています。

また、保険女子メンバーの中には、シングルマザーも複数名在籍しています。

様々な人生を経験してきた中で、健康であることの大切さ、そして、もし健康を害してしまった場合の守るべき生活など、医療保険の必要性を女性という視点で訴えるストーリーを、保険女子たちは持っているのです。

保険商品を医療保険に絞り込むことで、保険女子のコンセプトやブランドは確固たるものへとなるのです。

これは、「ストーリー戦略」「共感マーケティング」とも言えるでしょう。

医療保険だけ販売しても、手数料少なくない?

一方、医療保険だけでは、保険販売の手数料が少ないので、どうやって生活していくのか?という疑問も、保険業界の人であれば抱くかもしれません。

そこは、インフルエンサーマーケティングが解決。モデルとしての活動や、YOUTUBEやSNSを活用した収益確保などによって、まかなわれていくと予想されます。

ちなみに損害保険については、“コラボする企画案はありますが、直接取り扱う予定は現在ありません”としています。
つまり、リーズ(=見込客を紹介し、手数料を得るビジネス)によっても収益を得ることも検討されているようですね。

3.保険女子は、完全紹介制!

保険女子は、今年2019年4月にホームページが立ち上がりましたが、一般向けには保険募集のサービスは行っていません。

現時点では、完全紹介制によって保険募集を行っているのです。

これについては、ツイッター上で「そういうビジネスモデルだからです( ´ ▽ ` )」と公表しています。

完全紹介制によって「保険女子に会いたい!」「いつか会えるかもしれない」という気持ちが高まり、保険女子というブランドはさらに上がっていくのです。

保険女子、今後のビジネス展開は?

 

ということで、今回は超戦略的とも言える、保険女子のビジネス戦略の一部を紹介しました。

すでにサービスは始まっているとのことですが、あくまで完全紹介制なので、その実態についてはまだ不明点が多いことも事実です。

しかし、代表の松浦氏は、今後の計画として、「実店舗のオープンやアプリのリリースも予定している」と発表しています。

また、保険女子のメンバーは現在10名ですが、今後、保険女子のプロジェクトが広まれば、さらに大物有名人が参加するといった可能性も推測できます。

 

一方、保険業界は、保険業法による保険募集における様々な制約があり、また、コンプライアンスにも厳しい業界。

積極的にプロモーションを行う上では、様々な制約や規制などが発生してくるといった指摘をしている同業者の方たちもいます。

高い壁を乗り越えながら、保険業界を盛り上げていくことが期待される保険女子プロジェクト。

 

今後も、彼女たちから目が離せません!