川島なお美さんの胆管がん闘病経緯

女優の川島なお美さんは、2015年9月、54歳で胆管がんによって亡くなりました。

川島なお美さんと言えば、ドラマの『失楽園』に代表されるような妖艶な魅力を持つ女優として活躍しました。
「私の血はワインでできている」と公言するほどワイン好きな女優さんとしても知られ、夫でパティシエの鎧塚俊彦さんと結婚したことも話題になりました。

今回は、川島なお美さんの胆管がん闘病の経緯をご紹介します。

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川島なお美さんのプロフィール

公式ブログ

●生年月日:1960年11月10日
●出身地:愛知県守山市(現・名古屋市守山区)
●身長:158cm
●血液型:AB型
●主な出演作品:『家なき子2』(1994)、『失楽園』(1997年)など

川島なお美さん、がん闘病の経緯

●2013年
・8月、健康診断で腫瘍が見つかる。胆管がんであることが判明するも手術や抗がん剤による治療は行わず。
・その後、「この人なら命を預かれる」と思ったと言う医師に出会い、手術を決断。

●2014年
・1月末、腹腔鏡手術を受ける。
・7月、再発したことが判明。医師からは、夫の鎧塚氏のみに余命1年であることが告げられる。

●2015年
・6月、末期症状として腹水が溜まり始める。
・9月17日、出演中のミュージカルを降板。
・9月23日、自宅療養中であることを公表される。
・9月24日、都内の病院で逝去。

最後まで女優魂を貫いた川島なお美さん

亡くなる直前まで舞台やイベント出演の活動を続けた川島さん。

夫の鎧塚さんのお話によると、この頃は、がんの末期症状として、1日に5ℓもの腹水が溜まるようになっていたと言います。水を抜いても次の日には溜まってしまい、38kgの体重のうち5kgが腹水ということもあったそうです。“激ヤセ”報道が出たのは、ちょうどこの頃。

川島さんは、腹水を抜き、解熱剤と点滴を打ちながら命がけでステージに上がっていたのでした。

最後まで女優魂を貫いた川島さん。
これまで献身的なサポートをしてきた鎧塚さんも、懸命に生きようとする女優としての川島なお美さんを止めることはできなかったと手記で明らかにしています。


カーテンコール

川島なお美さんが選択した「代替療法」とは?

川島さんは、闘病中、抗がん剤による治療は拒否したそうです。
手術後の5年生存率が40〜50%であると言われる中でも、手術後の化学療法なども一切行わなかったそうです。

夫の鎧塚さんによると、川島さんは“絶対に治る”と信じながら治療法を自身で調べ、免疫力を向上させる食事療法や漢方、マイクロ波治療などあらゆる代替療法を実践していたと言います。

通常、がんの治療は、手術(切除)、抗がん剤治療、放射線治療などによる治療が一般的です。
それらの治療法は、がんの治療に有効と医学的に根拠があるとされているものです。

一方、川島さんが選択した食事療法や漢方などによる「代替療法」「民間療法」と呼ばれる治療法は、がんの治療に有効という医学的な根拠が証明されたものではありません。

そのため健康保険なども効かず、高額になりがちです。
ひと昔前は、がん患者の方の弱みにつけこみ“がんに効く”といったキャッチコピーで販売する高額なサプリメントや漢方などがよくありましたが、現在では、そのような表現で販売することは違法となりました。

しかし、このような経緯などもあり、代替療法を選択することには賛否両論ありますが、病気の進行具合や余命などによっては、手術や抗がん剤治療が身体に大きな負担をかけてしまうこともあるため、代替療法を選択しなくてはいけないというケースもあります。

いずれにしても、代替療法を行う場合は、まず担当医師に相談すべきというのが通説となっています。