「掛け捨て(かけすて)」っていう言葉の意味なんて、知らなかったよね

「掛け捨て(かけすて)」という言葉の意味、みなさんはご存知ですか?

保険の知識がある方にとっては何の違和感もないこの言葉ですが、保険について考える機会の少ない20代の方にとっては、知らなくても無理はありません。

ちなみに、がん保険は、基本的には「掛け捨て」です。
医療保険も自動車保険も火災保険も、基本的には、掛け捨てです。
というか保険は、大抵が掛け捨ての保険です。

 

では、あらためて掛け捨ての保険とは、どのような保険のことを言うのでしょうか?

今回は、あなたもいずれ入るであろう保険を知る上で、必ず知っておきたい最低限の基礎知識として「掛け捨て」の保険についてお話します。

「掛け捨て」保険の特徴

“掛け捨て”の保険とは、満期保険金(※1)や解約返戻金(※2)のないタイプの保険の事です。

※1:満期保険金:個人年金保険、終身保険のように満期(60歳とか65歳とか、予め設定したタイミング)が来ると受け取れる保険金。
※2:解約返戻金:保険を解約した時に受け取れるお金の事。

満期保険金や解約返戻金のあるタイプは、“貯蓄タイプ”の保険と言われたりもしますが、一方、“掛け捨て”の保険は、毎回支払って終わり…なので、貯蓄ができないタイプの保険ということになります。

つまり、掛け捨ての保険をとてもざっくり簡単に言うと、支払った保険料が全く(もしくはほとんど)戻って来ないタイプの保険という事になります。

「それなら絶対貯蓄できる保険の方ががいいじゃん!」
「掛け捨ての保険なんてダメじゃん!」
…という意見もありますが、前述の通り、そもそも保険は大抵が「掛け捨て」の仕組になっています。

数年前、がん保険や医療保険にも“貯蓄タイプ”の保険商品が発売され業界では多少話題になりました。
しかし、やはり、世間の主流は、昔も今も掛け捨てタイプです。

では、どうして世間の多くの人が、掛け捨て保険を選択しているのでしょうか?

「掛け捨て」保険のメリット・デメリット

どうして世間の多くの人が、掛け捨てのがん保険を選択しているのでしょうか?

下記に、掛け捨て保険のメリット・デメリットを説明します。

【掛け捨て保険のメリット】

(1)保険料が安い。
(2)保険料が安いので、保険の見直しがし易い。
(3)年齢が若い時ほど、保険料が安い。

【掛け捨て保険のデメリット】

(1)がんにならなければ、支払った保険料はムダになる。
(2)年齢とともに保険料が上がる場合がある。
(3)保障が一生涯続かない場合がある。

 

一方、貯蓄タイプの保険は、支払った保険料を無駄にすることなく、保険料も上がらないという大きなメリットがあります。

しかし、その分、保険料がとても高くなりますし、途中で解約してしまうとこれまで支払った分の全額が返って来る仕組にはなっていないので保険の見直しも難しい…というデメリットもあります。

さらに、貯蓄タイプのがん保険・医療保険(あんしん生命の商品)は、保障を充実させるための特約(オプション)部分は貯蓄されません。

こうして掛け捨てタイプか貯蓄タイプか保険を比較してみると、貯蓄がしたいのか?万が一の時のために備えたいのか?分からなくなってしまいますよね。

保険は、「掛け捨て」でいい!

で、結局、保険は掛け捨てがいいのか?貯蓄タイプがいいのか?というと…

掛け捨てでOKです!

特に、
“現在、初めて加入するがん保険を検討している”という方、
“今、20代、30代”という方、
…であれば、まずは掛け捨ての保険に入っておきましょう。

その大きな理由は、以下の3つです。
1.20代、30代は、仕事や遊びや趣味…色んな事にお金がかかる!保険料はできるだけ抑えましょう!
2.保険商品は日々進化!見直しだってしやすい方がいい!
3.若いうちから保険で貯金をしようとすると損するリスク大!

ぜひ保険を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

 

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