サザン桑田佳祐さんの食道がん闘病…桑田さんはがん家系?現在は?

サザンオールスターズの桑田佳祐さんは、2010年、54才の時に、食道がんが発覚します。

今回は、桑田佳祐さんのがん闘病や、食道がんについて確認していきましょう。

【プロフィール】
●生年月日:1956年2月26日
●出身地:神奈川県茅ケ崎市
●血液型:A型
●出身大学:青山学院大学 経営学部
●所属事務所:アミューズ
●2017年、4月からNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の主題歌「若い広場」を担当し、大きな話題を呼ぶ。8月にリリースしたソロとして約6年半ぶりとなるオリジナルアルバム「がらくた」が大ヒット。

10月からはそのアルバムを引っ提げ全国アリーナ&5ドーム”を開催し、約40万人を動員した。

2018年4月4日には、そのツアーの模様を収めた映像作品『がらくたライブ』をリリースする。95年にスタートしたTOKYO FM系全国ネットでオンエア中のレギュラーラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(毎週土曜日23:00~23:55)は、スタートから23年が経過した長寿番組となっている。

画像・引用:サザンオールスターズ公式HP

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サザン桑田佳祐さんの食道がん闘病経緯

●2010年
・2月、定期健診の際、食道が荒れていると指摘を受ける。
・5月、ゲップが多いなどの異常を感じるようになる。
・7月、毎年2月に行っていた定期健診の時期を早めて行ったところ、初期の食道がんとの診断を受け、公表。
・8月、6時間にも及ぶ食道と胃をつなげる手術を行い、その後は、ICU(集中治療室)での入院生活を送る。下旬、仕事に復帰。

がん家系だった桑田佳祐さん家族

実は、桑田さんのご家族は、1994年に桑田さんのお母さん、2004年にはお父さん、そして、2008年には、お姉さんをそれぞれがんで亡くしていることを明かしています。いわゆる“がん家系”とも言えるでしょう。

但し、家族の遺伝が起因するがんは、胃がん、乳がん、前立腺がんなどの一部の特定のがん。
国立がん研究センターによると、遺伝性のがんは、全部のがんのうちの5%だそうです。
がん家系だからと言って、必ずがんになるという訳ではありません。

逆に、近い親族にがんになった人がいない方でも、突然、がんになってしまうというケースも珍しくありません。
特に、桑田さんが闘病した食道がんは、生活習慣によって大きくリスクを高める可能性のあるがんと考えられています。

では、食道がんとはどのような病気なのでしょうか?

サザン桑田佳祐さんが闘病した食道がんってどんな病気?

あらためてサザン桑田さんが闘病した「食道がん」について確認していきましょう。

食道がんとは?

食道がんは、食道の内面をおおっている粘膜の表面にある上皮から発生します。

食道の内面をおおっている粘膜から発生したがんは、大きくなると粘膜下層に広がり、さらにその下の筋層に入り込みます。もっと大きくなると、食道の壁を貫いて食道の外まで広がっていきます。

食道の周囲には、気管・気管支や肺、大動脈、心臓など重要な臓器が近接しているので、がんが大きくなるとこれらの臓器に広がります。

また、食道の壁の中と周囲には、リンパ管や血管がたくさんあります。そのため、がん細胞がリンパ液や血液の流れに入り込んで食道を離れ、食道とは別のところに流れ着いてそこで増え始め転移します。

リンパの流れに乗ったがん細胞が、リンパ節にたどり着いてかたまりを作ったり、食道の周りのリンパ節だけではなく腹部や首のリンパ節にも転移することがあります。そして、血液の流れに入り込んだがん細胞は、肝臓、肺、骨などにも転移をするのです。

このような段階にならないよう、早期の発見と治療が大切になります。

食道がんにかかる率が高いのは?

一生涯の間に、食道がんになるリスクは、男性で2%、女性で0.4%。
死亡リスクは、男女ともにその半分で、男性は1%、女性0.2は%です。
食道がんになる確率、死亡率ともに男性のほうが高く、女性の5倍以上となっています。

また、男女ともに、40歳代後半以降に増加し始める傾向にあり、特に男性は女性に比べて急激にリスクが増加します。

食道がんの症状は?

食道がんは、初期の段階では自覚症状がないことが多く、健康診断や人間ドックのときに内視鏡検査などで発見されるケースが約20%と言われています。

無症状で発見された食道がんは、早期の段階であることが多く、治る確率も高くなります。
しかし、以下のような症状がある場合は、腫瘍が大きくなり進行している可能性もあります。

1.食道がしみるような感覚
2.食物がつかえるような感覚
3.体重減少
4.胸痛・背部痛
5.せき
6.声のかすれ

食道がんの原因は?

喫煙、飲酒、熱い飲み物や食べ物が、食道がんのリスクを高めるとされています。

特に、日本人に多い「扁平上皮がん」(へんぺいじょうひがん…体の表面や食道などの内部が空洞になっている臓器の内側の粘膜組織から発生するがん)は、喫煙と飲酒の関連が強く、お酒を飲みながらタバコを吸うと食道がんのリスクがさらに高まることも報告されています。また、少ないお酒の量ですぐ顔が赤くなってしまう方は、徐々に飲酒に慣れてきてその量が増えると、食道がんになるリスクは、通常の人の何10倍にも高まるという報告もあります。

逆に、喫煙や飲酒の習慣がない人が食道がんになることは、ほとんどありません。喫煙者は禁煙、飲酒は適量、熱い食べ物・飲み物は覚ましてから口にする…という基本的な習慣が予防になります。

また、野菜(でんぷん質のもの除く)や果物、βカロテンやビタミンCを含む食品の積極的な摂取も予防に良いとされています。

参考/引用:国立がん研究センター がん情報サービス 食道がん

サザン桑田佳祐さんの現在は?

桑田さんは、幸いがんを早期に発見することができたため、転移なども確認されず、手術を経て完全復帰。

2010年7月にがんが見つかり手術を行いましたが、翌月には仕事に復帰。
その年の年末にはNHK『紅白歌合戦』にも出場しています。

そして、手術から5年が経過した2015年の時点でも再発などもなく、昨年2017年は、ソロで全国ツアーも行うなど精力的な活動を行っています。