男はつらいよ・さくら役…倍賞千恵子さんの乳がん闘病

倍賞千恵子さんは、2001年、60才の時に乳がんの診断を受けます。

倍賞千恵子さんと言えば、なんと言っても、映画『男はつらいよ』のさくら役ですよね。
破天荒で不器用なお兄ちゃん・車寅次郎を、いつでも優しく支える妹・さくらの姿は、多くの日本国民に感動を与えてくれました。(最近の若い人たちにとっては、2005年に公開されたジブリ映画『ハウルの動く城』のヒロイン・ソフィー役の方が馴染みが深いでしょうか)

出典:男はつらいよ 松竹公式サイト

 

そんな倍賞さんですが、実は、“がん”との縁はとても深いようです。

1996年には、『男はつらいよ』で長年共演を果たしてきた渥美清さんを肺がんで亡くしていますし、
翌1997年には、実姉の倍賞美津子さんが大腸がんとの診断を受け、大変な闘病生活を支えた経験もあります。
そして、それから間もない2001年には、ご自身も乳がんと闘病…がんという病気については、きっと特別な思いがあるはずです。

今回は、倍賞千恵子さんのがん闘病の経緯についてご紹介します。

【プロフィール】
●生年月日:1941年6月29日生まれ。
●東京都出身。
●1960年:松竹音楽舞踊学校を首席で卒業。同年、松竹歌劇団(SKD)へ入団 。
●1961年:松竹にスカウトされ松竹映画「斑女」でデビュー。
●1962年:「下町の太陽」で歌手デビューし、同曲でレコード大賞新人賞を受賞。
●1969年:映画部門では4人目の芸術選奨文部大臣賞を受賞。日本アカデミー賞 毎日映画コンクール キネマ旬報賞 等各賞受賞。
●2005年:紫綬褒章
●2013年:旭日小綬章
●映画「男はつらいよ」のさくら役に代表される庶民派女優として、また歌手としても親しまれ活躍中。

公式HPより。

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倍賞千恵子さん乳がん闘病の経緯

●2001年 冬、雪かきの際、肩が凝ったことをきっかけに胸にしこりを感じる。診断の結果、乳がんが発覚。
●乳房温存療法(※)による治療を行い、10日で退院。
●その後、放射線治療に通う。ホルモン剤は一時飲んだこともあったが合わずに中止。

 

倍賞千恵子さんが選択した治療法…「乳房温存療法」とは?

【乳房温存療法】
乳がんの治療方法は、主に「手術」「放射線治療」「薬物療法」があります。
そして、「手術」には、乳房を全摘出する手術と、乳房の一部を切除する手術があります。
温存とは身体機能を温存するという意味で、後者の乳房の一部を切除する手術(乳房温存手術)と温存乳房への手術後の放射線療法を組み合わせた治療のことを言います。
乳がんの再発リスクを高めることなく、乳房も残すことができる治療法として知られています。

 

 

倍賞さんは、2008年、動脈瘤りゅうの手術を受けたそうですが、がんの再発は、現在もないようです。

がん克服後は、同じく乳がん闘病の経験のある山田邦子さんが2008年に立ち上げた「スター混声合唱団」にも参加。チャリティによるコンサート活動を通して、がん撲滅のための啓発活動にも参加しています。

また、スター混声合唱団の中には、2015年に胆管がんに亡くなられた川島なおみさんも参加していました。
倍賞さんは川島さんとも親交があり、川島さんが2013年にがんを発症されてからは、倍賞さんが食生活のアドバイスもするなど良き相談相手になっていたそうです。

そして、今年2018年、倍賞さんは77才を迎えます。