美貌のウラに壮絶な過去!高橋メアリージュンさんの子宮頸がん闘病

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女優やモデルとして活躍する高橋メアリージュンさんは、2018年1月に発売された自らの著書『Difficult?Yes. Impossible? …No. わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして』の中で、29歳の時に子宮頸がんに罹患し、その後、克服していたことを明かしました。

著書では、他にもご家族の借金を高橋も返済していたという話や、2013年に患った潰瘍性大腸炎の闘病経験など壮絶な経験を告白しています。

日本人とフィリピン人のハーフの高橋メアリージュンさんは、『CanCam』の専属モデルなどのモデル活動を始め、映画やドラマで現在も活躍中です。過去には、NHKの朝ドラにも出演した経験も持つ立派な女優さん。

クールなイメージのある彼女ですが、実は、とっても苦労人だったんですね。

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高橋メアリージュンさんのプロフィール

 

 

 

 

 

 

 

所属事務所公式ページより

【プロフィール】

●名前:高橋メアリ―ジュン

●生年月日:1987年11月8日

●出身地:日本・滋賀県

●所属:エイジアプロモーション

高橋メアリージュンさんの子宮頸がん闘病の経緯

●2016年秋 体調に異変を感じ近所の婦人科へ診察に行った際、子宮頸がん検査を受診。

●2016年11月 検査結果で子宮頸がんと診断される。

 

高橋メアリージュンさんが経験された「子宮頸がん」は、20歳代の若年層で、急激にかかる可能性の高い病気とも言われています。

1年間に約16,000~17,000人が診断され、約2,500人が亡くなっているというデータもあります。

【子宮頸がん(上皮内がんを含む)発生率の推移】

出典:国立がん研究センター

 

しかし、その一方で、早期発見ができれば克服できるがんなので定期的な検診はとても有効のようです。

実際、高橋メアリージュンさんも、診断から約1年で子宮頸がんを克服しています。

 

そして、「女性に子宮頸がん検診へ行ってほしい」という思いで、子宮頸がんの経験も、包み隠さずに赤裸々に本に記したそうです。

ぜひこの機会に「子宮頸がん」の基礎知識を一緒に学びましょう。

子宮頸がんってどんな病気?

では、高橋さんが闘病した「子宮頚がん」とは、いったいどのような病気なのでしょうか?

1.子宮頸がんとは?

婦人科のがんで最も多い子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がんがあります。

子宮体がんは子宮内膜がんともよばれ、胎児を育てる子宮体部の内側にある子宮内膜から発生します。

一方、子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部とよばれる部分から発生します。

子宮の入り口付近に発生することが多いので、普通の婦人科の診察で観察や検査がしやすいため、発見されやすいがんです。

また、早期に発見すれば比較的治療しやすく予後のよいがんですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要といえます。

2.子宮頸がんの発生要因

子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papillomavirus)の感染が関連しています。

HPVは、性交渉で感染することが知られているウイルスです。

子宮頸がんの患者さんの90%以上からHPVが検出されることが知られています。

 

HPV感染そのものはまれではなく、感染しても、多くの場合、症状のないうちにHPVが排除されると考えられています。

HPVが排除されず感染が続くと、一部に子宮頸がんの前がん病変や子宮頸がんが発生すると考えられています。

 

また、喫煙も子宮頸がんの危険因子であることがわかっています。

HPVには複数の型がありますが、最近、一部の型のHPV感染を予防できるワクチンが使用可能になっています。

たとえ、ワクチン接種を受けた場合であっても、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。

3.子宮頸がんの症状

子宮頸がんの主な症状には、以下のような特徴があります。

●月経以外の出血(不正出血)
●性行為の際の出血
●下腹部や腰の痛み
●月経血が増える、月経期間が長くなる
●異常なおりものが出る

これら子宮頸がんの症状は、子宮自体が体外とつながっている臓器でありながら、早期のがんでの症状はほとんど見られないことが特徴とされています。

しかし、子宮頸がんは、細胞の異常が起きた後に、その異常となった細胞ががん化するという過程をたどることが分かっています。

そのため、細胞がまだがん化していない状態、細胞の異常(これを「異形成」の状態といいます)が起きた状態のときに、検診などで発見することが可能ながんとされています。です。

がんが進行するにつれて、上記のような症状がみられるようになります。

がん治療.comより引用)

子宮頸がん、治療費はどれくらいかかるの?

「抗がん剤は高いと聞く」

「子宮を残したい」

 

診断を受けた際、高橋メアリージュンさんは、このように考えたと著著で記しています。

 

子宮頸がんの治療は、早期の場合、がん病巣のある子宮頸部を円錐状に切る手術を行います。

この手術方法は、その後の出産も可能ですが、進行している場合は、子宮を摘出する手術や、放射線治療を行うことが一般的のようです。

 

では、子宮頸がんになってしまった場合の費用は、どれくらいかかるのでしょうか?

進行具合や治療方法によって医療費は大幅に異なりますが、平均額は、179,748円です。
(厚生労働省「平成27年度 医療給付実態調査」を元に自己負担3割で算出した金額)

 

意外にかからないんだなぁ…

と、思うかもしれませんが、これはあくまで「治療費」にかかる金額です。

●差額ベット代と呼ばれる入院にかかる部屋代
●交通費
●着替え
●食事代
…これらは全て自己負担となります。

 

このような費用も考えると、計約50万円はかかる可能性が十分にあります。

あとは、前述通り、進行具合や治療方法によって医療費は大幅に異なります。健康保険の利かない治療方法や薬は、余裕で自己負担100万円は越えてしまいます。

 

また、高橋さんは、現在もご家族が負ってしまった借金を返済しているそうなので、がんと診断された時は、ご自身の体の事はもちろん、今後の生活や家族の事…様々な不安に襲われたことは想像に難くありません。

お金の返済をしながら、高額な治療費の支払いをしていくことはとても大変なことです。

 

20代、30代の女性の中には、高橋さんのように家族の借金をご自身が払っている…ということはないにしても、自身の将来の夢や目標のためにローンを組んで資格取得を目指したり学校に通ったりという方もいるかもしれません。

もしくは大学の奨学金を、社会人をしながら返済しているという方もいるでしょう。

そんな時に大病を患って仕事ができなくなるとしたら…

定期検診による早期発見、そして正しい知識と備えが肝心ですね。

 

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