浅井企画・浅井良二前社長が闘病した「悪性リンパ腫」とは?

芸能事務所「浅井企画」の前社長・浅井良二さん(享年83才)は、2018年10月9日、悪性リンパ腫による多臓器不全により亡くなりました。

浅井良二さんと言えば、今や芸能界の大御所・萩本欽一さんがまだ無名だった頃からその才能を見抜き、浅井企画を設立した人物。

その後、小堺一機さん、関根勤さん、キャイ~ンなど大物タレントを育て上げた大手芸能事務所の社長として、多くの芸能人や芸能関係者から慕われてきました。

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浅井良二さんお別れ会には、欽ちゃん・爆問・香取慎吾まで

11月26日には、浅井良二さんのお別れの会が都内で行われ、萩本欽一さん、関根勤さん、小堺一機さんなど所属タレントはもちろん、笑福亭鶴瓶、爆笑問題、元SMAPの香取慎吾さんまで数多くの大物芸能人らが出席。

多くの芸能関係者からも慕われた浅井さんらしく、祭壇の壇上では、多くの芸能人たちが爆笑トークを展開し、会場を沸かせました。

浅井さんについて、参列した萩本さんは「いつも給料を小切手で私のところに持って来ていたんだけど、それが来なくなって…」と語り、浅井さんの意志で病状については知らされていなかったことを明かしました。

萩本さんは、「浅井さんとお会いして50年。私が言うことで“それ出来ないよ”は、ひとつもなかった50年でした。浅井さん、わがままな欽ちゃんを本当にありがとうございました」と、浅井さんへの感謝の気持ちを述べました。

故・浅井良二さんが設立した「浅井企画」とは?

浅井企画は、1968年9月、中川プロダクションで三木のり平さんなどのマネージャーを務めていた浅井良二さんが、まだ無名だった萩本欽一さんや坂上二郎さんをマネージメントするために設立された事務所でした。

ちなみに三木のり平さんとは、あの“桃屋”のキャラクターのモデルにもなっている伝説的な俳優でありコメディアン。

浅井良二さんは超大物芸能人のマネジャーだった訳ですが、萩本欽一さんや坂上二郎さんの才能を見抜き、独立したという訳です。(優秀な芸能マネジャーとは、いつの時代もそういうものなのですね…)

そして、萩本欽一さんと坂上二郎さんによるコンビ・コント55号は大ブレイクし、芸能界の一時代を築き上げます。

その後も多数のお笑いタレントをブレイクさせ、現在でも、若手芸能人から文化人まで様々なタレントのマネージメントを行っています。

2018年9月には設立30周年を迎えましたが、翌10月、立ち上げから社長を務めてきた浅井良二さんは死去。

現在は、息子の浅井良一氏が社長に就任しています。

株式会社 浅井企画

株式会社 浅井企画 (☞公式HP)

●所在地:東京都品川区東五反田5-25-16 HF五反田ビルディング6F

●設立:1968年(昭和43年)9月

●資本金:1,000万円

●代表取締役:浅井良一

●社員:約30名(平成29年1月現在)

●業務内容:
・テレビ・舞台等のショー関係企画
・タレントマネージング
・タレント育成

●主な所属タレント
・萩本欽一
・車だん吉
・関根勤
・小堺一機
・キャイ~ン
・見栄春
・ずん
・モンキッキー
・中野浩一
・木村健太郎
・流れ星
・どぶろっく
・松本秀樹
・坂本ちゃん
・花香よしあき
…等

浅井良二さんが闘病した「悪性リンパ腫」って?

浅井企画社長・浅井良二さんが闘病した「悪性リンパ腫」とは、どのような病気なのでしょうか?

芸能人や有名人では、これまでロックバンド・SOPHIAの都啓一さん、マンガ界の巨匠・石ノ森章太郎さんらがこの病気と闘いました。

1.悪性リンパ腫とは?

悪性リンパ腫は、血液細胞に由来するがんの1つで、白血球の1種であるリンパ球ががん化した病気です。

全身のいずれの場所にも病変が発生する可能性があり、多くの場合は頸部(けいぶ)、 腋窩(えきか)、 鼠径(そけい)などのリンパ節の腫(は)れが起こりますが、消化管、眼窩(がんか:眼球が入っている骨のくぼみ)、肺、脳などリンパ節以外の臓器にも発生することがあります。

2.悪性リンパ腫の症状

首や腋(わき)の下、足の付け根などリンパ節の多いところに、通常は痛みのないしこりとしてあらわれます。

数週から数カ月かけ持続的に増大して縮小せずに病状が進むと、このしこりや腫れは全身に広がり、進行するに従って全身的な症状がみられるようになります。

全身的な症状としては発熱、体重の減少、盗汗(とうかん:顕著な寝汗)を伴うことがあり、これらの3つの症状を「B症状」といいます。

その他には、体のかゆみや皮膚の発疹、腫瘤(しゅりゅう)により気道や血管、脊髄(せきずい)などの臓器が圧迫されると、気道閉塞、血流障害、麻痺(まひ)などの症状があらわれ、緊急で治療が必要な場合もあります。

3.悪性リンパ腫の原因

発症の原因はまだ明らかではありませんが、細胞内の遺伝子に変異が加わり、がん遺伝子が活性化することで発症すると考えられています。

また、一部にはウイルス感染症が関係することや、免疫不全者に多いことが知られています。

引用:国立がん研究センター がん情報サービス