田中好子さんのがん闘病

田中さんは、1970年代に一世を風靡した伝説的アイドルグループ、キャンディーズのメンバーとして活躍をしたタレントさんです。アイドル卒業後も女優として活躍し、ドラマ『家なき子』や朝ドラ『ちゅらさん』等、ヒロインのお母さん役を多数演じています。20代、30代、40代の方にとっては、きっと“優しいお母さん”というイメージが強いのではないでしょうか。

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そんな田中好子さんが乳がんで亡くなられたのは、2011年4月、55歳の時。亡くなられた時は、多くの著名人が追悼の意を表し、NHKのニュースでも通夜や告別式の様子を報じたことでも話題になりました。

 

【プロフィール】

●名前:田中 好子

●生年月日:1956年4月8日

●出生地:東京都足立区梅田

 

 

田中好子さん、闘病の経緯

●1992年   36歳の時、乳がんが見つかる。何度か再発を繰り返したがいずれも早期発見で治療を行いながら芸能活動を続けていた。(闘病のことは公表せず親族のみに伝えられていた)
●2010年10月 十二指腸潰瘍を患い、その治療のため絶食をしたことで体力・免疫力が低下し、乳がんが再発。
●2011年2月 がん細胞組織が急激に増殖するラッシュ状態となり、肺や肝臓にもがんが転移した。
●2011年4月21日 国際医療福祉大学三田病院にて逝去。

がん発症後も、芸能活動・ジム・妊活も…

田中好子さんが乳がんを発症されたのは、小達一雄さんと結婚したすぐ翌年の1992年、彼女が36歳の時でした。治療を行い、何度か再発をくり返してしまったようですが、年に3~4回の検診を受けていたおかげで早期発見でき、大事に至ることなく芸能活動を続けることができたそうです。

2010年に再発してしまう訳ですが、それまで約19年間も乳がんと上手く付き合って生活してきたということになります。その間には、体力をつけるためにスポーツジムに週3回通うような時期もあったようです。がんを公表せず、周囲に迷惑をかけまいと影で必死に努力されていたんですね。

また、1995年9月の女性セブンの記事によると、当時、田中さんは妊活のために夫婦で病院にも通っていると報じていました。田中さんには、夫・小達一雄との継娘はいましたが、田中さんご自身が出産することはありませんでした。しかし、女優として演じる役柄ではお母さん役が多かった田中さん。

実際、彼女の子供役として共演した経験のある俳優さんは男性22人・女性25人、合計47人にものぼるようです。
田中さんの葬儀の際、夫・小達一雄さんは「22男25女、合わせて47人もの子供に恵まれた。好子はそのすべての子供たちを心の底から愛していました」と生前の彼女を称えたというエピソードもあります。

朝ドラ『ちゅらさん』で、田中さん演じる“古波蔵勝子”の娘役ヒロイン“えりぃ”を演じた国仲涼子さんとは、プライベートでも本当の親子のように2人で旅行にも行ったりする仲だったようです。

葬儀の最後の喪主の挨拶の中で公開された、田中さん本人の肉声録音テープはとても話題になりましたが、これは田中さんが亡くなる約1か月前に、ご本人の希望により録音をしたものだそうです。

(参考:乳がんのガイドNEWSポストセブン

田中好子さんの乳がん治療方法は?

田中好子さんが選択された治療法は、「温存療法」と言われています。

【温存療法とは?】
乳がんの治療方法は、主に「手術」「放射線治療」「薬物療法」があります。

そして、「手術」には、乳房を全摘出する手術と、乳房の一部を切除する手術があります。
温存とは身体機能を温存するという意味で、後者の乳房の一部を切除する手術(乳房温存手術)と温存乳房への手術後の放射線療法を組み合わせた治療のことを言います。

乳がんの再発リスクを高めることなく、乳房も残すことができる治療法として知られています。
ただし、この温存療法は、誰もが選択できる治療法ではなく、初期段階の患者さんを対象したもの。
また、しこりの大きさ等によっても可否判断をするようです。

乳がん治療の治療費は?

では、この乳がんの温存療法にかかる一般的な金額はどれくらいでしょうか?

治療費のみでは、1年目で約53万円です。

がん治療費.comより)

「治療費の自己負担額が53万円程度なら、貯蓄でもまかなえなくはないかな?」
と思う方もいるかもしれません。

しかし、この53万円という金額は、あくまで1年目にかかる一般的な治療費です。

他にも、交通費やウィッグ代等もかかる可能性があります。

また、健康にこだわり、食べ物にこだわったり、ジムに通ったり、闘病には今までかからなかったお金がかかります。(田中好子さんも、ウィッグを付けてお仕事をされていたようですし、前述の通り、健康のためにジムにも通っていというお話もあります)

さらに、その後の通院や検診でもお金はかかります。

上記のデータでも、4、5年治療を続ければ、治療費だけでも100万円近くのお金がかかることが分かります。

田中さんはお仕事を続けることができましたが、治療に専念をすれば収入も減ってしまいます。

がんになってしまった場合、家計を支える旦那さんがいなければ、これだけ高額な治療費や生活費も全て自分で用意をしなければいけません。がん治療には、早期発見と経済的な備えが大切になるのです。

【参考】ウィッグ代はいくら?

医療用のウィッグは、健康保険も適用にならないので高額になりがちです。

既製品であれば数万円~10万円。一部オーダーメードやフルオーダーともなれば、10万円~数十万円と高額になります。

当然、金額が高い方が自然な仕上がりになるので、女性であれば誰もこだわりたい部分ですよね。