木山裕策さんが闘病した甲状腺がんって?最悪声が出なくなる…どん底から「Home」大ヒットまで

木山裕策さんは、2008年に歌手としてデビューする以前、2004年の36歳の時に甲状腺がんの告知を受けます。

木山さんと言えば、2007年、奥さんと子供を持つ一般のサラリーマンとして日本テレビ系のオーディション番組『歌スタ!!』に出演。その美声と歌唱力でチャンスを掴み、2008年、39歳の時に『home』で歌手デビューを果たします。そして“家族の絆”を歌ったこの楽曲と木山さんの歌声は、多くの人の心を掴み大ヒットし、年末には紅白歌合戦にも出場します。

今回は、木山裕策さんの甲状腺がん闘病の経緯をご紹介します。

画像:公式HPより

【プロフィール】
●生年月日:1968年10月3日
●出身地:大阪府大阪市京橋
●最終学歴:大阪外国語大学外国語学部スペイン語専攻
●職業:歌手、会社員
●活動期間:2008年 –
●レーベル:ユニバーサルミュージック

スポンサードリンク



木山裕策さんの甲状腺がん闘病の経緯

●2004年 3月、人間ドックで左側の甲状腺に悪性腫瘍が見つかり、甲状腺がん(乳頭がん)との診断を受ける。レベール4の疑いもあり、すぐに手術を受けるこよを勧められる。

●2004年 5月末、甲状腺の左葉を摘出。手術は無事成功。

“最悪、声が出なくなる“…どん底から歌手デビューまで

診断を受けた際、医師から「手術で腫瘍を取ってしまえば大丈夫」と言われる一方で、手術の際には、「声帯と繋がる神経を傷つけてしまうリスクもある。最悪の場合、声が全く出なくなることもある」と告げられ、手術の承諾書にもサインをさせられたそうです。

3歳でピアノを始め、学生時代も学園祭やライブハウスで歌を歌い、ずっと音楽に囲まれて生活してきた木山さん。当然のことながら、なかなか気持ちの整理がつかなかった…と言います。

その後、手術を無事に終え、その後の経過も良好。普通に日常会話をすることも問題なかったそうです。

しかし、歌を歌ってみると、ビブラートをかけることができない…高音域の声をコントロールすることもできない…。また、甲状腺から分泌されるホルモンの乱れにより、身体的にも、気持ち的にも落ち込みがちに。

一度はどん底の状態だった木山さんですが、懸命のリハビリにより見事に美声と取り戻します。そして、“自分の子どもたちに何かを残してあげたい”という気持ちが木山さんをつき動かし、運命を変える『歌スタ!!』に出演することになるのです。

参考:がんサポート

木山裕策さんも闘病した「甲状腺がん」って?

甲状腺とは、首の前側、のどぼとけのすぐ下にある、重さ10~20g程度の小さな臓器です。
体中の新陳代謝を促したり、成長・発育に関わるホルモン(甲状腺ホルモン)を分泌しています。

木山さんが闘病した甲状腺がんは、1年間に人口10万人あたり7人前後の割合で発症するとされています。

組織の特徴によって、「乳頭がん」、「濾胞がん」、「髄様がん」、「未分化がん」に分類されますが、木山さんの甲状腺がんのタイプは、最も多い「乳頭がん」でした。

甲状腺がんの9割は「乳頭がん」

乳頭がんは甲状腺がんの中で最も多く、甲状腺がんの約9割がこの種類に分類されます。

40歳から50歳代の比較的若い女性に多く、極めてゆっくり進行します。リンパ節への転移が多く見られますが、リンパ節の切除を含めた手術を中心とした治療が行われ、治療後の経過は良いとされています。

生命に関わるケースはまれですが、一部の乳頭がんでは、悪性度の高い「未分化がん」に種類が変わることがあります。

また、高齢で発症するほど悪性度が高くなりやすいと考えられています。

甲状腺がんの症状

● 甲状腺やその周囲のしこり(結節)、違和感
● 声帯を動かす神経(半回神経)の麻痺による声のかすれ(嗄声)。また、ハイリスクの場合、あるいは未分化がんの場合は、上記に加えて次のような症状がみられることもあります。
● 血痰
● 息苦しさ(呼吸困難)
● 飲み込みにくさ(嚥下困難)
● のどの痛み

甲状腺がんが進行してくると、次第に栄養状態の悪化や全身の衰弱もみられるようになります。

参考・引用:がん治療.com 甲状腺がんとは

木山さんは、現在も会社員と歌手の二足のわらじを履いて活動をしています。

また、木山さんは一時期はお子さんと過ごす時間を増やすために1年間仕事を休むなど、4人のお子様を持つ“イクメンパパ”として雑誌に多く取り上げられることも。

平日は会社員、週末はプロアーティスト…なんともステキなパパ生活を送っているようです!