宮迫博之さんのがん闘病…「スキルス胃がん」のスキルスの意味は?

お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之さんは、2012年にスキルス胃がんとの診断を受けました。

幸いにも早期発見によりがんを克服し、現在では、さらにお笑い芸人としてのポジションを確固たるものとしています。また、保険会社・アフラックのCMでは、自らの体験やその想いについて語り、がんという病気や、がん保険というものを、より身近に感じさせてくれるタレントとしても一躍買っています。

今回は、そんな宮迫博之さんのがん闘病、そして宮迫さんが闘病したスキルス胃がんについてもご紹介します。

【プロフィール】
●生年月日:1970年03月31日
●身長/体重:169cm /60kg
●血液型:B型
●出身地:大阪府 大阪市
●趣味:漫画/サッカー/ゴルフ/ダーツ
●特技:歌
●1989年5月に、蛍原徹(ほとはらとおる) と雨上がり決死隊を結成。
●所属事務所:吉本興行株式会社

公式HPより

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宮迫博之さんのスキルス胃がん闘病の経緯

●2012年11月 人間ドッグにより異常が見つかる。精密検査により、スキルス胃がんと診断を受ける。
●2012年12月 休養を発表。腹腔鏡下幽門側切除の手術を受け、胃の3分の2を摘出し、同月22日に退院した。
29日には、テレビ番組に出演し、翌年2013年1月以降、本格的に復帰した。

“こいつのためにも治さなあかん”…宮迫さんの決意

宮迫さんは、当日小学6年生だった息子さんの少しでもショックを和らげようと、直接がんであることを打ち明けたと言います。お子さんに泣かれることを覚悟していたそうですが、返ってきた言葉は意外なもの。

「大丈夫。パパは絶対に大丈夫な人やから。すごい人やから大丈夫。」

この時、宮迫さんは、
「こいつのためにも治さなあかん」
と固い決意をしたそうです。

マイナビニュース(2014/08/10)宮迫博之、胃がん克服と息子がもたらした人生の変化「俺が守らなあかん」

宮迫さんが闘病した“スキルス胃がん”って?

宮迫さんが闘病した“スキルス胃がん”とは、どのようなタイプのがんなのでしょう?

確認してみましょう。

スキルス胃がんは胃がんの10%前後を占めており、女性や若年者の胃がんにもみられます。
がんの進行に伴い吐き気や上腹部痛、上腹部膨満感など、さまざまな症状が出現しますが、スキルス胃がんに特有の症状はありません。
また、スキルス胃がんは、胃の壁の中をしみこむように浸潤し、粘膜の表面にはあまりあらわれないため、内視鏡検査でも診断が難しいことがあります。
また、腹膜播種(ふくまくはしゅ)やリンパ節転移の頻度が高いため、治癒切除が困難なことが多く、予後が悪い傾向にあり、治療が難しい胃がんの種類の1つです。
近年、抗がん剤による治療効果の向上が期待されています。

国立がん研究センター がん情報サービス 胃がん

つまり、症状がなく、見た目にも発見が難しく、発見した時にはがんが進行し治療が難しい…厄介ながんということですね。

ちなみに“スキルス”とは「硬い」という意味に由来する言葉で、その名の通り、胃の壁全体が硬くなってしまうのが特徴だそうです。

早期発見により“余命半年”を回避…アミノインデックスって?

宮迫さんが、がんの診断を受けた際、その進行度を表すステージは「1A期」。
胃がんの1A期とは、“10年生存率95.1%”
つまり、手術をすればほぼ命を脅かすことはない最も早期の段階だったのです。

とは言うものの、医師からは「放置すれば余命半年」と言われた宮迫さん。
早期発見ができて、本当に良かったですね!

ちなみに、宮迫さんの早期段階でのがん発見に貢献したと言われているのが、「アミノインデックス」(AICS)という検査方法です。

胃がんの検査というと胃X線検査(バリウム検査)や胃カメラが一般的だそうですが、「アミノインデックス」(AICS)は、血液を採取し含まれるアミノ酸の濃度バランスでガンの可能性を調べる方法。1回の採決で、複数のがんを同時に検査することが可能だそうです。

男性の場合は、以下の5種類、女性の場合は、以下の6種類のがんリスクの検査をすることが可能です

【男性】
●胃がん
●肺がん
●大腸がん
●膵臓がん
●前立腺がん

【女性】
●胃がん
●肺がん
●大腸がん
●膵臓がん
●乳がん
●子宮がん
●卵巣がん

尚、検診にかかる費用は、健康保険の適用にならないため、自己負担額として2~3万円程度かかる、やや高額な検査方法です。